PRINCOの今日のパチパチ
Sidosso Princoちゃんの思わず拍手パチパチ記録
 



秩父札所三十四ヶ所観音霊場巡礼その3です。パチパチ!
29番長泉院の入り口にある見事な枝垂れ桜。春にはこの木を観に訪れる人も多いそうです。



本堂内には今からおよそ800年前に巡礼した僧により納められた石のお札が祀ってあります。



個人の願い事だけでなく、あらゆる寺院で国家の平和や震災復興などを祈っています。



30番法雲寺。小学生の時に『てんぐ祭りとがき大将』という映画を観たんですが、舞台となっていたのがこのあたり、秩父の「白久(しろく)」でした。この地に300年近く続いた『テンゴウ(天狗)まつり』が題材となっているのですが、今は少子化で祭り自体が休止中だそうで残念な限りです。

以前書いたブログ記事

小学1年生から中学3年生の男の子たちだけで、天狗小屋という建物(小屋と言ってもかなり立派なもの)を作り、そこで、祭りの日に未就学児や、女の子にお菓子を配るのです。そして、最後には自分たちの秘密基地であった小屋を燃やす、冬の夜空に赤々と燃える小屋という、非常に幻想的な光景がひろがります、、、。

小屋を作るにあたっては最上級生の中から一人、ガキ大将が選ばれます。そしてその子が中心となって、1ヶ月に亘り、小学生の子たちにノコギリやナイフの使い方、ツルの結び方、山を歩いて野草の種類などを教えるのです。徹頭徹尾、大人は一切介在しません。かつて中学生たちは、もしかしたら、親にも言えないようなことを伝え合ったのでしょう。素晴らしい異年齢教育の場です。
映画では、受験勉強をすると言って(中3の冬ですからね)小屋づくりに参加しない同級生との確執や和解などがあり、、、とってもいいお話でした。当時、『がき大将と18人 秩父のてんぐ祭り』(ポプラ社 絶版)という本も買ったのですが。おっと閑話休題。




きれいなお庭のお寺です。




おまけ。泊まったお宿にいたムササビ。2匹いました。飛ぶとこ見てみたいなー。


その4へ(だいぶ長いね。つい脇道にそれちゃうの。ごめんなさいね)


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