おかげさまで、円東寺の樹木葬区画『おおたかの森庭苑』への問い合わせを多くいただいております。パチパチ!
そんな中、「あれ?」と思うことも多々ありまして。
「実は先日、…を亡くしたばかりで、急いでお墓を探しています」
「それはご愁傷様です」
「四十九日(七七日)の納骨には、今日契約すれば間に合いますか」
「大変申し訳ないのですが、間に合いません」
「え!だって、四十九日に納骨しないといけないんでしょう?」
ちなみに、おおたかの森庭苑の契約は書類さえ揃えば1時間半ほどで済みます。しかし、その後に何度も打ち合わせをして彫刻デザインを作成し、実際に石材彫刻を終え、納骨できるようになるためには3~6か月かかります。
なお、多くの方がおっしゃる
【四十九日に納骨をする】あるいは【しなければならない】
というのは大きな誤解です。
仏教はお釈迦さまが今からおよそ2,500年前に開かれた教えですが、そこに四十九日(七七日)に納骨するという教えや決まりはありません。
そもそも、お釈迦さまも、真言宗を開かれたお大師さま(空海上人)も未だに納骨はされてませんので(^^;)
一般人である我々も、つい最近までは土葬ですから、四十九日に納骨(埋葬)ということは元々無かったのです。
ですので、上記会話のような方には「節目ということでしたら一周忌や三回忌、あるいは新盆などを目安にされてはいかがですか」とお話しています。
そして、自宅でお祀りするのはちょっと、、、という方は、お寺でお骨をお預かりしています。
逆に、自宅に置いておきたい(今は納骨したくない)という方もいらっしゃいますので、それはその方の意思を尊重しております。
また【分骨は良くない】というのも全く根拠のない話で誤解です。お釈迦さまのお骨は「佛舎利(ぶっしゃり)」と言って、世界中に分骨されていますから。
今は手元供養などもありますし、希望する方にはどうぞとお話しています。
※ただ、周囲にきちんと伝えておかないと、ご遺族に万が一何かあった際、事情を知らない人によって“ペンダントや置物タイプの手元供養を「物」として扱われる恐れ”があるので注意が必要です。
その他、気になることはご遠慮なくご相談ください。
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写真~
雨に濡れるたびに、河津桜のつぼみが膨らみます
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