映画『ドライブ・マイ・カー』がアカデミー賞にノミネートされ、流山市が盛り上がってます。
、、、、というのも、スターツおおたかの森ホールなど、一部が流山市内で撮影され、映画にもそれが出てくるからです。パチパチ!
作品賞、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞の4部門ノミネートだってんだから、凄いですよねー!
ただ、、、、、個人的に「自分が観る映画には知り合いや知っている場所に出て欲しくないな」、と思っているんです。
「あれ!今の〇〇じゃん!この映画でてたの!?」
「あれ?この場所ってもしかして、、、、」
と思ってしまった瞬間に、せっかく没入していた映画の世界から、現実に引き戻されてしまうんです。
むかーし、『嫌われ松子の一生』を観た時に、「あれ?今の大久保さんじゃん!?」と思ってしまったり、『殺さない彼と死なない彼女』を観た時に「あれ?ここって、ららぽーと柏の葉??」と思ってしまい、本来なら泣ける場面で、全然、泣けなくなってしまいました。もったいなかったなあ。
(↑特にこの時は、ららぽーと柏の葉で観ていたので「最近の映画って、観ている場所が画面に反映されるの???」と勝手に勘違いし、映画どころではありませんでした^^;)
以前、誰もが知っている某テーマパークに勤務が決まった方から「デートで行く場所が一つ減っちゃいました」と言われたのが、しみじみ分かります。
そっち側に行きたい、内側に入りたい、メンバーになりたい、、、、、と思っても、実際にそれが叶うと、それまでのポジションで味わえなくなってしまうんですよね。
例えばもし、あこがれの監督作品にエキストラでも自分が出演できたら、こんな幸せはありません。だけどきっと自分の出演シーンで、豆つぶのような自分を探しまくって、ストーリーに没入できないことでしょう。
もちろん、ホントにそんなことがあれば、別の幸せが得られるので「お前は何を言っているんだ」と言われそうですが。
さて、我々は、自分が欲しいものの中に入り込む覚悟が本当にあるのか!?!?
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