世界遺産・雪降る白川郷 ２１

異国から来た子供たちにとって雪の世界は驚きとともにこの上なく楽しいものに違いありません。喜ぶ姿を見て遠い日本に良い時期に来てよかったねと声をかけてやりたいと思いました。

世界遺産・雪降る白川郷 ２０

雪の重みを体で感じることはありませんでしたが、切り倒された大木の上にねばりつくように積もっている雪を見て、雪は確実に重みをもって村を押しつぶそうとしているように感じました。

世界遺産・雪降る白川郷 １９

綿帽子をかぶった物置小屋の壁の案山子のディスプレーは一昨年来た時もありました。この時は溜められた雪の山から見下ろしたのですがことしは雪山に登る道がありませんでした。

 

世界遺産・雪降る白川郷 １８

雪は歴史の全てを包み込むように降りしきり、南の国から来たお客の歓声まで吸い込んでしまいそうです。

世界遺産・雪降る白川郷 １７

和田家も雪の中に沈んでいます。その昔床下に大人の男が立って入れる空間を作りひそかに火薬の原料となる焔硝（硝石）を作り加賀前田藩の繁栄と人里離れた白川郷の大規模な合掌造りの集落を維持する裏家業を営んでいたそうです。