時々霧のような雲が薄くなって目の前の景色も見えるようになり、水を張った棚田がはっきりしてきました。天気は良い方向に動いているようです。日本の梅雨とは違い、時々シャワーのような雨が降っては止み間がある、というのがこちらの雨季です。止み間が長いか短いかは運しだいとのことです。
窓外の目線よりやや下に田んぼを一枚一枚積み重ねたような斜面が見えます。このホテルが棚田の山の真っただ中に位置していることを実感できました。
早朝。ホテルの部屋から望む山は雲の動きが急です。これからまた降るのか、それとも雲が上がって晴れるのか気がもめるところです。
夜半に激しい雨音がしていました。雨期なので明日は濡れながらの観光かと思いながら就寝しました。朝けたたましい時の声で眠りを破られました。窓を開けてみるとすぐ下の民家の庭で雄鶏が声を張り上げていました。別のいくつかの場所からもこれに呼応して「コケコッコー！！」がきこえます。
