部屋に入って一番驚きそしてうれしかったのは、ナント、シャワートイレがついていることでした。海外で最近日本人向けのホテルでは当たり前になってきましたが、この地ではまさかのことでした。
部屋に入り落ち着いたところで窓の外を見ますと、そこには棚田が這い上る山肌が見えました。ホテルは山のわずかな平地にできた町の角の谷側の斜面に立ち並んでいるようです。
フロントは控えめの大きさです。雰囲気はチャイナ系かなと思いましたがスタッフは全員ベトナム人で柔らかい物腰の対応でした。
玄関ドア左の止まり木に尾の長いオスの鶏が止まっていました。朝、あちこちで時を告げる「コケコッコー」の声の主の一羽が「彼」でした。オーナーの趣味が鳥類を飼うことで別の場所にあるゲージには孔雀もいました。
２連泊するホテルに到着しました。エントランスは珍しいとされるランなどの植物で覆われています。しっとりとした落ち着いた好感の持てるホテルです。
