下界ではもう旬は過ぎていますがこのあたりでは今が見ごろの「ワレモコウ」が斜面のあちこちに見えています。
駅から少し登った斜面に地味ですがたくさんの花を付けているのは「ゴマナですよ」と近くにいたスタッフが教えてくれました。せっかくですのでこのあたりに咲く花を紹介してもらうことにしました。
目を左に転じると岩場にしがみつくようにして建っている小屋が見えます。9合目の石室山荘のようです。 7年前の今日（9月27日）の噴火の時は石や灰がこの小屋にも飛んできたのでしょうか。
ロープウェイ山頂駅ができて初めて一般客がその姿を見ることができるようになった日本最高所にある滝が見えました。お山の水量の多少によって現れたり消えたり、どちらかというと見えることがまれなので幻の滝と言われています。
標高2150ｍは十分高い場所ですが、この１０段ほどの展望台でもやっぱり人気があり、次々とかけ上がる人は絶えません。
山頂駅の展望デッキに出ました。御岳山の気分はまだよろしいようです。標高2150mの雰囲気をじっくり味わいます。（9月12日撮影）
そろそろ山頂駅に近いあたりで北の方を見ますと乗鞍岳がしっかり見えます。その奥は北アルプスです。雲がかかる前のほんの一瞬の眺望でした。
高度を稼ぐにつれて森の様子が変わってきました。高地の森林でよく見かけるサルオガセがビッシリ張り付いている大木が目の前を通り過ぎていきました。この木もゆくゆくは枯れ木となってしまうのでしょうか。
