標高1570mから2150mの山頂駅までやく15分で運んでくれます。湧き上がる雲がもうしばらく待ってほしいと願いながらの搭乗です。
夏のシーズンは終わり、紅葉はまだ始まらない上に早い時間ですのでお客はまばらです。６人乗りのゴンドラリフト１基を独占して搭乗することができました。
お山はもう少し姿を見せてくれそうです。ここまで来たらロープウエイに乗らないという選択はありません。 往復2600円のチケットを手に乗り場に向かいます。
御岳ロープウェイ乗り場は県道２０号線から分岐して８Kmほど走ったところにありました。チケットオフィスをくぐったところの「天空花田彩（いろどり）」を前景にして御岳山の全貌を望めました。(９月１２日撮影）
そばの花が盛んでした。御嶽山が見えるところに広がるソバの花畑の風景を思い浮かべてきましたが、お山をおおう雲はそれを許してくれませんでした。
ススキの尾花が今盛りです。そういえば雨雲に邪魔されて中秋の名月は見えませんでしたが、名月にはススキの花穂一本が似合います。でも、これだけたくさん茂っていると趣は少しそがれてしまいます。
国道を少し外れて高原の枝道に迷い込んでみました。そこには秋の花々がいっぱいに咲き誇っていました。下界では公園や花畑でしか見えないオミナエシが当たり前のようにそこここに咲いています。
