午前中の早い時間だけ晴れとの予報を信じて開田高原の道を駆けました。九蔵峠展望台から見るお山の中腹から雲が湧き上がり始めています。開田高原に降霜の報がありましたが、御嶽山はまだ夏色が勝っています。(9月12日撮影)
以前にもお邪魔した喫茶店でお店こだわりのコーヒーとケーキを頂きました。ご主人は写真にも堪能で、ひとしきりご自分の作品談議に花が咲きました。コロナ禍で訪れる人が減り、国の支援も受けたとか苦労話も聞きました。
宿場の建物で目立つのは、道路側に突き出た庇(ひさし)です。金具で支えられた庇は何枚もの板を重ねて造られているので「鎧庇」と呼ばれ、これを支える桟木は正面から見ると猿の頭のように見えるので「猿頭」と呼ばれています。
旧い木の色があふれる中、突然赤いポストが現れます。時代を考えると変ですが。このポストも色彩的にアクセントを付けてくれるので許してしまいましょう。郵便切手の看板のお隣の大きな杉玉が下がった家は作り酒屋でしょうか。