教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

普段に戻る

2005年08月08日 19時00分03秒 | Weblog
 ようやく普段の生活に戻ったような気がします。しかも、今日は少し満足する生活ができました。
 今朝は、東京へ資料調査へ行く予定の先輩を、車で東広島駅まで送ってあげないといけなかったので早起きでした。この先輩は、先日私が東京から帰ってきたときに東広島駅に迎えに来てくださった方です。いつもお世話になってますし。
 先輩を送った後、図書館へ行って『帝国教育』を借り出し(雑誌は即日返却しないといけない)、年表の続きを。年表作成も久しぶりです。昼近くに年表作成の一日のノルマを達成。図書館へ返却すると同時に、「群像」の資料を借り出しました。昨日広大には資料がない、と言っていましたが、よく考えるとまだもう一冊だけ使えるものがあったので、借り出したわけです。そして、「群像」の執筆。ちょっと書くことが多かったので、少し時間がかかってしまいました。
 後は読書。今は中野光『大正デモクラシーと教育』(新評論、1977年。)を読んでます。実際に読んでるのは改訂増補版(1990年)で、内容は初版の第五章が全面改訂されているそうです。先日、中野光『大正自由教育の研究』を読了しましたが、この本はその続きとも言える本です。以前目を通した時は何もひっかからなかったのですが、今読むとおもしろいと思えます。セットで読まないと効果の半減する本ではないかと思いますね。『大正自由教育の研究』と同様、言いたいことがはっきりしていて読みやすく、しかも中野先生独特のバランスが面白いです。もうちょっとで読み終わるのですが、別用で中断。明日には読み終わるはず。
 
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