教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

岡山・後楽園の清流

2007年08月13日 23時55分55秒 | Weblog
 今日は旧友2人と岡山で会いました。
 まず後楽園へ行きました。後楽園というと私は中華料理屋を思い出すのですが(そういう名前の店が実家の近所にあった)、岡山な後楽園は、旧岡山藩の庭園です。貞享4(1687)年に池田綱政の命により着工、元禄13(1700)年に一応完成しました。江戸時代を代表する庭園の一つで、太平洋戦争中に大きな被害を被りましたが、戦後に復旧されたものです。文化財保護法による特別名勝に指定されており、正門から入って開けた庭に出た景色はすばらしいの一言に尽きます。
 私が一番感動したのは、旭川の上流から引いているという用水でした。全体よりも一部分に感動する様に、私の本質的な性格がちょっと見出せます(笑)。この用水は物凄い透明度で、底まではっきり見えます。写真は、「観騎亭」という建物の近くで、その用水を写したものです。用水には景色が映り込んでおり、この写真では、周りの林が映り込んでいます。何だかわかりにくい写真になってしまいましたが、この映り込みがすばらしいと思い、撮った次第。
 その後、すぐ隣りにある岡山城へ行きました。別名「烏城(うじょう)」とよばれる岡山城は、黒塗りの壁板がとても印象的でした。岡山城は、秀吉の五大老の一人・宇喜多秀家が慶長2(1597)年に建てた城で、壁が黒塗りなのは、戦国時代末期に建てられた城の特質だそうです。岡山城を見た感想を正直に言うと、再建された外観が真新しすぎて歴史的建物の印象がなくなっているように感じてしまい、若干なえました(苦笑)。すみません(^_^;)。
 岡山には、昨年学会で、何年か前資料調査でやってきましたが、まったく観光してなかったので初めての岡山堪能です。後楽園・岡山城観光のあとは、友人たちと飲んだくれてました。
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