教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

結成時における大日本教育会の根本的目的

2007年08月24日 21時57分02秒 | Weblog
 今日は研究に打ち込みました。
 9月2日発表のもとになる論文第1稿が、ようやくお目見え。以後は、他人の目にも耐えられるように磨き上げる作業が続きます。使う資料を増やそうかな…と思っているので、どうなるかはわかりませんが。設定されている発表時間は1時間を越えそうなので、どうやって発表するかも考えなくてはいけません。
 9月2日の発表は、京都大学で開かれる「教育史フォーラム・京都」研究会でのもの。題目は「結成時における大日本教育会の根本的目的」です。15:20から、京都大学百周年時計台記念館2階・第3会議室にて。研究会そのものは、9:30から同じ場所で開催されます。「翼賛団体」とされてきた大日本教育会像を批判的に検討することができたら、と思っています。「大日本教育会ってそもそも何なの?」「翼賛団体って何?」というような問題意識で聞いてくれると嬉しいです。教育学史については…私の中では「教育会史→教育学史」の道筋は立っているのですが、今回の内容では到達するのは勿論、触れるのも無茶デス。まずは、教育会の歴史像を明確にしないとね。
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