土岐英史4DAYS・3 Twin Guitar SESSION

2009年08月26日 | Live

8月14日(金) 曇りのち晴れ。

京都RAGで行われた土岐英史4DAYSの三日目を聴きに行きました。

■土岐英史4DAYS・3 Twin Guitar SESSION
2009年8月14日(金) Live Spot RAG
整理番号60番

土岐英史(Saxophone)
佐橋佳幸(Guitar)
安達久美(Guitar)
難波弘之(Keyboards)
清水興(Bass)
小笠原拓海(Drums)

土岐英史、佐橋佳幸、難波弘之と小笠原拓海は現山下達郎バンドのメンバー。安達久美と清水興はADACHI KUMI club PANGAEAのメンバー。
http://www.ragnet.co.jp/artist_adachi.html

今回は佐橋くんのリクエストで安達久美とのセッションになったそうだ。 メンバーの並びはステージ向かって左から佐橋くん、土岐さん、安達久美。3人がフロントで、難波さん、清水さん、小笠原くんが後ろでした。メンバーは入れ替わり立ち替わり、出たり入ったりして進行しました。佐橋くんがステージに上がると、土岐さんは「佐橋?」と譜面の中に隠れてないか探したり(笑)、佐橋くんは佐橋くんで「親父」とか「老人介護してます」とか言いたい放題で(笑)、意外と仲のいい二人でした。

安達久美を観るのは今回が初めてでした。ブルース系のギタリストになるんでしょうか。ジミヘンの「Little Wing」を演奏しましたけれど、ヴォーカルのほうは透明な声で、変に癖がなくてよかったのですが、ほとんど印象に残らなかったですね。ギターはいい音色で鳴ってました。二の腕が細いんですよ。ステージで映えてました。

バンドはみんな楽譜を見ながらの演奏でしたから、たぶん、ほとんどリハーサルも出来なかったんじゃないでしょうか。ぶっつけ本番だったと思うんです。それでもホント上手いです。ゆる~い感じでみんなにこにこ笑いながらのジャム・セッション。5曲で一部が終了したんですが、インプロビゼーションの応酬ですよ。小笠原拓海のドラム・ソロも聴けて楽しかったです。

20分ほどの休憩後の二部では佐橋くんがクラシックスIVの「Spooky」をカヴァーしました。安達久美とのギター・バトルもありました。そうそう土岐さんが書いた曲をやるときのこと。土岐一族の話になって、ねずみ小僧を捕まえたのが土岐さんの先祖で、「無礼講」という言葉も土岐家から生まれた言葉だという話がありました。それで土岐さんが、「ここからは無礼講で」と言うと、佐橋くんが「あっ、この曲、無礼講って言うんだぁ」とボケをかましたんです。すかさず土岐さん「違うわ(笑)」。ゆるい雰囲気ですぐに曲に入りにくかったのか佐橋くんが「なんか喋る?」ってなって。 土岐さんはなぜか小笠原くんを指名したんです。慌てて立ち上がって挨拶する小笠原くんでしたが何を喋ったらいいのか困ってました(笑)。出身を佐橋くんが訊くと「札幌です」と答えて。それでなぜかゴキブリの話になり、小笠原くんは札幌でゴキブリを見たことがなかったらしくて、はじめて見たときは発狂したとか、最近はすすきのあたりにはいるみたいだとか、そんな話になって、最後に佐橋くんが土岐さんのほうを見て「こんなでかいゴキブリでしょ。最近、土岐さん、油っぽいもんね(笑)」とオチをつけてました(笑)。その後の曲では佐橋くんが仕掛けるアドリブに、小笠原くんはエンディングのタイミングが合わず困っていました。目をまん丸にしながら佐橋くんを見ていたのがおかしかったです。

開演前に立ち寄ったIYEMON SALON。
http://www.iyemonsalon.jp/



はじめて入りましたがライブラリーなどありまして広かったです。

冷茶が出てきましたよ。



メニューに『お茶と愉しむ大人のおやつ』とありましたので
数量限定の「今月のひとくちフロール」をほうじ茶で注文しました。



まったりとしました。
コメント (2)
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