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うたのイラスト(高原のお嬢さん)

Youtubeを見ていたら、
紅白歌合戦で舟木一夫が歌う
「高原のお嬢さん」という懐かしい曲の映像があった。
私が小学生の頃で、舟木一夫も若かった。
今見ても、歌が大変うまい。
メロディーラインがくっきり分かって、
しかも真似ることのできない味わいがある。
この歌は、高原で知り合ったお嬢さんを
秋になって追憶する青年の歌である。
今時は流行らないかもしれないが、
孤独とロマンティシズムは、歌謡曲と相性がいい。
携帯電話などなかった昔、
逢えなくなればそれっきりだった。
相手が行方不明、ぐらいでよいのだ。
それぐらいでなければ、ロマンティシズムに浸れないではないか。
携帯の番号を変えられたとか、
呼んでも切られる、などというリアリズムは余計である。
いつしか姿が消えてしまった、というのが奥ゆかしくてよい、というのは
私が昭和にどっぷりつかった年齢だからかもしれない。
ところでその紅白の画面、
間奏の間に綺麗な女性が映るが、
女優の林美智子さんの若かりし頃ではなかろうか。
(間違っていたらごめんなさい。)
とにかく歌の雰囲気にぴったりの可憐さだ。
イラストも、60年代っぽく描いたつもり?です。
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