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イコンとしての三蔵法師

昔「西遊記」のテレビ放送で夏目雅子さんが玄奘三蔵を演じて話題になった。

あの姿を記憶している人は多いと思う。

それ以来、この役は女性が演じるものになったようだ。

そのイメージは女性的、というより中性的なもので、

仏法を求める精神性と相まって、一種の理想的な人間と化した感じがする。

語弊があるかもしれないが、「イコンとしての三蔵法師」となったのである。

その姿を描くときは、精神を集中して描かなければいけない気がする。

ちょっと神妙な気分で描いてみた三蔵法師。

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