松島町手樽地区の、丘陵地の裾にある田んぼの畦道を歩いていると、あちこちに
動物の糞が盛られたように重なっていました。
その太さから、キツネかタヌキのため糞でしょうね。
よく見ると、糞の中に木の実の種のようなものが、たくさん混じっています。
キツネは小動物を食べますから、このような種が混じることはないでしょう。
たぶん、雑食性のタヌキの糞でしょうね。
二枚とも2017.3.10撮影
淡褐色の堅い殻ですから銀杏(イチョウの実)かと思ったのですが、もっと細長い形のものが
多いですね。これはたぶんカヤの種でしょう。
カヤ(榧)は、宮城県内では沿岸部の丘陵地~低山の、急斜面や崖地に自生することの多い樹種
ですから、周囲の丘陵地に生えているものと推測されます。
カヤの実は軟らかな緑色の仮種皮に包まれていて、秋から初冬にかけて熟します。
これをタヌキが食べて、堅い種だけを糞とともに排泄したのでしょう。
その糞がほぐれて、種が現れたものと推測されます。
最下段の写真は、タヌキの糞の中のカヤの実の殻(外種皮)を割って、中の胚珠(はいしゅ)
を食べた跡のようです。食べたのはネズミかリスでしょうね。
このような無駄のない、食物サイクルを見ると心地良いですね (*^_^*)
動物の糞が盛られたように重なっていました。
その太さから、キツネかタヌキのため糞でしょうね。
よく見ると、糞の中に木の実の種のようなものが、たくさん混じっています。
キツネは小動物を食べますから、このような種が混じることはないでしょう。
たぶん、雑食性のタヌキの糞でしょうね。
二枚とも2017.3.10撮影
淡褐色の堅い殻ですから銀杏(イチョウの実)かと思ったのですが、もっと細長い形のものが
多いですね。これはたぶんカヤの種でしょう。
カヤ(榧)は、宮城県内では沿岸部の丘陵地~低山の、急斜面や崖地に自生することの多い樹種
ですから、周囲の丘陵地に生えているものと推測されます。
カヤの実は軟らかな緑色の仮種皮に包まれていて、秋から初冬にかけて熟します。
これをタヌキが食べて、堅い種だけを糞とともに排泄したのでしょう。
その糞がほぐれて、種が現れたものと推測されます。
最下段の写真は、タヌキの糞の中のカヤの実の殻(外種皮)を割って、中の胚珠(はいしゅ)
を食べた跡のようです。食べたのはネズミかリスでしょうね。
このような無駄のない、食物サイクルを見ると心地良いですね (*^_^*)
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