里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

コタニワタリ 沼倉の群生地

2019-12-31 | 日記

栗原市栗駒沼倉地区、車道から分かれて林道に少し入ると、山側斜面につやのある羊歯の葉が
チラッと見えました。駐車できそうなスペースを見つけて車を停め、少し戻って斜面を登ると、
先ほどの羊歯が見つかりました。コタニワタリですね。

今年は雪が無いので、葉の傷みがほとんどありません。周辺には点々と、或いは5~6株が島
状に生えていて、斜面全体では30~40株はありそうです。川が近く空中湿度が高いこと、斜面
に岩礫が多いことなどが、コタニワタリのお気に入りなのでしょう。

                             二枚とも2019.12.30撮影

斜面を下ってから林道を上がって行くと、コンクリート擁壁や石垣にも多くのコタニワタリ
が生えていました。特に擁壁にはたくさんの幼い株が着生しています。
擁壁の裏側に水脈があるようで、水抜きの管から湧き出しています。それでコンクリートが
湿り気を帯び、コタニワタリの着生を促しているのでしょう。

                             二枚とも2019.12.30撮影

コタニワタリは2016年の1月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。

https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/bf0130f1083a04d65a4ac320bc2460f6

 



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