一関市花泉町日形地区北部、丘陵上の集落や農地を巡る農道を上がって行くと、斜面に何
枚か棚田らしき段が見えます。傾斜の急な細い農道を上がってみると休耕田のようで、今
は採草地として利用されています。
採草地の縁に、マット状に濃緑色の植物が密生していて、ごく小さな花が点々と咲いてい
るように見えます。大雨の後なので採草地も水浸しになっていて、歩くたびにビチャビチャ
と水音がするほどです。歩み寄って確認すると、ヒメヤブランの花ですね。
採草地の縁や農道の法面など、数カ所に島状に広がっています。
二枚とも2020.7.16撮影
ヒメヤブランは日当たりを好む植物で、やや湿った草地や土手、耕作地周りなどで時々見
かけます。日形の丘陵上ではあちこちに生えていて、それはたぶん・・湿り気を含みやす
い土質によるものでしょう。匍匐茎をのばして増え、マット状に群生する傾向があります。
2020.7.16撮影
ヒメヤブランは2016年の7月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/e8ee55ad085a4fc8fd52246c2ef01d73
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