一関市弥栄地区、丘陵地中腹の集落道をゆるやかに下って行くと、斜面と道路の間に草地があって、青い花が島状に群れ咲いています。園芸種の三色スミレのような ?この辺りの集落ではよく見かける花で、私道脇や道路沿いの花壇などに好んで植えられていて、そこから逸出したのか、砂利敷の農道に点々と咲いているのを見たこともあります。
二枚とも202 . . . 本文を読む
一関市弥栄地区、丘陵地中腹の集落道をゆるやかに下って行くと、道路端に畑があって丈が50~60cmの作物が植えられています。時季よろしく紫色の花が咲いていて、花のつくりからナス科の作物のようですから、ジャガイモの花ですね。この畑の花は全て紫色の花で、咲き方も揃っていますから一つの品種だけが植えられているのでしょう。花色は他に白色、淡紅色、斑入りなどがあり、品種によって決まるようです。
代表的な品種 . . . 本文を読む
一関市弥栄地区、丘陵地の農道を上がって行くと棚田が続きますが、その殆どが耕作されずに牧草地のようになっています。そんな牧草地の間に畦道があって、野芝に覆われた心地良い草地になっています。畦道や法面を眺めると、白い綿毛を付けた植物が島状に群生しています。茎が白緑色で、小さな茎葉が疎らに付いていますから、チチコグサでしょう。
チチコグサの頭花は、小さな筒状花だけからなっているので地味ですが、白い冠毛 . . . 本文を読む
美里町南部、鳴瀬川堤防に並行する県道を走行していると、土手のあちこちにチガヤが群生していて、時折吹く風に銀白色の穂が波打つように揺れています。一か所だけ広い範囲に群生していたので、車を停めて撮ってきました。遠目にはけっこう密生しているように見えたのですが、近づくと割と疎らですね。
二枚とも2022.6.5撮影
銀白色の花穂はふ . . . 本文を読む
東松島市の宮戸島、丘陵地の松林内の踏み跡を下って行くと、林内にしては明るい一角に出ました。枯れた赤松を伐採したことで、日当たりがよくなったものと推測されます。
松林内の細い踏み跡を下って行くと、赤松の根方に小さな白い花が咲いているのを見つけました。しゃがんで観察すると、深山の尾根筋で何度か見かけたウメガサソウですね。周囲の赤松の根方などを探すとけっこう散生していて、合わせて15本ほど見つかりまし . . . 本文を読む