東松島市の宮戸島、防潮堤上から海側を見渡すと直下に砂浜が広がっていて、そこに何かが群生しています。砂浜に下りて観察すると、たくさんの線形の葉を付けた大株が群生していて、イネ科を思わす果穂を立てています。小さめの果穂の無い株を見ると、畑に植えられたニンニクに似ているような ? 初めて見る植物ですが、特徴がはっきりしているので容易に素性が判るでしょう。
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東松島市の宮戸島、防潮堤上から海側を眺めていると、岬の脇に狭い浜があって丈の低い植物が生えているのが見えます。幸い引き潮の時間帯で、歩いて浜まで行けそうです。
浜は砂泥や小礫からなっていて、わずかな凸状の高みには丈の低い植物が群生しています。歩み寄って観察すると根生葉を展開していて、その中心からは花茎が伸び始めていて、先端には紅紫色の花穂が付いています。何でしょうね、初めて見る植物です。
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東松島市の宮戸島、細い農道を海岸方向へ下って行くと、復興農地が広がっているものの未だ耕作されておらず、一面に雑草が生い茂っています。
そんな農地の一角に、黄色い花が群れ咲いているのが見えます。雑草を踏みしだいて黄花の咲いている所まで入って行くと、畦があるので水田にする予定の農地と思われます。黄花の植物を観察すると、5小葉からなる掌状複葉ですからオヘビイチゴですね。花がよく似たヘビイチゴなどよりも . . . 本文を読む
東松島市の宮戸島、小さな漁港近くに復興農地がありますが、未だ耕作されていないようで草に覆われています。その外周に農道が廻らされていますが、農地が耕作されていない状況では刈り払いも行われないようで、雑草が生い茂っています。
雑草が茂る農道を歩いて行くと、あちこちにキツネアザミが群生していますが、多くは花が傷んでいたり、既に冠毛が付いていたりなので花の盛りは先週あたりだったようです。写真は傷みの少な . . . 本文を読む
南三陸町南部、集落背後の林道を上がって行くと、林際の藪に何かのつるが絡んでいて、ちょうどボンボリ状にまとまった花序を付けています。葉を見るとツルウメモドキのようです。ツルウメモドキは雌雄異株ですから、この花は雄花か雌花の何れかですが、この時は判らなかったので後で調べるしかありません。
花の写真をよく見ると、雄しべの葯らしき丸いものが数個見えるので雄花でしょう。雄花は花弁がクッキリした星形で、花の . . . 本文を読む