白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

足踏みしたり 後戻りしたり 

2017年02月08日 21時26分07秒 | 日記

 

立春が過ぎ、太陽は輝きを増した。

そのまま春になっていくのかと思ったら、このところ、冬将軍が舞い戻ってきた。

この地では、毎日雪が降り、時には青空も覗くが、夜にはまた雪が舞う。

近くの温泉も雪に埋もれて、雪国の風情たっぷり。

まだまだ春は遠い感じだ。

 

2月になって、北国のキャンプインと称して自分なりのトレーニングを開始した。

1~4日まではさぼらなかった。

5日の日曜日、別府大分マラソンを見て、トレーニングは休養日とした。

その次の日から雪が降り続いた。

3日間、無理をしないと、さぼり続けた。

その間、これまで降り積もって、うずたかくなっていた雪の塊を片付ける作業はしていた。

そのせいか、腰痛に見舞われてもいたのである。

 

日中は青空が出た。

右の太ももの後ろ側の、攣るような痛さがあったが、それを押してランニング。

「動きながら治す。動くことで治す。」がモットーなのだから。

1キロほどのランニングの途中で、城山への登山を入れる。

この山は僕の踏みあと以外は、小動物の踏みあとがあるばかり。

標高530mの地点から、600mの距離を登って標高650mまで、120mの高度を稼ぐ。

走っている間のちょっとした息抜きになる。

展望台からは、善光寺平や北信五岳、北アルプスがよく見える。

家々の屋根も、田畑も雪をかぶり、北国の風情。

しばし景観を楽しんだ後、ゆっくり下山。

右足の痛みは続く。

下山後はランニングを再開。

時速10キロ以下のスピードで、ゆっくり走る。

走っていると足の痛みは無くなってくる。

 

昨日、カチューシャマラソンの案内状が届いた。

昨年ハーフマラソンに出た。

今年は5月21日だ。

まだ3か月以上ある。

焦らなくていい。自分に言い聞かせる。

冬ごもりでなまっていた体を目覚めさせるには時間がかかる。

 

本日は3.15キロメートルのランニング+城山の登山。それに庭の雪片付け。

季節と同じように、足踏みしたり、後戻りしたりしながらも、いつか前に進んでいるような、ゆっくりと確実に進んでいこう。