立春が過ぎ、太陽は輝きを増した。
そのまま春になっていくのかと思ったら、このところ、冬将軍が舞い戻ってきた。
この地では、毎日雪が降り、時には青空も覗くが、夜にはまた雪が舞う。
近くの温泉も雪に埋もれて、雪国の風情たっぷり。
まだまだ春は遠い感じだ。
2月になって、北国のキャンプインと称して自分なりのトレーニングを開始した。
1~4日まではさぼらなかった。
5日の日曜日、別府大分マラソンを見て、トレーニングは休養日とした。
その次の日から雪が降り続いた。
3日間、無理をしないと、さぼり続けた。
その間、これまで降り積もって、うずたかくなっていた雪の塊を片付ける作業はしていた。
そのせいか、腰痛に見舞われてもいたのである。
日中は青空が出た。
右の太ももの後ろ側の、攣るような痛さがあったが、それを押してランニング。
「動きながら治す。動くことで治す。」がモットーなのだから。
1キロほどのランニングの途中で、城山への登山を入れる。
この山は僕の踏みあと以外は、小動物の踏みあとがあるばかり。
標高530mの地点から、600mの距離を登って標高650mまで、120mの高度を稼ぐ。
走っている間のちょっとした息抜きになる。
展望台からは、善光寺平や北信五岳、北アルプスがよく見える。
家々の屋根も、田畑も雪をかぶり、北国の風情。
しばし景観を楽しんだ後、ゆっくり下山。
右足の痛みは続く。
下山後はランニングを再開。
時速10キロ以下のスピードで、ゆっくり走る。
走っていると足の痛みは無くなってくる。
昨日、カチューシャマラソンの案内状が届いた。
昨年ハーフマラソンに出た。
今年は5月21日だ。
まだ3か月以上ある。
焦らなくていい。自分に言い聞かせる。
冬ごもりでなまっていた体を目覚めさせるには時間がかかる。
本日は3.15キロメートルのランニング+城山の登山。それに庭の雪片付け。
季節と同じように、足踏みしたり、後戻りしたりしながらも、いつか前に進んでいるような、ゆっくりと確実に進んでいこう。