鳥取方面では大雪の便りが聞こえてくる中、この北信濃では雪もそれほどのことは無くて、意を決して走りに行く。
小布施橋の近くに車を停め、堤防道路は積雪があって走りにくいので、車道の端を走る。
道端には積雪があるが、道路の端を走れるだけの幅はある。
時速10キロ弱の速度で走る。
これでも結構きつい。
飯山線の立ヶ花駅では、ディーゼル機関車がちょうど滑り込んできた。
あまり使わないGPSのカメラを使ったので慣れないため自分の指が写り込んでしまった。
普段使うカメラは、走るには邪魔なので、GPSをポケットン忍ばせていたのだ。
この飯山線は、ローカル線なので、そんなに多くの本数は走っていない。
偶然出会うのはかなりラッキーなことなのだ。
前回はここで引き返したのだが、千曲川に沿ってもう一本下流の橋まで足を延ばすことにした。
千曲川の岸辺は雪で真っ白だが、水の色は厳しかった真冬の色からは明らかに変わっていた。
水温む、という言葉が実感としてわかる。
走る時に意識しているのは、肩甲骨を柔軟に動かして、腕の動きをうまく下半身の動きと連動させること。
腰を前屈させること。
脚の回転をスムーズにする為に、着地の足の真上に体重を乗せること。
物の本によると、いろいろなランニングフォームがある。
ちょっとした意識の持ち方や、体の使い方で、ずいぶん疲れ方や、スピードが変わってくる(らしい)。
本人の体形や柔軟性で、会うフォームを選択する必要があるのだろう。
試行錯誤の連続だ。
途中、中野市のJAが経営するオランチェという野菜を100円で売る直売所に立ち寄ってみる。
話に聞くと、ここが大人気で、開店前から行列ができるという。
今日は12時近くだったので、さほどの混雑ではなかったが、棚の野菜は売り切れているものが多かった。
ここの一角で、いいものを見つけた。
キノコ汁の無料サービス。
走ってのども乾いていたので、さっそくごちそうになる。
えのきだけの味噌汁だったが、味噌がうまかった。
元の小布施橋まで帰り着いた時の走行距離は16キロ。
ちょうど諏訪湖一周の距離と同じになる。
去年の暮、諏訪湖を走った時は1キロごとに休まねばならないほどだった。
それに比べれば、だいぶマシになった。
晴れた日には、また走りに行こう。
今日の走行距離 16キロ。
今月の走行距離 51.1キロ。
天気の良くない日には、なんとなくストレッチなどをしている。
まあ、走るのにはあまり関係ないことなのかもしれないが、しなやかであるに超したことはない
明日はバレンタインデー。
少し早いが、かみさんからのプレゼント。
長い時間をかけて編んだものだ。
もう少し暖かくなったら、かみさんも誘って走りに行こう。