春分の日、北信州にも暖かい風が吹いた。
取り残しておいた白菜に花が咲いた。
柔らかな緑の葉とやさしい黄色の花。春の色だ。
暖かさが増してくると、じっとしてはいられない。
農耕民族の血が騒ぐ。
先日入手した耕運機を軽トラに乗せて畑に運んだ。
載せたり下ろしたりの時に使う桟橋は手作り。
暖かい地方の人たちはもうジャガイモの芽が出たというようなことを書いているが、この地方ではひと月くらい遅れる。
さすがに新しい耕運機は音が静かだ。
春分の日にデビュー。
畝立て機があるので、あっという間に畝立てが完了。
腰も痛くならないし、もう手放せない。
どこに何を植えようかとあれこれ悩み中。
楽しいひと時。