白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

修理に2~3万円かかると言われ

2022年01月30日 22時36分37秒 | 日記
 僕はノートパソコンを床に置いて、こたつに体を突っ込み、腹ばいになって操作するという、極めてだらしない状態で過ごしている。
数日前、電源プラグが抜けて床に転がっているのを発見した。
よく見ると、踏んだか、重いものを置いて、折れたらしい。
どう頑張ってみても本体に残ったプラグの先端が取れない。
手に負えなくて、パソコン修理屋さんに持ち込んだ。
カバーを外し、ピンセットで試みたが、やっぱり外せない。
「これはもう、基板毎交換するしかないですね」、と気の毒そうに言う。
いやいやいや、そんな大ごとになるのかい。
「基板交換になると2~3万円くらいかかりますね。」
うーん…。

右上から少し下がったところが問題の箇所。
「電源アダプタも変えないとだめだし、新品だと高いからヤフーオークションあたりで探してみるのがいいかも。」
「ううーん…。実は、折れて残った残骸が取れさえすれば、電子部品屋さんで合うプラグを見つけて先端だけ付け替えれば、使えると思うんです。合うものがなければ、最後の手段で電線を直結すればいいかと。」
「何とか外せればいいんだけど、さっきもやってみたけど無理ですね。」
「何とか自力でやってみます。」
「どうなったか、また教えてね。」
親切な人だった。ただ、昔の技術者のように、テレビやラジオを直したりはんだ付けをしたりはできないという。パソコン業界からの参入者だという。
見積もりは無料だという。カバーを外したまま持ち帰った。
その夜の血圧は171/102だった。ショックが大きかったのだな。

その後、細いドリルで何とか残骸を取り、電子部品屋さんにパソコンを持ち込んだ。女性の店長さんだが、親切に合うプラグを見つけてくれた。198円。
ここまで来ればしめたもの。
自宅で慎重にはんだ付け。+、-を間違えるわけにはいかない。
完成させてテスト。プラグが少し短い。カバーの穴を大きくして、奥まで差し込む。
電源ON。
パソコンが立ち上がり、無くなりかけていたバッテリーも充電されていく。
さっそく、パソコン修理屋さんに経過報告。お世話になりました。
「プラグいくらだったの?」
「198円」
「...」
長野市にはもう電子部品屋さんがないという。
須坂市にはある。場所を教えて上げた。

もう、パソコンは床に置きっぱなしにしない。
心に固く誓うのでした。




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