目まぐるしく春と冬が入れ替わった。
この2週間ほど、真剣に仕事をしていた。
まずは、五百数十軒分の水道メーターの検針作業。
そのあと、雪の舞う中での電気工事の作業を数日。これは、その前が春のように暖かく、桜の便りも聞こえて来ていただけに、寒さが身に染みた。
その間に、選定した樹木の焼却作業。
地球温暖化が問題になる中、樹木を燃やすのは二酸化炭素を増やすことになるのでは、と少し心配していた時期もあった。
だが、何と、樹木の焼却は二酸化炭素を増やすことにはならないという。もともと樹木は、酸素を作り出しているので、それを燃やしても、計算上は二酸化炭素排出量はゼロになる。
それに、村の条例か何か知らないが、選定枝を燃やすことは許可になっている。
ロケットストーブを使って燃やしているので、ほとんど煙は出ない。
畑のニンニクの手入れもした。
長い冬の間、重い雪の下で、よく耐えてきたと、労わりながら、肥料を根元に与え、草を取った。枯れた部分の葉をちぎって身ぎれいにした。
この下を、モグラが地下鉄工事をして、根が浮いて枯れてしまう被害が過去にあった。指で一本一本根元を押さえてみる。浮いているものもある。油断は禁物。
ようやく、今日から自由の身になった。
この間、1週間ほど、ほとんどランニングができなかった。仕事あるし、寒いし、、、、、やらない理由はいくらでも作れる。
だけど、3月の始め、自分に約束をした。月間250キロ以上は走ろう、と。
その約束を果たさなければならない。たとえ、どんなバカげた約束であっても。
もう、1週間ほど前から、走行距離は199キロのままだ。
幸い今日は上天気。
五竜岳の武田菱の雪形も現れている。
蓮華岳から針ノ木岳、爺ヶ岳へと続くスカイラインも美しい。
槍ヶ岳、穂高連峰も冬の厳しさとは違った表情を見せている。もう春なんだな。
元日に登った飯縄山もとても穏やかな佇まい。
自分との約束を果たす為に、午後千曲川の堤防へ走りに行った。
あと51キロ。まあ、なんとかなるだろう。
水量も増えて、水の色も温んでいる。
中野市の北に孤高に聳える高社山も、雪を纏うと、レースのカーテンのような裳裾を曳いてとても美しいのだが、雪が消えるとただの里山に戻る。
ただ、どんと晴れに登場する岩手山に似ていないこともない。
今日は、小布施橋から立ヶ花橋に向かい、橋を渡らず千曲川の下流に向かう。初めてもコース。高速道路の下をくぐり、上今井の橋を渡る。
それにしても、なんてのどかな午後だ.風は強いけれど。
平均時速は約10キロ。
上今井の橋から、千曲川の左岸を上流に向かう。左岸というのは上流から見て左側ということらしい。
上流に向かうとは言っても、それほど急な流れではないので、坂を上る感覚はない。
プロ野球のキャンプインに合わせ、2月の初めから走り始めた。2月初め頃、諏訪湖一周16キロを走った時は、平均時速10.4キロだった。
その時は、いっぱいいっぱいだった。
あれから、2月は150キロ以上走り、3月も200キロ近く走った。これで、ようやくランナーの仲間入りができた気がする。
車もほとんど通らない旧道を、飯山線に沿って走り、すでになじみの立ヶ花駅に出る。
立ヶ花の橋を渡って、往路と同じ道を走り、小布施のハイウェイオアシスで、水分補給。
出発点の小布施橋に戻って、走行距離は21.5キロ。平均時速10.4キロ。
諏訪湖一周の時と同じだが、いっぱいいっぱいの感じはない。(距離も長いし、、、)
これで、月間走行距離は220.5キロとなった。あとは30キロほどだ。(よっしゃ!)
もう一つ、自分に約束したことがある。
冬の間、リンゴをたくさん食べたので、体重が増えた。大体60キロ近くなった。これを58キロに戻すこと。体脂肪率15%以下にすること。
この約束は、どうなったのだろう。
朝一番で体脂肪計に乗る。体重57.7キロ。体脂肪率14.7%。
夜、夕食後、2時間ほどたって体脂肪計に乗る。体重58.3キロ。体脂肪率(14.6%)。
今回は走った後水分をたくさん摂ったので、体重の増加になっているが、朝晩の平均でみれば、約束は果たされている。
体脂肪率は、メーカーや機械によって、随分数値が違う。
温泉施設にアスリートモードというのがあって、かなり運動をする人はそのモードで測る。それで測ると、5.4%と出た。
ただ、アスリートモードは年齢制限があり、確か60歳以上は対象外だったと思う。
家のタニタで測ると体内年齢が39歳と出るので、そちらの年齢を採用してもいいのかもしれない。
賭博問題で揺れる中、プロ野球も開幕した。
4月、いよいよ山のシーズン開幕だ。
よく頑張った自分に、2泊3日の東海道歩きのご褒美は、3月30~4月1日。
三河から尾張のあたり。多分満開の桜の中を歩けるだろう。楽しみ、楽しみ。
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