白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

久しぶりの観劇 前進座創立90周年記念公演 『一万石の恋』

2022年11月17日 19時16分48秒 | 日記
山田洋次監督と前進座がタッグを組んだ。
古典落語の『妾馬』を題材に、長屋の娘に片想いするお殿様の、ちょっぴり切なく、とびきり可笑しい、「恋の不時着」物語。
芝居を見に行くのは十数年ぶり。
コロナ禍で劇団運営も大変だったと思うが、元気で楽しい舞台を見せてくれただけで感動。
この国の貧しい文化予算の中で頑張っている姿は、僕らを励ましてくれるし、この国の政治を変えていかなければ、という思いを一層強くしてくれる。
『文化は生命維持装置』といって手厚いケアを直ちに行った文化相がいた国との対比で、この国の無策ぶりあぶりだされた。
帰り際、置いてあった募金箱に、貧しい年金生活者の身だが、五百円の募金を入れた。

新蕎麦の季節

2022年11月03日 20時02分11秒 | 日記
友人から電話。
『こね鉢があるんだけど、要る?』
要らないわけがない。
蕎麦会で使うので、たくさんあればその方がいい。
持ってきてくれるというので、蕎麦を持って帰ってもらおうと蕎麦を打った。
飯山の道の駅で購入した新蕎麦。雪割そば。
奇麗なみどり色は新蕎麦ならでは。
かおり、しっとり感、この季節ならでは。

これが頂いたこね鉢。
秘境、秋山郷で作ってもらったという。
この次の蕎麦打ちで使ってみよう。


家族全員が『『うまい!』と家族全員が大絶賛。
さすが新蕎麦。

*  *  *  *  *  *
地元の松川渓谷の紅葉はもう見ごろを過ぎた。
我が家の庭は今が見ごろ。
小春日和の暖かさの中で、じみじみと秋を楽しんでいる。