山崎まさよしさんの影響か、最近、都内の出没スポットには、ギ
ブソンのビンテージのサザンジャンボやJ45を持ち出すミュージシ
ャンが増えている。
そんな人達は、さすがにギターが上手くて、ブルース・フレバーの
あるオリジナル曲を演奏していたりする。そういう人を見つけると思
わず、セッションを申し込むのだが、そういう人間に限って、セッシ
ョンができない。
それじゃ、すくいがまったくない。目もあてられない位、かっこ悪い。
もし、そうした人がいたら、写真のようなセッションを楽しむベテラン
のミュージシャンに一度は、頭を下げて、セッション、あるいは、ブル
ースの何たるかを教えてもらおう(音楽マスコミに踊らされて、マイケ
ル・ヘッジスを学ぶ前に、やっておかなくっちゃ、バカにされっぱなし
だぜ)。
1日、彼らとつきあえば、「大体の事」はわかる。そこまで行けば、後
は、教則DVDを買って、色々な技を身に付ければよい。
ブルース・セッションのできないブルース・フレーバーのミュージシ
ャン、はっきり言うよ。あんた達は、最高にかっこ悪い。
路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信
追記・写真は、東京・池袋の道で演奏する事の多い「まっつぐ」。