そろそろ

路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信のブログ

総合リサイクルビルの悲痛な叫び!! 「1個でよいから売って」と。

2009-10-04 04:22:43 | 日々の泡立ち。


   今シーズンのバイク旅で、結論が出た。流通の専門
家たちは、何と呼ぶのだろう。都市郊外にある若者向け
のリサイクルの衣類、CD、楽器を売り、ゲームコーナー
を併設して、24時間営業のビル。もう、こうした業態の店
に立ち寄る意味はない。

 まず、プライスがどれも高い。衣類にしても、安いリサイ
クル店なら、500円位で手に入るシャツに3000円位のプ
ライスを平気でつけてしまう。CDも、つまらないミュージシ
ャンの作品ばかりなのに高い。しかも、マニアなミュージ
シャンの音源が安く手に入る場合もない。楽器にいたって
は、ほとんどギター中心で、素人でもはっきりわかる状態
の悪さ。しかも高い。行く意味がない。

 バイク旅のシーズンは、熱射病対策で、夜中にバイクを
走らせる事が多い。だから、退屈になると、こうしたビルで
休憩をしてきた。かなり展開に期待していたけれど、どこの
店も改革が見られない。次のバイク旅のシーズンには、一
掃されてしまうかもしれない。

 こうした店で唯一、面白いと思うのは、「本音丸出し」の
チラシのキャッチ・フレーズ。上の写真のようなコピーは、
なかなか都心の大きな楽器店の店頭では見ることはでき
ない。切迫感があって、面白いには、面白いけれど。

よいものを安く売る。あるいは、納得できる価格で売ると
いう商売の基本に戻らないと。行き場のない若者の隠れ
家、集積地という発想はよいと思うよ。

      路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信
             http://pub.ne.jp/solo_solo/

  

何か月ぶりかな。志木の「ホーム」で独唱。

2009-10-04 04:06:37 | 路上ライブ


  明日、日曜日は中野に石井明夫さんのライブを
見に行くので、今日、どうしても思い切り歌ってお
きたかった。場所は、結構、悩んだ。最初にバイク
をとめたのは、朝霞台。どうも歌うような空気ではな
くて、「和光市に行こう」と改札に入った。でも、「終
電の時刻を気にしながら歌うのはどうも」という気が
して、電車に乗らず、バイクで志木に向かった。

 楽器を広げたのは、エスカレーターのそばのパン
屋さんの前。今年になってもう、何か月も歌ってい
なかったけれど、ここは志木で最初に歌った場所。
「ホーム」と呼べる場所。屋根もあるし、気持ちよく
歌えるのだ。いつものコックさんも寄ってくれるし、
顔見知りが手を振って笑って話しかけてくれる。や
っぱり、ここが一番、いいなぁ~。正に、ホーム。自
分の家のような気がするのだ。

   路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信
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