
2012年の歌い初めには、新宿大ガードを選んだ。
もはや高知の人となったキクちゃんが東京に遠征に
きた時、周囲の音が気になって、いつまでも楽器の
チューニングが合わないのを「田舎のねずみ」と笑っ
た事がある。
でも、青柳さんも彼女を笑えない。他人様の演奏は
都心で取材で聴いても、ここ数年は忙しくて地元・志
木周辺の演奏が多かった。そんな田舎での活動を
続けるうちに緊張感のないレイドバックした演奏スタ
イルを身につけてしまったようだ。
ところが、新宿の通行人は演奏者にピリッとした緊
張感を求める。青柳さんも、「チェリー」「ダイナマイト」
と、それに応えてヘビーな曲をぶっ放つ。忘れていた
な。この感じ。街と喧嘩するように歌う事。いかん。い
かんぜ(笑)。
路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信
http://pub.ne.jp/solo_solo/

青柳文信著「路上ライブを楽しむ本」読書直前ワクワク紹介
「持つべきは、ヒッピーな友達だ。サンキュー、13号倉庫!!」
http://www.stickam.jp/video/179719778