goo blog サービス終了のお知らせ 

そろそろ

路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信のブログ

危険かな? 斉藤和義さんに見た「バブル紳士」の影。

2013-10-21 04:39:12 | 日々の泡立ち。
 最新号のギターマガジンの表紙は、斉藤和義さん。紙面では、
ご本人のインタビューもあり、使用ギターの紹介もあって、結構、
楽しめる内容になっている。所有されている楽器は、それはそれ
は面白いものばかりで、「いいな」と憧れの感情を持て見た。

 彼のアルバムは、一枚も持っていないのだけれど、ほぼ同じ
歳。出身地も同じ栃木県であるし、友達の友達として、彼の存在
はあるので、ずっと活動を横目で「なるほどなぁ」と思いながら見
てきた。大雑把に言えば、「バブル期入社組のギター好き」同士。

 彼自身、日本中がバブルに踊った時代には引っ越し家のバイト
などをされていたようで、「あの狂乱」とは関係のない生活をして
きたのだろう。そして、ギターが好きで、青柳さんと同じように、ネ
ットだけではなく、実際の楽器やさんをまわって探して歩く所が有
名人らしくなく好感を持って見てきた。

 でも、ギターマガジンの特集を見ながら、「ちょっとやばい」と思っ
た。世界の名器を思いのまま買い漁る姿は、あの頃、ゴッホさん
の絵などを買い漁った「バブル紳士」の佇まい。彼には恐らく、会
社勤めの経験はない。そして、恐らく「バブル期入社組だから・・・」
などという意識など、さらされ持ち合わせていないのだろう。

 青柳さんはミュージシャンとしては、会社社会を知り過ぎたとも言
えるが「ちょっと、ちょっと」と思う。「素直だね」と言えば、肯定的で
はあるが、同世代としては危うさを感じるのだ。愛してやまない音楽
の先輩達には有名になって、自由に大金を動かせるようになっても
明らかに節度というものがあるのだ。泉谷さんにしても、チャーさん
にして、・・・。

路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信
        http://pub.ne.jp/solo_solo/
マイスペース(演奏動画)
http://www.myspace.com/tokyojuggler



青柳文信著「路上ライブを楽しむ本」読書直前ワクワク紹介
「持つべきは、ヒッピーな友達だ。サンキュー、13号倉庫!!」
http://www.stickam.jp/video/179719778

2013「お花見ライブ」ドキュメント(撮影・埼玉県大宮ジャンキング・ギター・ジュンさん)
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=LKg1Boz1Ngg#!