2022年のはじめ、衝撃波が走った。
お茶の水の楽器店の店頭に、
うやうやしく飾られたマーチン、D-28。
その指板が、真っ黒でなく、まだら模様に見えた。
すぐに理由を店員さんたずねると
「シマ黒檀だからです」という説明を受けた。
あれから、約半年。
先週の土曜日にお茶の水を
パトロールした時の感触では、
シマ黒檀は、発見した当初より、
大胆に使われるようになってきている。
指板のエボニー材について言えば、
テイラー社が、通常は廃棄していたシマ黒檀の
部分を使い出したことがよく知られている。
マーチン社に話を戻せば、
そのテイラー社のボブ・テイラー氏が、
経営参画することにより、環境への配慮から、
「シマ黒檀」の使用を拡大した
ということであるらしい。
店頭を見てまわるとドレッドノートを
基準にして言えば、D-35クラスまでは、
シマ黒檀が使用されて、
40番台は従来通りの黒い部分の
エボニー材が使用されているようだ。
アコースティックギターの指板材には、
ローズウッド、ハカランダなど、
さまざまな材が使われる。
そして、トップ材、側裏板材との相性で
さまざまな木材が選ばれるものであるが、
個人的な好みでいうと
エボニー材の音が好きだ。
ピックを優しく弦に当てて、
小さい音で鳴らしていても、
高音がシャ~ンと鳴っているような気がする。
そして、エボニーの色は、和名の「黒檀」の
名前にふさわしく、灰色でなく、
まっ黒、黒々がいい(笑)。
マーチン社が悪いのではない。
もちろん、その楽器を日本に輸入し
販売する代理店のせいでもない。
しま黒檀が選ばれるのは、
木材の枯渇が最大の原因であろう。
こうした状況は、十分に理解しつつも、
最後に、もう1回、言っておきたい。
「エボニー指板のアコギが好きだ。
それも、真っ黒、黒々のヤツ」(笑)。
路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信
お茶の水の楽器店の店頭に、
うやうやしく飾られたマーチン、D-28。
その指板が、真っ黒でなく、まだら模様に見えた。
すぐに理由を店員さんたずねると
「シマ黒檀だからです」という説明を受けた。
あれから、約半年。
先週の土曜日にお茶の水を
パトロールした時の感触では、
シマ黒檀は、発見した当初より、
大胆に使われるようになってきている。
指板のエボニー材について言えば、
テイラー社が、通常は廃棄していたシマ黒檀の
部分を使い出したことがよく知られている。
マーチン社に話を戻せば、
そのテイラー社のボブ・テイラー氏が、
経営参画することにより、環境への配慮から、
「シマ黒檀」の使用を拡大した
ということであるらしい。
店頭を見てまわるとドレッドノートを
基準にして言えば、D-35クラスまでは、
シマ黒檀が使用されて、
40番台は従来通りの黒い部分の
エボニー材が使用されているようだ。
アコースティックギターの指板材には、
ローズウッド、ハカランダなど、
さまざまな材が使われる。
そして、トップ材、側裏板材との相性で
さまざまな木材が選ばれるものであるが、
個人的な好みでいうと
エボニー材の音が好きだ。
ピックを優しく弦に当てて、
小さい音で鳴らしていても、
高音がシャ~ンと鳴っているような気がする。
そして、エボニーの色は、和名の「黒檀」の
名前にふさわしく、灰色でなく、
まっ黒、黒々がいい(笑)。
マーチン社が悪いのではない。
もちろん、その楽器を日本に輸入し
販売する代理店のせいでもない。
しま黒檀が選ばれるのは、
木材の枯渇が最大の原因であろう。
こうした状況は、十分に理解しつつも、
最後に、もう1回、言っておきたい。
「エボニー指板のアコギが好きだ。
それも、真っ黒、黒々のヤツ」(笑)。
路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信
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