代替わり・・・

どの業種でも「代替わり」というのはあります。

親から子へ
叔父さんから従兄弟へ
同族から外様へ
個人から会社へ
会社から個人へ

そのあり方は色々です。

ちなみにワインの世界でもあって「変化」がもたらされます。

昨日のワインメーカーズディナーはブルゴーニュの老舗シャンソン社でしたが、ココの場合は99年に確かな資本が入って立て直しを行われて栽培、醸造ともにチームが「代替わり」しています。

シャンパンの名門ボランジェがバックアップし、ポマールのドメーヌ「クルセル」とヴォーヌロマネで名声を確保したジャン.ジャック.コンフィロンのタッグです。

いやあ、見直しました。

濃いけれど滑らか、色は淡いけれど骨格がある。


ま、大手のシャンパンメゾンが手を入れた、とか書くと「企業的で嫌」という人もいるかも知れませんが、畑が荒れたり、レギュレーションギリギリの量を造って売る、という窮状を「代替わり」で変えたのですから、許してやってください。

今月はシャンソンのワインが2種開いています。
イズレも秀逸です。

お試しくださいネ!!!!


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　樋口誠