今回の「緊急事態宣言」も現在実施中の「まん延防止等重点措置」も前の「時短営業要請」もギリギリまで時期や方法が決まりません。
それに対して「急すぎる」とか「準備が間に合わない」と言う声がテレビの街頭インタビューやSNSの書き込みで見られます。
確かにそうです。
私も右往左往。
昨日などは予測をして貼り紙をプリントしなおしていましたが、その直後の吉村知事の「出来れば24日から」と言う声に「ああ、またやり直しやなあ」となりました。(結局25日からの様ですので捨てずに済みました)
しかし、こういう災害級の状況では「急」という言葉を「迅速」という言葉に置き換えて捉えざるを得ません。
「急」=「迅速」な方が回復が早いのですから当然です。
半面「もう少し営業したい」「あと少し売り上げないと従業員の給料が足りない」と考えてしまう私も居ます。
とはいえ、親しい近くのご店主も書かれていますが、早ければ早いほどいいのです。
「飲食店ばかり悪者にして」と言う声もあって、私も「悪者」にされるのは不本意ですが、確かに飲食店での「酔いの蓄積」が大声や「密なディスタンス」を生み出し「2軒目の店を探そう」「知り合いの店に開けさせよう」という事態も散見されます。
何より、帰りの道での風景が21時時短と20時時短では人数だけではなく「騒がしさの違い」として肌で感じています。
私もそのご店主も営業中には「殆ど飲まない」習慣ですので、尚更それらを感じやすいのだろうと思います。
そして、それぞれの店の顧客に圧倒的に医療従事者が多く、大変さはひしひしと・・・・
「だって19時酒類提供終了じゃ足りないもん」と言う声には「そう、その飲み足りないうちが良いんです」と言わせてください。
「酒類の提供を停止」というのはそういう意味では仕方のないこと。
勿論、飲食業以外への要請に関しても「補償」をきっちりして要請をして欲しいですね。
さて「迅速」などと言う言葉を使いましたが現状は遅すぎます。
「スピード感」とか「迅速」とか「速やかに」とか「躊躇せず」を嘘偽りなくやり遂げる覚悟を政治家に求めます。
樋口誠