365日、どの日も「なにかが起こった日」「意味のある日」だろうと思います。
中でも8月の「広島原爆」「長崎原爆」「終戦の日」が目立つように思います。
他に元日の「能登地震」1月17日の「阪神淡路大震災」3月11日の「東日本大震災」もそうですし、今日は東北に向けて祈りをささげる人も多いはずです。
さて亡き母は大正13年3月8日東京は八王子生まれ。
生きていれば101歳です。
昭和20年(1945年)、彼女は女学校をでて都心部で働いていたようです。
その誕生日の2日後「たった一日で10万人以上が亡くなる」悲劇を目の当たりにします。
「東京大空襲」
実際は「わずか2時間半の出来事」だそうです。
広島原爆が14万人前後、長崎が7万5千人超ですから、その悲惨さは言うまでもありません。
実際は大戦中の「空襲」は60回以上を数えると言います。
犠牲者の殆どは民間人。
母からは涙ながらに当時の様子を聞かされました。
言わんとすることは「犯人捜し」ではありません。
戦争に勝者はいない、という事。
誰が始めても被害を被るのは「敵も味方も民間の弱い人達」
どうぞ記憶の中に「3月10日」も加えてやってください。
樋口誠