ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
 06‐4963‐3098 
 樋口誠

「お陰様で」のご連絡

2014年04月12日 03時02分14秒 | ちょっと休憩

4月に入って「ヒマやあ」というお店は少なくないと思います。

そむりえ亭も類にもれません。

が、有難いことが2点あります。

1:先日からお店に置いている松尾貴史さん、西林初秋さん、須田泰成さん共同編集の「大人に時間深夜1時位にサラッと読める冊子」の「季刊25時」

 今回で第3巻目ですが、私のつたない原稿を載せて頂いている関係か、今回の割り当て分が早くも無くなりそうです。昨日追加発注致しましたので「読んでみたい」というご奇特?な方は是非そむりえ亭にお越しください。

というか私の書いた部分などより、他の素晴らしい執筆者の「為になる」お話を読んで頂きたいと思います。

今回は「においの特集」ですよ!!!

2:3日前にご案内しておりました「マス.ド.ドマ.ガサック.ワインメーカーズディナー」

  有難いことに昨日中に満席になりました。

  過去の例からするとシャンパンやブルゴーニュ以外はギリギリまでお席が埋まらないという事が多く、今回も心配をしておりましたが・・・・・

ここ何回か3日程で満席になっており「え~~~~っ」という方もいらっしゃるかと思います。

もしキャンセルが出ましたら直ぐに発表いたします。あえてキャンセル待ちは伺いませんので宜しくご理解くださいね。

という事で本業の通常営業は「4月はヒマ」という定説通りですのに上記だけは好調でした。というお話。

どうぞ、毎日の営業も宜しくお願い致します。


独立

2014年04月11日 04時36分31秒 | ちょっと休憩

私がそむりえ亭を始めようと動き出したのは2007年の8月です。

丁度1年後の2008年8月に開業したのです。

最初は「自分は何をしたいのか?」「何を目指すのか?」と問い続け、「何処で立地」「何席で」「何人で」と続き、「いつ」「どの物件で」と続きます。「いくら掛かるか?」は最初から大事でしたが、意外と修正しながら柔軟だったかもしれません。

しかし開業してみると思うようにはいかない事に気が付きます。

損益の計算が甘かったですし、お客様の層も違ったし、単価も思惑とは違いました。



さて、この2、3年の間、後輩たちの独立話が相次いでいます。

ま、団塊ジュニア世代以上の年齢層は厚い層ですので、もっとたくさんの独立志向が出てくると思います。

私はまだまだ独立開業の「見本になれない」ダメな先輩ですが、応援をしたいと思います。

ここひと月位の間に何人かの話を聞いていますが、腰を引かずに前に出て欲しい、と思っています。

ただ、中には「何をしたいか?」も「「自分の能力は何処にあるのか?」をこれから考えるムキもあるようで、そこをハッキリしてから前に進むことを期待します。

なにせ「そんなに」若くない人達からの話ですから「独り身」の私とは訳が違います。

「独立をやめる」ではなく「独立の前に考える時間を持つ」という事です。


2008年5月で私はホテルの現場を離れ「たまたま6月は改装でお休み」に当たり、7月に物件を手に入れ内装を施し8月8日に開業。

間もなく前職を退職=会社員を辞めて6年。

会社を否定するのではありません。

「自分で何かする」のは「生きている実感」かな、と後悔はありません。

お互いに頑張りましょうね!!


リマインド

2014年04月10日 04時22分37秒 | ちょっと休憩

人間は、っていうか私は物忘れが激しいのです。

で、手帳に書き込んだりしますが、その字が読めない~~なんてことも少なくありません。

でも、最近は有難いことにスマホのスケジュールアプリに入力しておけば通知をしてくれたりしますので以前よりましになったかな・・・・

とはいえスマホに入力を忘れると、むしろ「タチが悪い」わけですね。

気を付けないといけません。

さて、そういう意味では続けたいな、忘れたくないな、というのがありまして・・・・

3月4日に仲の良いレストラン「ル.クロ」と開催した「東日本震災復興コラボディナー」

年に1回か、多くて2回の開催ですが必ずまた開催したしますので、皆様にはご参加いただければ幸いです。

という事で「ル.クロ」のHPにその時の模様が120枚もの写真で掲載されています。

ル.クロのHPの中のココです。

この中の「ワインコラボ1」「ワインコラボ2」をそれぞれクリックしパスワード(合言葉)を入力して頂くとご覧いただけます。

ご参加された方、「次は参加したい」という方、メールを頂けましたら、コソッとパスワードをお伝えしますね!

楽しく美味しく、そして「忘れてはならない大事なこと」をリマインドしながら前に進めればいいですね。


いい感じで・・・・・・

2014年04月09日 03時41分05秒 | ちょっと休憩

昨日は東京での会議からの出勤でした。

月に一度ある会議と2か月に一度の会議がありまして、ま、1.5回のペースで殆ど眠れない新幹線での日帰り出勤をしています。

で、多くの場合は通常の18時オープンでなく19時オープンになるものですから、必死で帰ってきてもメッチャ忙しい、ってことがないのです。

そりゃそうですよね。

19時以降のスタートですからお急ぎの予約はお受けできない訳ですし・・・・・

が、今日は特別な忙しさでもありませんでしたが、19時から遅くまで程よく途切れなく入り、眠くなっているヒマもありませんでした。

そうなんです。

新幹線で2時間半以上じっとしていて睡眠時間が少ないと、営業中に汗をかかないと眠くなってくるんですね。

自分の店ですから「眠くなる」なんてもってのほかですね・・・・

今日はそれがなく気持ちよく仕事が出来ました。

来週は定休日で札幌に出掛けます。

休みですが、これは更に早い時間に関空発ですのできついスケジュールですが、泊まりで翌日に帰ってきます。

元気に出勤できそうです。


さてさて昨日ご案内した「マス.ドマ.ガサック.ワインメーカーズディナー」

お陰様で初日から6名様のご予約を頂きました。

南仏という事でスタートが心配でしたが、いい感じです。

関心を持たれた方はお早目に御一報下さいネ。

お待ちしています!!!!!!


ワインメーカーズディナーのご案内 5月9日

2014年04月08日 02時15分18秒 | スケジュール

3日前に予告をしていましたワインメーカーズディナー。

概ね概要が決まりましたのでご案内させて頂きます。

南仏はラングドックではあまりにも大きな名前「マス.ドマ.ガサック」

ワインジャーナリストに「南仏のシャトーラフィット」と言わせた怪物です。

赤はカベルネソーヴィニヨンを多用し、しかし南仏のワインに多い高アルコールではありません。

またカベルネ以外には南仏ならではも葡萄、白にいたってはシュナンブランを使うなど意欲的な挑戦を続けています。

今回は当主ギベール家の次男が来日します。

ボルドー大学の神様的存在のエミール.ペイノー教授の手掛けたマス.ドマ.ガサック.キュヴェ.エミール(市販価格25,000円)もラインアップに入れます。

年産1,700本と言いますからレア中のレアですね。

この機会に是非お試し頂きたいと思います。

              記

日時:5月9日(金)  19時~

費用:お一人様15,000円(税込)

場所:そむりえ亭 06-6964-4111

内容:マス.ドマ.ガサックのワイン5種とそむりえ亭のお料理5皿のマリアージュ

募集人員:17名

ご予約:お電話で樋口をお呼びいただくか

     sommelier-tei@woody.ocn.ne.jp までメール頂けると幸いです。

皆様からのご連絡を楽しみにお待ちしています。


最近の・・・・・

2014年04月07日 06時46分17秒 | ちょっと休憩

昨日はお休みを頂戴して、同級生たちと美味しいご飯とお酒をいただきました。

前回の休みに続き、「休みらしい休み」でしっかりと楽しみましたが、最近のパターン、というか帰るなり寝てしまうのですね。

で、気が付けば今。朝の7時前です。

いつもの時間に更新できずに寝てしまうと気持ち悪い、とは解ってはいるものの・・・・・・


という事でご容赦いただいて、もう一度布団に入ります。

おやすみなさい!!


寒い一日でしたね!!

2014年04月06日 02時28分01秒 | お勧めメニュー

一昨日から少し冷っとする天気が続いています。

今日もそうですが月曜まで我慢すれば暖かくなりそうな予報です。

ただ今年は桜の開花が早かったせいか、既に葉桜の状態も目立ちます。

アッ、という間ですね。

さて今日はそむりえ亭はお休みを頂戴します。

御迷惑をお掛けしますが宜しくお願い致します。

しかし持つべきものは友、しかも同級生。

昨日はとってもいいものを「賄いにでも使って」と父上の実家から持って来てくれました。

賄いには多い量でしたので休み明けからボチボチ(準備が整い次第)皆様にもお出ししたいと思います。

通常だと結構高価な食材ですがお得にお出しできると思います。

お楽しみに!!


面白いワイン

2014年04月05日 03時03分41秒 | お勧めワイン

私は「珍しいから」という理由ではワインを採用することはありませんが、結果として「珍しい」「面白い」ということはあります。

今月、使っているワイン。

フランス南部のラングドックのワインです。

ここでは同じ南仏のローヌやプロヴァンスのワインと同じような品種が多いのですが、30年40年前は「安ワインの産地」と認識されていたことは否めません。

が、ある時期からカリフォルニアと同じようにボルドー系の品種が成功を納め、人気が出てきます。

今回のものはそういう意味では「この産地だから出来る」のかも知れませんが、なんとスペインで有名な、というよりスペインの代名詞的葡萄テンプラニーリョのワインなんです。

生産者名はドメーヌ.ラ.トゥール.ぺネデス。

ぺネデスという名もスペインの有名産地と同じです。

決して真似をしている訳でないんですね。


でも、ちゃんとしています。

価格はお安めですが、テンプラニーリョ種ならではの骨格をもち、骨太だけれどファットでなく、樽熟による香りも過剰ではない。

一度、お試し頂きたいワインです。




さて今月はこのワインを含め2種のラングドックワインを使っていますが、来月はこの地方を世界に広めた超有名ワイナリーのワインのメーカーズディナーを開催予定です。

日時は5月9日(金)、詳細は週明けに発表出来そうです

煽るようで申し訳ありませんが年産2000本もない市場価格25,000円のワインも登場の予定ですよ!!

ご期待ください!!!!!!!


ピノグリ

2014年04月04日 03時29分54秒 | ワインの事

葡萄は同じ品種でも栽培される土地の影響を受けて、違う表情を見せるものです。

そういう事がシノニム=異呼称を生み出すのかも知れません。

とはいえ、やはりどこかにやっぱり同じ品種、という部分があります。

しかし、その点ではピノグリは各地で栽培されながら、表情の違いの幅が大きい代表選手かなと思います。

例えばドイツではルーレンダーと呼ばれるものは甘口に造られ、グラウアーブルグンダーなら辛口寄りで香りのニュアンスも違います。

アルザスのピノグリは華やかで丸く、ブルゴーニュのそれはピノブーロと呼ばれて、香ばしさと共に熟成の速さを感じさせます。

イタリアではピノグリージョとなり、やや優しい印象。オレゴンでも造られますが色は淡くミネラルを主張。

勿論、私の書いた印象が全てではありませんが面白い品種ですね。

ちなみにピノグリはピノブランと並んでピノノワールの亜種です。

ピノブランは色素が無く白葡萄に変化し、ピノグリは淡い色合い(例えばデラウェアのよう)を残しています。

その色合いからくる赤ワインに感じるような香りのニュアンスの強弱や、白ワインの酸の強さと赤ワインのそれの優しさの中間の「程よい円やかさ」と「赤にも通じる香り」は幅広い食材との相性に対峙します。

アルザスの場合、ゲヴルツトラミネールもそうですが「淡い色合いの赤のニュアンス」は重宝します。

今月はアルザスのちょっと熟したいい畑のものが開いています。

お試しください!!


時代

2014年04月03日 02時52分13秒 | ちょっと休憩

「時代」なんて言葉をタイトルにすると「何事か?」ってなもんですが・・・・・・

3月一杯で終了したタモリさんの「笑っていいとも」や萩本欽一さんが大舞台での公演の出演を引退する、というニュースは感慨深いものがあります。

「笑っていいとも」に関してはその前の番組「笑ってる場合ですよ」の中のコーナー「お笑い。君こそスターだ」は今活躍している芸人さんの登竜門で今でも記憶にあります。

既に成人していましたから、実は「子供の頃から親しんだ」という印象ではありません。

が、欽ちゃんにちゃんに関しては小学生の頃からの憧れで劇場で二郎さんと繰り広げる「新しい動きと間のある笑い」に腹を抱えていました。

その後、「スター誕生」では私と同学年の森昌子、桜田淳子、山口百恵の中3トリオ、石川さゆり、ピンクレディなどの親しみを覚えるスターが生まれて、「欽ちゃんのどんといってみよう」に始まる冠番組のシリーズでは視聴率100%男と呼ばれる快挙を揚げ、仮装大賞では小さな子供からお爺ちゃんお婆ちゃんまで楽しめる怪物番組を育て・・・・・です。

まだ小さな劇場なら「やるかも」と言っていますし、テレビなども出られるんでしょうが、大舞台での欽ちゃん走りは見れなくなるのでしょうし、欽ちゃんの号令で「バンザーイはなしよ!!」に大観衆が反応するのも聞けなくなるのか、と思うと寂しいものですね。

私は関西人ですから「お笑いは関西」なのですが欽ちゃんだけば別格で他の関東人にはない「間」がステキでした。

彼の言葉を借りると「笑わせるのはダメ!!笑われるのもダメ!!ツイツイぷっと笑ってしまちゃった、というのがいいの」です。

私の中で脈々と生きている教訓です。

え、お前はお笑い芸人になりたいのか?って言われますよね。

そうじゃないんです。

接客もそういうものかな、と思うのです。

大物2名の幕引き。

見事なものでした。

お疲れ様です。