西大井駅を下車して、東側に歩くこと5分。古びた住宅街の中にみどり湯をみつけることができる。昭和後期の雰囲気を色濃く残す懐かしい感じの銭湯だった。
【みどり湯】をザックリいうと
◎サウナあり
・駅から近い
・古い住宅街の中にある
・受付ははっちゃけたおばあちゃん
※写真
上:みどり湯入り口
中:西大井駅前
下:みどり湯の煙突
▲西大井駅
▲西大井駅周辺
▲みどり湯に向けて出発
▲ここを曲がって
▲横断歩道を渡る
▲左に向いたところ
▲右側に煙突がみえる。が道がわかりにくい場所にある
▲ここを右折
▲右折したところ
▲道なりに進む
▲ここを左
▲するとみどり湯がみえてくる
▲外装工事中だった
▲到着
下足箱はよくある感じの作りで、右の扉を開けるとその奥にフロントがある。
フロントに座るのは、70代ぐらいの女性。
「貸しタオルありますか?」
とたずねると
「ありますよ!」と言って、その後になぜか「かりるの?」と聞き返されて(えぇっ…?)と思いつつ「はい」とこたえ、「これ貸しタオルね」とピンク色のフェイスタオルを渡された。
ちなみに、ピンクのタオルには謎の茶色いシミが沢山ついていた。
無料だから文句は言うまい。
「シャンプーとか浴室の中央にありますからね」と教えてくれるのだが、どうも頼りない客に見えたらしく、満面の笑顔で頭に手をかざして「シャンプーと」、それから胸に手を当てて「せっけん、あるからね」と言われた。
「はい、ありがとうございます」とこたえたが、まさに子供扱い。
男湯は左側ののれんくぐった先にあり、入ると少し狭いかなといった感じのスペースで、汚くはないけどキレイでもない感じだ。
ロッカーは、左側を中心にあって、その真ん中付近に座るテーブル。それと左手前に洗面台とトイレが並ぶ。
マッサージチェアは真ん中手前にあって、けっこう新しい感じ。入浴客が物置代わりに使っていた。
あとは、左側にホントにちっちゃな坪庭。石で敷き詰められた上に観葉植物が2つ。浴室の入り口横には水場がある。
浴室に入ると、まず目につくのが足下などを洗うハンドシャワー。それが右隅にあった。ただ水アカがビッシリ付いていたので、誰も使っていない感じだ。その下に椅子や桶が置かれてある。
出典:品川浴場組合ホームページ引用
カランは真ん中と右壁にあって、奥に浴槽。左側は手前側にサウナ。そしてそのサウナ横にカーテンつき立ちシャワーが2つ並ぶ。
サウナはあるが水風呂がないので、その代用を兼ねたものだろう。
浴室全体はとても狭く、屋根も高くないので、どうしても圧迫感がある。
浴槽は凹の形をしており、左が浅浴槽で、お湯の湧出口は岩で演出されている。
右の方は深浴槽で、ボディジェット、エステジェットと1つずつ並ぶ。
ともに温度は43℃ほど。最初に足を入れると熱く感じるが、慣れれば気持ちいい温度だ。
ただ、外気浴もなければ水風呂もないので、体が熱くなったら立ちシャワーで冷やすしかないのが、ここの欠点か。
そんな感じで駅からかなり近いけれども、地元向けの銭湯といったところだろう。
それと多くの入浴客でごった返していたが、見事なまでに全員が高齢者。
会話などは聞こえてこず、あまり客同士の交流はないようである。
【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 西大井
経路 住宅街の中へ
周辺の環境 住宅
●空間演出
建物外観 ビル(自宅?)
壁画・眺望 なし
統一感 あり
置物 なし
照明 ふつう
★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 ふつう
シャワーの出 勢いがある
浴槽の種類 ハイパージェット、ボディージェット、バイブラ
サウナ あり
温度 43℃
棚 なし
男女入れ替え なし
■サービス
接客 良かった
清潔さ ふつう
貸しタオル あり(0円)
備え付け あり
◆人
受付 70代ぐらいの女性
客層 高齢者
【案内】
〒140-0015
品川区西大井1−7−26
電話番号
03-3774-0744
アクセス
横須賀線「西大井」駅下車、徒歩3分
休日
火曜
営業時間
14:45−24:00
※東京銭湯ホームページ転載