#常盤湯
✔古くも綺麗な室内
✔坪庭が立派
✔微妙な温度
#清澄白河駅
▲東京メトロ半蔵門線の清澄白河駅
▲地上にのぼる
▲地図をみると、ここが現在地
▲めざすは、小名木川を渡った左側だ
▲A1をめざし
▲地上に出たところ
▲左側に向かう
▲高橋。名字ではなく橋のなまえ
▲左をみると水門。桜が咲く頃は壮観だろう(訪れたのは2月中旬)
▲ボートが信号待ち?
▲右側の風景
▲たかばしと読むらしい
▲このやきとり屋さんのところで止まり
▲左折
▲常盤湯がみえてくる
▲庭がある側面
▲そして夜に再びやってきた
▲てっきりこちらが扉だと思ったら…
入り口に立つと扉を開けようとするも開かない。明かりは点いているが、あれ?休みかなぁと思っていると、左のほうから人が。なるほど。左が入り口だったのか…。紛らわしい!(というか自分が間抜けなだけだが)
▲こっちが入り口だった
中に入ると下足箱のところがスロープになっていて、自動扉をあけると左右が男女に分かれている。つまり番台。
男湯は左側で再び扉を開けると、目の前に男性客が立っていた。
ふと左側をみると、ちょんまげをした相撲取りの男性が。銭湯でお相撲さんをみたのは初めて。
ちなみに小名木川の付近には相撲部屋が3つもあるので、たしかにこのあたりなら居てもおかしくないかも?
わざわざここに来るということはこちらの方が快適なのだろうか。
番台に座るのは見た感じ80代近くの男性(「ことみせ」という江東区のホームページによると99歳とあった。すでに100歳を迎えられていたかもしれない)。
愛想がいいというわけではないが、とても感じのいい人だ。
「貸しタオルありますか?」と訊ねると、「貸しタオルはないです」とキッパリ言い、「そこの緑のタオルならあります」ということでガラスケースにあるタオルを購入することに。200円。
シャンプーとボディシャンプーの使い切りタイプが無料でくれるらしく、遠慮なく頂いた。
出典:ことみせホームページ引用
▲番台も味わい深い
脱衣場を見渡すとそこそこ広めで、島ロッカーが2つ並ぶ。
外観同様に脱衣場もとても古い造りで、照明も昔のまんま。なので少し暗いが、そうしたところがいかにも昭和らしい雰囲気である。
出典:ことみせホームページ引用
ここは坪庭もあって、扉をあけると、縁側があり、池が広がっている。もちろん鯉も泳いでいた。
そばにはベンチがあり、大抵は入浴客がタバコを吸っている。
トイレはその左端。
出典:ことみせホームページ引用
出典:ことみせホームページ引用
浴室の扉をあけて中に入ると横幅があって、ほかの銭湯と比べて広めに感じる。
島カランが2つと右手前には立ちシャワーが1つ。そして奥は浴槽。
浴槽はすべて白湯であるが、左が低温で真ん中が中温。そして右が高温と温度別に分かれている。
出典:ことみせホームページ引用
出典:ことみせホームページ引用
▲こちらは女湯
実はここに来る前に、かなり熱い銭湯という触れ込みを目にしたので、それなりに覚悟してやってきた。
その覚悟を試すかのようにシャワーの温度がめちゃくちゃ熱い。スーパー銭湯の温度調節を最大にして、さらに気持ちあげたような熱さだ。
かつて熱湯のレジェンド達もシャワーから苦しめられた記憶が鮮やかによみがえる。
ここも相当厳しいだろうなと不安と期待を胸に、とりあえずは低温の方から。
低温浴槽はせいぜい2人が入れるぐらいのスペースで、入ってみるとたしかに熱くはない。温度計をみると42℃ジャスト。
つぎに中温の浴槽に入る。
こちらが一番広くて、浅浴槽。半分がバイブラ仕様である。
温度は意外とそんなに変わらず、43℃ほどだろうか。これには拍子抜けした。
では、熱いと有名な熱湯はどうなのか。先に手を突っ込んでみたところ。
あれ…?
まったく変わらない。
とりあえず中に入ってみると、たしかに温度は一番熱いようだけど、44℃もいくかな?といった感じである。
これが熱湯と言われても…。
少し安堵とともに、正直ガッカリした気持ちに襲われた。
熱湯に入るときは盛んに話していた常連客も急に押し黙り、(コイツ熱湯に入ってるよ…)と内心思ったのだろうが、そんなに珍事になるほど熱くないぞ!
はたしてこれが標準的な温度なのだろうか。
そういえば、こちらの思いを見越したかのように、突然常連客ぽい人があらわれて「ぬるいぬるい」と独り言を言い始めた。
本来ならこんなぬるいところじゃないからなと言いたげだった。
とすれば、いつもよりぬるい時に来てしまったのだろうか?
客層はほぼ高齢者で、先述した通り世間話で盛り上がってる姿が何人かみられた。
「最近はいろんな銭湯を巡る人間もいるみたいだな」との会話も聞こえてくる。
ドキッ。
見た感じ古い銭湯であるが、とても清潔感があって、ちょっぴり熱いぐらいの銭湯だった。
【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 清澄白河
経路 北に進む
周辺の環境 住宅街
●空間演出
建物外観 宮造り
壁画・眺望
統一感 あり
置物 特になし
照明 普通
★設備
休憩所 脱衣場兼
脱衣所 広くて綺麗
シャワーの出 若干まとまりが悪い
浴槽の種類 低温、中温、熱湯
サウナ なし
温度 42、43、44℃
棚 あり(机)
男女入れ替え なし
■サービス
接客 感じがよい
清潔さ きれい
貸しタオル なし(購入200円)
備え付け 使い切りタイプをくれる
◆人
受付 80代ぐらいの男性
客層 高齢者や相撲取り
【案内】
住所
〒135-0006
江東区常盤2−3−8
電話番号
03-3631-9649
アクセス
都営大江戸線「森下」駅下車、徒歩3分
休日
木曜
営業時間
15:30−23:00
※東京銭湯ホームページ転載