#川場湯

・川の近くにある

・川の近くにある
・設備がしっかりしてて快適
・オリジナルキャラがいる




東京メトロ副都心線
#氷川台駅

▲氷川台駅

▲このあたりは埼玉と県境を接する場所だ



▲エスカレーターでのぼり


▲改札口

▲改札口を抜けたところ

▲ちかくに地図がある

▲目的地は、地図からみて大通りを南下するだけ

▲練馬区ではアニメ制作が昔からさかんらしく、ここをアニメ発祥の地としてアピールしている。この絵は、石ノ森章太郎の作品だった


▲さらにのぼる




▲ここは半端なく風が強い。タイミングによっては誇張抜きで台風並みの風が吹くときがあった


▲地上にでたところ

▲右に進む

▲ドコモショップを横切り

▲川がみえてくる。この川を渡って真っ直ぐ進む。なので最初は横断歩道を渡り

▲右に進む

▲正久保橋という。かなり横幅があって深い川だった

▲橋を渡り

▲歯医者さんを通り過ぎて

▲空き地を横目にみながら

▲まだちょっと歩くが、もうすぐ


▲右側に園芸センターなるものがみえてくる。そこを左折するだけ

▲ここを立ち止まる(写真では見えないが、右に園芸センターがある)

▲左折したところ

▲するともうみえてくる

▲マンション銭湯のようだ


▲手前がコインランドリーになっていた。東京でたまに見かける作り


▲到着
この日はあいにくの雨ということで、傘立てに傘を預けて下足箱の前に立つと、ちょうど下の方にはブーツサイズの下足箱があった。雨だったので長靴を入れることができて助かる。
右にある自動扉を開けると、中に入ればマンション銭湯らしくロビーの真ん中には柱があり、その周囲に椅子が並ぶ。ただ、なんとも不思議な空間で、家庭的とも無機質とも違う、どこか公共施設のような雰囲気だった。
受付の前には、アルコールスプレーが設置してあり、自動噴霧機。この手の機械は大量に出てくるので擦りあわせて乾かすのに時間が掛かる。
ようやく受付の前に立つと、座るのは10代後半ぐらいの女性と50代ほどの女性。やりとりはすべて50代の女性だった。
最初にコップを差し出されて、「鍵をいれてください」と言われる。下足箱の鍵をその中(たぶんアルコール)の中に浸ける。かなりの徹底ぶりだ。
かわりに今度はロッカーの鍵を受け取る。ロッカーは指定されるので選べない。
「貸しタオルありますか?」と訊ねると、「フェイスタオルで大丈夫ですか? 2枚まで無料でお貸しできますが?」と言われた。2枚まで無料とは太っ腹。
(誤解がないように書くが、受付の女性の体型のことではない)
帰りは鍵を返すのだが、「お疲れ様です」といった挨拶をしてくれたり、ほかの銭湯とは違うなと思った。ただ、隣に座ってる若い女性は最初から最後まで終始無言。なぜそこに座っていたのか?
男湯は右側で、のれんをくぐるとマンション銭湯ということで、スペースはそんなに広くなく、天井がやや高め。これは浴室も同じだった。
足下にミッキーなどのキャラクターの足ふきマットがあった。
右にロッカーが並び、左側には洗面台。洗面台のドライヤーは20円3分と有料だが、ティッシュや綿棒といったアメニティは無料だった。

出典:東京銭湯ホームページ引用
浴室の出入り扉を開けて中に入ると、広さは若干小さめかなという印象。
左手前に立ちシャワーがあり、真ん中と左右の壁にもカランがあるのだが、真ん中は少し短め。左の間仕切りにあるカランのみハンドシャワー仕様だった。
ここは井戸水から汲んでいるらしく、ほとんどが軟水だという(トイレと洗面台は水道水)。正直あまり軟水ぽいとは思わなかったが、言われてみるとそんな感じがした。

出典:東京銭湯ホームページ引用
▲女湯

出典:東京銭湯ホームページ引用
▲男湯
浴槽は奥にあって、真ん中で左右に分かれている。
左が通常の湯船で、手前がバイブラ、奥の左がハイパージェットで、右が寝湯である。温度は41℃と標準的。
その右側にあるのがここの目玉である高濃度炭酸泉だ。

この手の中規模銭湯になると、あまり濃度は期待できないのだが、ここはガッツリ濃厚で、ホンモノの“高濃”度炭酸泉を堪能することができた。
温度は当然ながら低めで、40℃あるかないかぐらい。一人の高齢者が長湯してて、ずっとこちらを気にしてる様子だった。移動してもなぜかこちらを確認してくるので、一見さんがそんなに気になるのだろうか?

出典:東京銭湯ホームページ引用
▲コロナ対策で、5分を目安に3人ほどで入ってくださいと案内されていたが、守ってる人はほとんどいなかった
浴室の右側に目を転じると、露天風呂が奥にあって、扉が開けっ放し。こちらもコロナ対策の一環で空気を入れ替えているのだろう。
実際は、ほぼ室内で半露天である。外壁の下から外気が流れ込んでくる。
見た目はよくある岩風呂で、ここは通年で白濁の湯にしてるようだ。匂いはバスクリンと同じかな?という感じだった。
温度はここで一番高くて、43℃ほど。一般的に露天風呂は低めの傾向なので、逆なのは珍しい。

出典:東京銭湯ホームページ引用
こんな感じで、サウナや水風呂はないものの、最先端の銭湯と比較しても引けを取らない設備が一通りそろっており、なによりも水回りの設備がとにかく素晴らしかった。
水質も井戸水(軟水)だし、快適そのもの。ここの水回りで不満を感じる人はほとんどいないだろう。
室内の色使いは少し変わってて、白を基調としながら、炭酸泉と天井は紫。
平成22年にリニューアルしたとあって、室内は新しく且つ綺麗だった。
それでも10年以上経過してるので清掃してないとボロがでてくると思うが、そうした汚れはまったく見えず、しっかりと清掃していることが伺われる。
もうひとつここのユニークな点として取り上げたいのが、川場湯独自に作ったキャラクターがいることだ。
個人経営でオリジナルキャラクターがいるのはここぐらいだろう。
「かわばりーぬ」という名前らしく、随所にそのイラストが描いてあった。

出典:東京銭湯ホームページ引用
こんな感じで若い家族の感性や遊び心が取り込まれており、アイデア満載。
細部に至るまでとてもしっかりしており、狭いながらも素晴らしい入浴体験ができる銭湯だった。

出典:東京銭湯ホームページ引用
▲ぴーすけという名前のインコがいるそうだが、この時は見かけなかった
【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 氷川台
経路 総合園芸センターで左折する
周辺の環境 住宅、川
●空間演出
建物外観 マンション銭湯
壁画・眺望 なし
統一感 あり
置物 なし
照明 ふつう
★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 コンパクト
シャワーの出 最高
浴槽の種類 炭酸泉、ハイパージェット、寝湯、露天風呂
サウナ なし
温度 40~43℃
棚 あり
男女入れ替え なし
■サービス
接客 しっかりしてる
清潔さ きれい
貸しタオル あり(0円)
備え付け あり
◆人
受付 50代と10代後半の女性
客層 高齢者
【案内】
住所
〒176-0002
練馬区桜台3−15−14
電話番号
03-3991-7381
アクセス
東京メトロ有楽町線「氷川台」駅下車、徒歩2分
休日
月曜
営業時間
15:00−24:00
※東京銭湯ホームページ転載