銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

小山湯(横浜・石川町)

2017-06-02 06:25:47 | 銭湯
■住宅街の半地下に営む銭湯


JR石川町駅から歩いて10分ほど。東側に向かった狭い住宅街の路地を歩けば、小山湯はある。ここは入り口が2つある珍しい銭湯だ。



▲狭い路地からの入り口


▲反対側の入り口


中に入ると、廊下と下足箱。ここから男女に分かれる。







■少々雑なところはあるけれども…


中に入ると、受付は番台になっていて、60代ぐらいの元気にハキハキ話す女性が座っていた。


脱衣場はそこそこ広く、入り口の壁際と島のロッカーが一つある。脱衣場の隅には、ゲームセンターの筐体があった。マージャンのゲームで、20年前あたりのものだろうか。その横にマッサージチェアがある。
それと脱衣場の真ん中にテレビとそれを取り囲むようにプラスチックの椅子。これが休憩所になる。


浴室はというと、やや横長の作りで、マンション銭湯だけれどもそこそこ広い。カランは男女の仕切壁の部分と、島カランが二つ。


立ちシャワーもあって、はじめて見るのだが、シャワーが二つ備わっている。小さなほうが温かいシャワーが出て、もう一つがやや大きめの水がでるシャワー。
温かいほうのシャワーは、冗談かと思うぐらい出が悪く、水のほうは勢いがある。
カランのシャワーはきめ細かくきちんとお湯が出るので、この銭湯で掛け湯をするならカランでした方が無難だろう。


それと貸しタオルをかりたのだが、ややちょっと臭う感じがした。しっかりしたところはちゃんと洗剤のにおいがするので、このへんは詰めが甘いのかもしれない。


■元気な番台さん


入店したのは開店して間もなくの11時過ぎだったが、かなり混雑していた。入浴客は10人ぐらいはいただろうか。開店間もなくなのにこんなに混雑してる銭湯はなかなかないと思う。


浴槽は、二つで、割合は6:4ぐらい。左側の4側が日替わりの薬湯で、この日は深層海洋泉。色は鮮やかなブルー色で、バイブラにもなっている。もう一つの6側は白湯。温度計が40℃を示していたが、たぶん45℃前後と思われる。


それと入り口左側にミストサウナがあり、小さな作りで、三人までしか入れない。別料金だったかは確認しなかった(入り口になにも表記なし。別料金なら、多分なにかしらの表記がされてたと思う)。天井はマンション銭湯なので、ちょっと低い。


ここの番台の女性は気さくな人で、しきりに入浴客に声を掛けていた。下町らしい肝っ玉母さんという感じで、とても良い雰囲気の銭湯だった。


【評価チェック箇所】
・アクセス(道程) 少し歩く
・周辺の環境 住宅街
・混雑ぶり 混んでいる
・清潔さ ふつう
・接客 元気がある
・客層 高齢者ばかり
・脱衣所 そこそこ広い
・休憩所 テレビゲーム機がある
・シャワーの出 カランは良いが、立ちシャワーは使いにくい
・男女入れ替え なし
・備え付け なし(それっぽいのがあったが、使っていいのかちょっと不明だった)
・貸しタオル あり(バスタオルのみ有料)
・サウナ あり(スチームサウナ)
・温度 少し高め
・壁画・眺望 壁画はない


【案内】
住所
〒231-0868 横浜市中区石川町3-106-4
電話
045-641-5708
営業時間
11:00〜23:30
定休日
年中無休
※神奈川公衆浴場業生活衛生同業組合HP転載


最新の画像もっと見る

コメントを投稿