横浜・生麦
#竹の湯
出典:神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合ホームページ引用
京急本線
#生麦駅
▲生麦、生米、生卵の生麦駅
▲路線図をみるとこんな感じ。横浜と川崎のちょうど真ん中あたりだ
▲エスカレーターでのぼる
▲のぼったところ
▲まっすぐ進む
▲改札口
▲改札口を抜けて左の階段を降りる
▲降りたところ。この日はあいにくの雨。梅雨入りした直後だった
▲生麦駅を振り返る
▲そのまままっすぐ進んで
▲左折する
▲左折したところ
▲大通りに向かう
▲目の前の道路が第一京浜。大学駅伝で走る道路だ
▲その第一京浜をわたると
▲まだまっすぐ進んで
▲左に竹の湯がみえてくる
▲自宅?マンション?
▲さらにちょっと進むとキリンビール工場がある。皆さんの冷蔵庫にあるキリンビールはここで作られている
▲工場見学もできるのだが、生憎コロナウイルスの影響で中止のまま
ちなみに生麦といえば、歴史の教科書にでてくる生麦事件で有名な場所だ。
▲キリンビール工場を左に歩くと
▲ここがその現場であることを伝えるプレートがある
生麦事件とは?
イギリス商人一行が薩摩藩の行列を妨害したとして殺傷された事件。
翌年には薩英戦争が勃発し、薩摩とイギリスが接近する契機となる。イギリスからの人的交流や技術供与によりやがて力をつけた薩摩は倒幕へと向かい始める。
さらに薩摩出身の東郷平八郎はイギリスに留学し、やがてロシアバルチック艦隊を撃破する伏線にもなる。
偶然すれ違ったイギリス商人と薩摩藩との遭遇は、日本の歴史を変える一大事件だった。
▲キリンビール工場の右側を進むと
▲キリンビールのレストラン
▲その脇に
▲生麦事件の石碑がある
▲現場から斬られて逃げてきたリチャードソンは井戸近くに落馬すると、ここに運ばれて介錯により落命した
過激な思想である尊王攘夷論が吹き荒れていた当時は、外国人が殺されることは珍しくなく、ハリスの通訳をつとめたヘンリー・ヒュースケンも薩摩藩の藩士により殺されている。
薩摩、長州、水戸藩はいまでいうテロリスト集団だった。
出典:神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合ホームページ引用
▲そして再び竹の湯に戻る
半地下の階段(といっても2、3段程度)を降りると、目の前に小さなスペースの下足箱がある。右側に目を転じれば受付はフロントだ。
座るのは、みた感じ60代ぐらいの男性。恰幅がよく、威圧感のある雰囲気である。こういう人には気を使えと本能がささやく。
「こんにちは」と挨拶するが反応なし。(どっちが客なんだか!)
「貸しタオルありますか?」と尋ねると黙ったまま取り出してくれた。
「使ったら、こちらに戻してください」と話すと優しい感じ。帰りのときもすごく丁寧だった。
今回の男湯は左側で、ここは男女入れ替えがある。前回(といっても2年以上前なのだが)は右側だった。
のれんをくぐると、やはりここも狭い感じで、真ん中には座るテーブルがあり、左右の壁にはロッカー。
トイレには、タバコを吸わないでくださいと注意書きがあった。万引きを警告する裸ドロボウなる掲示物も。
体重計は業務用ではなく自宅用のもの。
自販機にあるビールはもちろんキリンビールである。
出典:神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合ホームページ引用
半自動扉をあけると、浴室は少々変わった配置である。
まず左のカランは縦に並び、右は横に並ぶ。その右裏手側には主浴槽。
主浴槽は、入り口の浅い部分がバイブラで、奧が2つに分かれている。左がフットエステジェットと呼ばれるもので、足下からジェットが噴出したもの。これは初めて見る物だった。
右はハイパージェット。
主浴槽の奧にはサウナがある。もちろん別料金だ。
出典:神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合ホームページ引用
▲左右にカランがあって、真ん中右が主浴槽。その奧がサウナ
左側は、カランの奧左に水風呂がある。温度計はあったが壊れていたのであくまでも推測になるが、だいたい16℃ぐらいか。
まっすぐ奧には立ちシャワーが一つだけあって、その横にあるのがここの目玉である露天風呂だ。
ガラス扉を開けると、外壁の一部は木材で作られており、微かに木の匂いが漂ってくる。
足を入れると、ヒンヤリして驚いた。だいたい37℃ぐらいか。
なんでこんなぬるいんだ!と思ったら、炭酸泉だった。
目立って泡立ってないが、入ると炭酸泉独特の暖まり方を感じるので、それなりの濃度はあるようだった。
露天風呂とあるが、実態は室内風呂。せいぜい半露天だろう。外に通じてるのは、奧に外気を取り込める小さな庭があるだけ。
それと、なにやら湯船のすみっこに白いものが浮かんでいたので、まさか炭酸泉で湯の花?!と目をこらしてみると、2、3匹の白いダンゴ虫(ぽいやつ)の死骸だった。
天井部は階段状になっており、無理矢理作った感は否めないが、逆に言えば創意工夫と努力の賜か。
客層は中年と初老男性と自分の3人だけ。前に来たときもずいぶん少なくて人気はないようだが、駅から近くて設備も整っているので、穴場の銭湯ではないかと思う。
【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 生麦
経路 キリンビール工場に向けてまっすぐ
周辺の環境 住宅やキリンビール工場
●空間演出
建物外観 マンション
壁画・眺望 なし
統一感 あり
置物 ドライフラワー
照明 ふつう
★設備
休憩所 フロント目の前
脱衣所 小さい
シャワーの出 ふつう
浴槽の種類 露天風呂(炭酸泉)、フットジェット、ハイパージェット
サウナ あり
温度 42℃
棚 なし
男女入れ替え なし
■サービス
接客 ふつう
清潔さ ふつう
貸しタオル あり(0円)
備え付け なし
◆人
受付 60代ぐらいの男性
客層 中年
【案内】
住所
〒230-0052
横浜市鶴見区生麦3-14-2
電話
045-502-7654
営業時間
15:00〜23:00
定休日
不定休
※神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合ホームページ転載
炭酸泉って珍しいですよね。
銭湯にもあるんですね。ちょっと驚きました^_^
鬱陶しいお天気が続く大阪です。
ご自愛ください。
銭湯の炭酸泉は滅多にないのですが、いまは新しいところを中心に導入が始まってますね。
医学的に効果が認められているのは炭酸泉ぐらいなので、銭湯にあると嬉しいです。
横浜もずっと雨続きで憂鬱です(笑)
お互いに体調には気をつけましょう。
鶴見は、スーパー銭湯の密集地帯だから、けっこうそっちに人が流れてしまっているでしょうね。
とくに有名なヨコヤマ・ユーランドはグルシン(10℃以下)の水風呂で有名なところなんで、なかなか一般の銭湯は厳しいかもしれません。自分なんかそんなシングルに入ったら死んじゃいますが。
ここに初めて来たときは、正直小さな場末の銭湯というイメージだったので、炭酸泉があることにビックリしました。
横浜全体で見ても炭酸泉があるのは片手の指で数えられる程度なので、凄いなと驚いた記憶があります。
自分の時だと二回ともほぼ貸し切り状態だったので、炭酸泉を長く一人で堪能できたのはここだけかもしれません。
濃度はまあまあですが、そのあたりでもかなりの穴場かなと思いました。
こんなところは全国津々浦々を眺めてもたぶんないでしょうね。
おふろの国は自分が初めて行ったスーパー銭湯で、友達が男湯に女の子がいるぞ!と言われたので、それなら行かない理由ないだろ!と一緒に行ったら、なんてことはない従業員でした(笑)
でも、それから銭湯っていいかもと思い始めて、しばらく間を開けたのですが2.3年前から銭湯通いをしています。
別なところで大井町におふろの王様っていうのも見つけました お風呂大好きですモンモン
というか、いまの時代に男女混浴は法律で禁じられてるから、伝統的にやってきた温泉ぐらいしかダメだそうです。
大井町のおふろの王様は行ったことないんですよね。
知り合いの人が行ったら、すごい混んでたと言ってたのと、やっぱり都心にあるから値段が少し高めみたいです(ほかのおふろの王様の1.5倍ぐらい)。
それと、ちょっと前に同性愛者が白濁の湯でいちゃいちゃしてるところを何度も目撃されて、ホームページにやめてください!と書かれてネットで話題になったところです(笑)
貴重な情報有難うございますモンモン
ユーユーさーんもお元気でモンモン