先週に引き続き、再びやってきた新生湯。
前回は大地の湯に入ったのだが、そのときに知った太陽の湯の「洞窟銭湯」が気になったために、今回は連続しての訪問となった。
▲荏原町駅
▲改札口をでて
▲商店街の方面へ
▲東京でよく見かけるオオゼキ
▲住宅街の中へ
▲歩いてすぐのところで新生湯がある
▲新生湯に到着
前回は大地の湯だったので、今週は太陽の湯ということでやってきた。
前回同様に、受付は若い男性。
のれんをくぐると、脱衣場になっていて、大地の湯同様に、至る所に注意書きが貼られてある。真ん中ちょっと奥側に島ロッカーがあり、左壁際にもロッカーが並ぶ。
それと、前回とは異なり、太陽の湯だけにテラスの休憩室があった(大地の湯は、休憩室にないが、浴室にはある)。
また入り口には給水器と洗面台と体重計。天井は格天井。設備は新しいが、歴史ある銭湯であることが分かる。
浴室に入ると、大陸の湯以上に個性ある作りだ。
まず目の前に島カランがあって、右壁際にもカランが並ぶ。立ちシャワーは右手前側にある。
左にはサウナとさらに一番奥に水風呂。その前に歩行湯がある。
歩行湯は、ほとんど温水プールに近い温度。
それと、少し掘り下げられた場所にあるので、階段を降りなければならない。
ほかの銭湯だと、歩行湯といってもお湯の温度は熱いままなのですぐに体が火照ってしまうのだが、ここだとプールにいるような感覚だ。
そのため、いくらでも歩くことができるし、足下もふつうのタイルになっているので、足が痛くならない。
隅っこには、なぞの機械。なんのためにあるのかよく分からないが、これほど注意書きがしつこい銭湯なのに、操作方法に関する説明が一切ない。
それと入り口の視点に戻ると、島カランの奥に浴槽がある。
この浴槽は右側が深めになっていて、そこにヒップアップジェットと、ボディジェットがあり、真ん中は中ぐらいの深さで、左側になるとかなり浅い作り。
それとこの浴槽の手前左側に丸い浴槽があるのだが、これが炭酸泉になっていた。
ここの炭酸泉は、ピンク色の岩塩が置かれてあり、そこにお湯を掛けると塩が溶けて炭酸泉と混じる仕組みだ。
そして左側には露天風呂の出入り口がある。入り口目の前には外気浴用の椅子が三つほど並び、その右奥に小さな露天。電気風呂も兼ねている。
さらに奥には、洞窟を模した空間があって、短い通路を通ると、ドーム状となった空間が広がっている。
真ん中に空気穴が空いているので、完全に閉ざされた空間ではないが、波立たせる音が反響していて、面白い演出だ。ここなら小さな子どもも喜ぶだろう。
陸の湯と太陽の湯、両方を体験してみると、双方とも非常に凝った作りをしていて、創造性の高い銭湯だと感じた。
それが単なる奇抜さだけでなく、実用性も高いのだから、つい長湯してしまう。
Googleに投稿される評価は決して高くないが、個人的には東京の中でも屈指の銭湯ではないかと感じた。
【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 荏原町駅
経路 商店街の途中で住宅街の中へ
周辺の環境 住宅街
●空間演出
建物外観 和風建築
壁画・眺望 太陽の湯は、古典的な富士山のペンキ絵
統一感 広義的には統一感があるが、狭義的にはめちゃくちゃな作り
置物 注意書き
照明 明るい
★設備
休憩所 フロント横
脱衣所 普通の広さ。外にはテラスが作られている
シャワーの出 ふつう
浴槽の種類 ボディジェット、ヒップアップジェット、歩行湯、電気風呂、高濃度炭酸泉、露天風呂(洞窟湯)
※お湯は、ぜんぶ地下水を使用
サウナ あり
温度 42℃
棚 あり
男女入れ替え あり
■サービス
接客 丁寧で良い
清潔さ きれい
貸しタオル あり(40円)
備え付け あり
◆人
受付 若い男性
客層 中高年がほとんど
【案内】
住所
〒142-0064
品川区旗の台4−5−18
電話番号
03-3781-3476
アクセス
東急大井町線・池上線「旗の台」駅下車、徒歩5分
東急大井町線「荏原町」駅下車、徒歩5分
休日
月曜
営業時間
15:30−24:30
土曜は15~24時半、
日曜は11~24時、
祝日月曜は13~24時
※東京銭湯ホームページ転載
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