東京大井町線の下神明駅に下車して、住宅地の中に入ると大盛湯がある。
昭和の姿を今も残す、昔ながらの銭湯だ。レトロ好きには是非とも訪れたい銭湯だろう。
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▲下神明駅
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▲線路の下を抜けて
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▲左側にヘリポートもある公園がみえる。視線の奥にみえるのは品川
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▲坂道を下り
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▲広い道路を横切り
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▲そのまま住宅地の中へ
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▲一度、左折して
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▲今度は、右の道へ
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▲この道で大丈夫なのか不安に思っていると、後ろで桶をもったおじさんがついて来るので大丈夫と確信
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▲途中左折すると
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▲大盛湯に到着
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▲煙突も立派だ
外観は絵に描いたようなレトロな銭湯。下足箱もいい感じで古びた感じだ。
ただ、扉を開けると、受付は今風のフロントである。
貸しタオルを尋ねるが、ないといわれ、しかたなく手ぶらセットを購入。
のれんをくぐって中に入ると、期待以上に重厚感ある脱衣場だった。
少し薄暗い空間には、必要以上の物は一切なく、清潔さと静寂な空気が漂っていた(ただし、テレビの音だけは響いていた)。
それと脱衣場の奥には、坪庭があるのだが、これもまたすごく立派。真ん中に木があり、その周りを岩がうずたかく積まれている。
浴室に入ると、期待を裏切らない古典的な作り。ただ、ここの特徴としては、浴槽の後ろにも庭が広がっていることである。そのため、ペンキ絵を描く壁が存在しない。
そのかわりなのか、男女の仕切り壁にはタイルのモザイク絵があった。
カランの配置は、島カランが一つと、左右壁にもカランがあるのだが、左のカランはシャワーがない。
あとは手前右側に立ちシャワー。ちなみに立ちシャワーはカーテンを閉めずに使っていたら、年配の人から怒られてしまった。
それとカランのシャワーは、場所によっては出がマチマチ。新しい感じのヘッドだと使い勝手が良いのだが、古いのだとお湯の変な方向に飛び出すので、まったく使えない。
浴槽は、7対3ぐらいの割合で、左側の7が浅浴槽で、44℃前後ぐらいか。ジェットバスがついていた。右側の3が深浴槽で、47℃ぐらい。
ともに白湯で、久しぶりに熱めのお湯を浸かることができた。
訪れたのは8月初旬ということで、一年で一番暑い季節だけれども、こういう暑いときこそ熱いお湯は最高だと思った。
入浴客はほとんどが中高年で、特に高齢者が目立った。
お湯の温度が高めなので長くゆっくり浸かる感じの銭湯ではないが、この銭湯特有の空気感は、なかなか得難い体験だと思う。
【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 下神明
経路 大井町線下をくぐって、住宅街の中へ
周辺の環境 住宅やお寺、商店街
●空間演出
建物外観 レトロな建物
壁画・眺望 坪庭、モザイク絵、タイル絵
統一感 素晴らしい
置物 特になし
照明 やや薄暗い
★設備
休憩所 脱衣場兼ねる
脱衣所 清潔感がある。天井は、格天井
シャワーの出 場所によって良くも悪くもある。立ちシャワーは勢いがある
浴槽の種類 浅浴槽と深浴槽
サウナ なし
温度 44℃、47℃(推測)
棚 あり
男女入れ替え なし
■サービス
接客 ふつう
清潔さ きれい
貸しタオル なし
備え付け なし
◆人
受付 70代ぐらいの女性
客層 中高年。それと刺青を入れた人が多かった
【案内】
住所
品川区二葉2-4-4
TEL
03-3788-8477
営業時間
午後3時から11時
定休日
金曜日
最寄駅
東急大井町線 下神明 徒歩4分
JR横須賀線 西大井 徒歩5分
※品川浴場組合ホームページ転載