銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

第一相模湯(東京・雑色)

2021-04-13 06:39:00 | 銭湯
#第一相模湯






京急本線
#雑色駅
 
▲雑色駅。始めて見る人は「ざっしき」と読んでしまうが、「ぞうしき」である

▲路線図はこんな感じ。川崎と蒲田の間にある場所



▲川崎方面


▲蒲田方面




▲下に降りて






▲改札口


▲改札口を出たら


▲左に曲がる


▲また左。線路沿いを川崎方面へと歩く








▲ここでストップ


▲右折する


▲あとは真っ直ぐ歩くだけ












▲住宅とこんなに近い送電塔は珍しい




▲JRの踏み切り


▲献花が置かれてあった


▲ここは開いた瞬間に警報機が鳴るところなので、無理して渡る人が多いのかもしれない


▲踏み切りを渡ると


▲右にお寺がある


▲参道だ。ちょっと寄り道してみよう




▲むっちりした体型の猫を発見。近寄るな!と怒られた。ごめんね




▲先ほどの道に戻ると







▲右に第一相模湯がみえてくる
















▲交通安全の暖簾


▲下足箱スペース


建物は古いが、入った瞬間から心地よい清潔感がただよってくる。自動扉を開けて中に入ると、左側には小さなロビーがあり、奥にフロント。座るのは、40代前半ぐらいの女性だ。


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲ロビー。親子がまったりしてた


女性に「貸しタオルありますか?」と訊ねると、「はい」とすぐに出してもらえたのだが、出されたのは、バスタオル。
後ろの棚には沢山のフェイスタオルが積んであったので、あれ?と思い、「フェイスタオルだけがいいのですが」と聞くと、どうやら後ろにあったのは販売用だったらしく、一枚130円。
それに対してバスタオル+フェイスタオルならレンタルで100円。「どちらがよろしいですか?」と聞かれたので、手ぶら派としては、バスタオルを選択した。


男湯は左側で、のれんをくぐると若干ほかと違って、壁沿いにロッカーが並ぶが、曲がり角にもロッカーがある。
広さは規模からするとふつう。
空気洗浄機があり、アルコールスプレーも置いてあった。ここも綺麗で丁寧に清掃されてる感じがする。


出典:東京銭湯ホームページ引用


扉を開けて中に入ると、ちょうど夕暮れ時に入ったせいか照明は入れておらず、静寂に包まれ、心が落ち着く感じだ。
入り口の上にあるガラスには色とりどりの葉っぱと鳥が描かれ、さながら小学校のような雰囲気が漂う。
ここは脱衣場と浴室入り口にも棚があり、さらには浴室右奥にも棚がある。右側の棚には備え付け(シャンプーとボディシャンプー)が複数置いてあった。
こういう棚があるのとないのとでは使い勝手が全然違う。


島カランは、2つあって、右の島カランのみ右側面はなにもない。
左右の壁にもカランが並ぶが、右側(間仕切り側)は短い。それと一つだけハンドシャワーがあった。
左手前には立ちシャワー。セパレート部分がオレンジ色で、配色がいかにも昭和っぽい気がした。立ちシャワーは2つともハンドシャワーである。

出典:東京銭湯ホームページ引用


浴槽は奥と右側にある。
右にあるのが炭酸泉。こちらは底が金網になっていて、かなり古いタイプだ。
この炭酸泉の作りは日本で二番目に導入した菊名にある福美湯とまったく同じ。いまとなっては歴史的な設備である。
当時としてはかなり最新式の設備を導入したところなのだろう。
肝心の炭酸濃度はというと、正直そんなに高くはなかった。
湯船をじっと見てると泡が確認できるが、全身の肌に張り付くまでには至らず
。これは初期タイプとして仕方ない仕様と思われる。
壁面には炭酸泉の入り方と、コーヒー牛乳の広告が貼ってあった。


出典:東京銭湯ホームページ引用


奥にある浴槽は2つに分かれていて、左が白湯で、温度は43度ぐらいか。もしかすると44度ぐらいはあったかもしれない。けっこう熱いと感じた。
白湯の中をみると、左側にボディジェットと座湯が並ぶ。座湯のところには大きなボタンがあって、押すと稼働し始める。
座湯もボディジェットも勢いはふつうだった。


出典:東京銭湯ホームページ引用


右側は黒湯。蒲田といえば黒湯なのだが、ここも例に漏れずしっかりと黒湯が用意されてあった
濃厚さもほかと負けず劣らずで深みのある黒をたたえている。温度は42度か41度ほどだった。
黒湯の部分は左側のみステンレスの手すりで区切られていて、そこが浅浴槽と電気風呂になっていた。電気風呂の強さは微弱。
ほかに、電気風呂のとなりにボディジェットがあった。これは黒湯の中にあるので最初は気づかなかった。
水流と書かれたボタンもあったのだが、これは押しても反応がない。


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲女湯の浴槽


壁絵はタイル絵で、山奥に滝が流れているデザイン。銭湯ではよく見かける題材だろう。天井はマンション銭湯ということで当然ながら低い。ただ、窮屈感は感じなかった。


客層はほぼ高齢者で、それ以外は中年男性と親子を見かけたぐらい。
女湯からもほとんど会話は聞こえてこず、とても落ち着いた雰囲気の銭湯だった。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 雑色
経路 多摩川方面
周辺の環境 住宅、多摩川

●空間演出
建物外観 古いマンション
壁画・眺望 タイル絵
統一感 あり
置物 なし
照明 薄暗い

★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 きれい
シャワーの出 ふつう
浴槽の種類 黒湯、ボディジェット、座湯、電気風呂、炭酸泉
サウナ なし
温度 39~43℃
棚 あり
男女入れ替え なし

■サービス
接客 ふつう
清潔さ きれい
貸しタオル あり(100円)
備え付け あり

◆人
受付 40代の男女
客層 高齢者がメイン


【案内】

住所
〒144-0056
大田区西六郷2−29−2

電話番号
03-3731-1993

アクセス
京浜急行線「雑色」駅下車、徒歩10分

休日
月曜

営業時間
14:30−23:00

※東京銭湯ホームページ転載


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2 コメント

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Unknown (湯あそび)
2021-05-17 22:31:18
タニタのラッコちゃん湯温計によると、
白湯43℃、黒湯42℃、炭酸泉38℃。

女湯の壁絵は、渓谷に架かる鉄橋に勢いのある川の流れ。旅先で見るようなその景色に、ひと時日常を忘れられました。
着替える場所の長椅子のフカフカ感は、今のところここがナンバーワンです!
また行きたい銭湯のひとつです。
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Unknown (southandnorthface)
2021-05-18 05:59:31
湯あそびさんへ

ここは雰囲気がいいところですよね!
自分も蒲田一帯の銭湯だと、一番お気に入りのところです。
決して広いとか設備が特別とかはないのですが、よく清掃されていて飾り付けのセンスもいいし、心地いいところでした。
長椅子のフカフカは気がつかなかったです(笑)
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