銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

ゆーポッポ(東京・平和台)

2021-05-18 06:11:00 | 銭湯
#ゆーポッポ

・おばあちゃんたち憩いの場
・初心者向けの設備がそろう
・音が響く室内





東京メトロ副都心線
#平和台駅

▲平和台駅


▲埼玉の県境に位置するギリギリ東京のところである








▲エスカレーターでのぼり




▲改札口


▲地図をみると今ここで


▲そのまま下に行くだけ


▲とりあえず出口1番をでよう






▲エスカレーターを上がり




▲地上にでれば目の前にライフがみえる


▲ライフ方面にむかう




▲ライフを横切り


▲あとはほぼ真っ直ぐ進む










▲ここでストップ


▲左折する


▲すると左側にみえてくる









店名は、銭湯キャラのゆっポくんを彷彿させる脱力的ながら、どこか優しさとユーモアが垣間見える。
開店まもなくにやってきたのだが、入っていくのは押し車を使ったり、ゆっくりした足取りのお年寄りたち。
地元の高齢者に愛されている銭湯なのだろう。


入り口に入ると上がり口が低い下足箱のスペースになっていて、右側には券売機がみえる。ただ手前は壊れてるらしく(なぜ撤去しないのか不明だが)、奥に最新式の自販機があった。ロッカーは100円を投入して帰りに返ってくるコインリターン式。
靴を預けて自販機前に立つと、女性キャラクターの声で「いらっしゃいませ」と音声が流れる。
入浴料金は470円で、貸しタオルは50円。バスタオルの貸しタオルは150円だった


チケットを購入すると、入り口を進めば右側にフロントがある。
透明シートで覆われ、非接触型の体温計もあったが、体温を計られることはなかった(サウナ客用か?)。
チケットを出すと、すぐにタオルを出してくれて、下足箱と交換する。


脱衣場の入り口手前はかなり広いロビーになっており、飲食ができる作りだったが、誰も座っていない。
新型コロナの影響で飲食提供をやめたのか、それとも単にお客さんが利用してないだけなのか。薄暗くてとても寂しい雰囲気だった。


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲実際は写真とちょっと違った


男湯は左側で、のれんをくぐると縦長の脱衣場が広がる。右側にトイレがあり、入ると銭湯にしてはかなり広くてビックリした。車いすのマークが貼ってあったので、どうやら多目的トイレとしても想定してるようだ。


奥にロッカーが並び、左側は洗面台。右奥にマッサージチェアがある。その裏側が窓ガラスで、露天風呂がみえた。


服を脱いで浴室の扉を開けると、ここは少々変わった作りをしている。左右が等間隔でスペースが広がり、右が浴槽。左がカランである。カランの奥にはサウナと水風呂があった。
入り口の目の前にあるのが立ちシャワーで、2つあるが、やはり少し年季を感じさせる。その立ちシャワーの右隣に大きなプラスチックの椅子があった。


サウナは入らなかったのだが、隣の水風呂はかなりぬるめ。ほぼプールの温度と変わりないだろう(たぶん25℃以上)。高齢者が多いので安全性に配慮したのか。サウナ好きには不満だろうが、水風呂が苦手な自分にはちょうどよかった。ちいさな子どもはキャッキャ言いながら楽しそうにはしゃいでいた。


出典:東京銭湯ホームページ引用


カランは島カランと前後壁際に並び、みんな使い勝手が良い。水まわりがしっかりしてるところは信頼できる銭湯だ。


出入り口からみて右側にある浴槽は、全体的にゆるやかな湾曲を描き、3つに分割されていた。
手前が薬湯で、この日はペパーミント湯だった。薄緑色で、温度は42℃程度だろうか。
匂いをかいでみたところ、表現が悪いが生乾きした雑巾のようなにおいがした。居心地が悪いので早々と退散して、次に入ったのが右側にある主浴槽で、ジェット関連が揃う湯船。
左側は座湯で水枕があったが機能していない。ジェットは水面きわ部分にあるので、何度も水面を蹴ってうるさい音を鳴らしていた。
座湯の隣が一人用のボディジェットで、勢いもあり刺激的。
このジェットの湯船も薬湯とおなじく42℃ほどだった。


さらに隣にあるのが小さいながら深浴槽となった熱(あつ)湯。熱湯と言ってもほかと比べて相対的に熱いだけで、特別熱いわけではなく43℃ほどだろうか。ほかに特徴はなかった。


出典:東京銭湯ホームページ引用


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲2つとも女湯


最後に、外にあるのが露天風呂だ。
扉を開けると、そんなに広くはないが手前右側に外気浴用の椅子が2つ並ぶ。湯船は白湯で、温度は42℃ほど。半分は屋根がないのでそれなりに開放感がある。


出典:東京銭湯ホームページ引用


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲こっちは男湯


ここはビル銭タイプなのでカランのところは屋根が低く若干窮屈さを感じさせたが、湯船のところになると一段高くなるなど工夫を感じた。


客層は先ほども書いたように高齢者がメイン。ただ、若い人も一部いて、思ったよりも客層は広いと感じた。ここようなミニスーパー銭湯タイプだと基本的に客層が偏ることはないのだろう。
親子連れもおり、お父さんが子どもになにか話しかけると天井の高さがちょうど響きやすいのか、最初はスピーカーで放送してるのかと思った。


全体的に古さがみえるが、昭和的な古さというよりも、平成的な古さである。既視感のある懐かしさを感じた。
親しみやすい名前と、高齢者に支持された銭湯ということで、全体的にほのぼのした銭湯だった。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 平和台
経路 ライフ(スーパー)に向かう
周辺の環境 団地

●空間演出
建物外観 スーパー銭湯風
壁画・眺望 脱衣場入り口にある
統一感 あり
置物 水槽
照明 ふつう

★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 ふつう
シャワーの出 ふつう
浴槽の種類 薬湯、座湯、ボディジェット、露天風呂、水風呂
サウナ あり
温度 42~43℃
棚 あり
男女入れ替え なし

■サービス
接客 ふつう
清潔さ きれい
貸しタオル あり(50円)
備え付け なし

◆人
受付 60代後半の女性
客層 高齢者


【案内】

住所
〒179-0081
練馬区北町6−4−13

電話番号
03-3933-3564

アクセス
東京メトロ有楽町線「平和台」駅下車、徒歩3分

休日
月曜
祝日は営業

営業時間
15:00−23:00
※入店は22:00まで

※東京銭湯ホームページ転載


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