銀座といえば高級ブティックのイメージで語られがちですが、最近はユニクロやワークマン女子が進出するなど、少しずつ様相を変えつつあります。
そんな銀座で有名なのがアンテナショップです。
アンテナショップとは、各地方の物産や名物を取り扱って販売し、売り上げの動向を調査するお店です。
銀座はなにが売れるのか探るための好立地場所というわけです。
そのアンテナショップの聖地と呼べるのがこちら。東京交通会館です。
戦後は闇市が広がっていた場所だったのですが、東京オリンピックを控えて再開発されました。その象徴的な建物がこちらになるそうです。
有楽町駅の東口から出てすぐ目の前にあります
各地の物産品を扱うお店が軒を連ねています
有楽町駅のすぐ真横です
最初に向かうのは北海道どさんこプラザ。日本全国のアンテナショップの中で一番の売上を誇るお店なんだそうです
ここはいつ来てもすごい混雑しています
北海道といえば乳製品
美味しそうなチーズが沢山ありました。
この時はスープカレーをやたらと推していました
定番の白い恋人もあります
ソフトクリームもお馴染みですよね
お次は大阪百貨店
大阪ゆうたらな、ソースやな
ジョーク商品も目白押しです
輪ゴムのパッケージをしてるけど、アメちゃんです
いかにもヴィレヴァンで売ってそうなアイテム
チョコレートもプッシュしてました
謎の「呼吸チョコ」
チョコレートもプッシュしてました
謎の「呼吸チョコ」
秋田ふるさと館になります
秋田こまち。美人で有名なところです
お酒もたくさん扱ってあります
日本酒のゼリー。面白いです
秋田県をモチーフにした商品。いぶりがっこ関連もすごく多かったです
「んだんだ」って秋田弁だったんですね
大分おんせん座。温泉で有名なので、なんと足湯ができるコーナーがありました
若い女性店員さんが積極的に話しかけたくれて、「私まだここで働いて9日目なんですよ」と言ってました。
温泉関連の商品が多かったです。
わかやま紀州館。和歌山といえば柑橘類にパンダ
冷凍みかん懐かしい
かげろうというのが有名なんだそうです
兵庫わくわく館
こちらは11年間の歴史に幕を閉じるそうです。べつのアンテナショップが入るのでしょうか?
玉ねぎ関連商品が目に付きました
有名な揖保乃糸。兵庫県とは知りませんでした
THE博多。県じゃなくて区のアンテナショップは珍しいです
ロシア料理ボルシチ。とされてますが、じつはウクライナ料理らしいです。ロシアとウクライナがいかに親戚同士の国なのか分かりますね
ホワイトデーのはじまりは、福岡市博多区にある石村萬盛堂が起源なんだとか。マシュマロを売るお店です。
当初はバレンタインのお返しにマシュマロデーと名付けたそうだったのですが、ほとんど広まらず。そこでマシュマロの白から連想してホワイトデーに変えたところ爆発的な人気に。ネーミングセンスがいかに大切なのかを教えてくれる事例だと思います。この風習はホワイトデーという言葉とともに、中国や韓国、台湾まで広がりました
博多といえば棒ラーメンやとんこつラーメン
もちろん明太子もあります
チロリアン。福岡にある千鳥屋が販売している中にクリームを入れたお菓子です
つぎは外に飛び出します
左にある東京交通会館を出て、今度は東京駅方面へと歩きます
沖縄の物産を扱う「わしたショップ」です
ここも大人気でした
地酒のオリオンビール
黒糖
定番のちんすこう。個人的にはあまり美味しいとは思わないお菓子ですが…
沖縄限定のハイチュウ(パイナップル味)なども売ってました
その沖縄のお隣にあるのが高知
ミレービスケットが有名です
高知といえばカツオですよね
おかずしょうが。美味しそう
芋けんぴ。食べたことないです
土佐文旦
少し離れてところに茨城。
すごくお洒落な作りになってました。茨城ってなにがあるの?と思ってましたが、色々ありました
土佐文旦
少し離れてところに茨城。
すごくお洒落な作りになってました。茨城ってなにがあるの?と思ってましたが、色々ありました
豊富なスイーツが山積みです
飲食コーナーもありました。入り口横にはカフェも併設されてあります
茨城といえば納豆。こちらは納豆せんべい。どこかふなっしーのようなキャラクターがあしらわれています
飲食コーナーもありました。入り口横にはカフェも併設されてあります
茨城といえば納豆。こちらは納豆せんべい。どこかふなっしーのようなキャラクターがあしらわれています
さつまいもチップス。さつまいもは茨城の特産品だったんですね
さつまいもは美味しいので好きです
最後はおまけでロシア
銀座一丁目駅から歩いて5分ほどのところに昭和通りという大通りがあり、その郵便局のすぐ近くに赤の広場があります
行列ができていました。というのもニュースをみてご存知の方も多いかと思いますが、ロシアによるウクライナへの侵攻によって国内のロシアに対する嫌悪意識からか、このロシア産を売るお店の看板がなぎ倒されるというニュースが流れ、一躍有名な場所になって以来、多くの人が集まるようになりました。メディアの力をまざまざとみせつけられる出来事でした
記念写真を撮る人がたくさんいました
皆様へのお願いと題して、早い平和が訪れること、政治的なインタビューは受けない旨が書かれていました
店員さんは経営者がウクライナ人で、ロシア人の女性などが働いています。
だいたいお菓子がメインでしたが、ロシアの郷土料理なども置かれてました
こんな感じで、全部紹介しきれなくて、他にも山形や広島、石川など色んなお店がありました。
いまはコロナ渦で旅行もままならないのですが、こうした銀座のアンテナショップで全国津々浦々の名産品を楽しむのもいいかもしれません
ちなみに家内の岩手のお父様もんだんだいいます。
じゃがポックルって初めて知りました。
北海道限定のお菓子なんですね。こんど寄る機会があったら買ってみようと思います。
大阪のところだと今は関東で販売されてないカールが売っていたのですが、朝には沢山あったのに、夕方にはスッカラカンで驚きました。
岩手のアンテナショップもかつてあったんですね。広島のアンテナショップもあったのですが、ちょうど改装中だったので覗けなくて残念でした。
「んだんだ」はあまりに有名だから、ほかの地域でも使われてるのかも(笑)