東京では二回目。アジアでは初の同都市で二度開催される記念すべき大会です。その東京大会ですが、東京に限らず札幌や神奈川県などもその舞台となり、とりわけ横浜の国際競技場(日産スタジアム)は、サッカーワールドカップ、ラグビーワールドカップ、そしてオリンピックと開催されると、世界初の三大大会が開催された会場となります。
残念ながら昨年度に開催される予定でしたが、コロナ渦ということで延期になり、今大会は反対の声も噴出するなど異例ずくめの大会となりました。
分断から結束へ。
最後は多くの人からやって良かったと言われるような大会になってもらいたいと願っています。
今回はオリンピックが始まるまえにちなんで、国際競技場に関わってきた写真を紹介したいと思います。
プロフィール欄にもあるようにラグビー観戦が趣味で、旧国立競技場はよく通っていました。
まずはそこから紹介したいと思います。
旧国立競技場
(国立霞ヶ丘競技場陸上競技場)
2014/5/25
この日は、ラグビー日本代表が香港と対戦したときの模様です
幼稚園から中学生ぐらいまでちびっ子応援団が駆けつけてくれました
夕方頃になると聖火台が灯され、ささやかながら歓声が起こりました。
これがおそらく旧国立競技場最後の点火だったと思われます
香港はアジアの中では強い方なのですが、世界的にみたらアマチュアと大差ないチームなので、日本代表の気運をもり立てるために言葉は悪いけど当て馬として呼ばれた親善試合という感じでした
しかしその香港が空気を読まずに奮闘して、日本代表を苦しめます
試合終了後は、香港の選手たちが観客に立ち寄ってサインや記念撮影に応じてくれました
夜になると聖火台が存在感を放ち、幻想的な雰囲気に包まれます。さまざまな感情が去来し、静かな感動がありました
香港はアジアの中では強い方なのですが、世界的にみたらアマチュアと大差ないチームなので、日本代表の気運をもり立てるために言葉は悪いけど当て馬として呼ばれた親善試合という感じでした
しかしその香港が空気を読まずに奮闘して、日本代表を苦しめます
試合終了後は、香港の選手たちが観客に立ち寄ってサインや記念撮影に応じてくれました
夜になると聖火台が存在感を放ち、幻想的な雰囲気に包まれます。さまざまな感情が去来し、静かな感動がありました
この時までの日本代表はほとんどワールドカップで勝利を掴んでおらず、期待と不安が入り交じる複雑な思いで見届けていました。
世間の注目も低く、ファンも正直不安の方が大きかったのですが、そうした心配をよそにスポーツ史上最大のジャイアントキリングと呼ばれる南アフリカ戦勝利を達成します。
2015年のGoogleでJapanと検索したサジェスト第一位はrugby。世界がもっとも日本のラグビーに刮目した瞬間でした。
このあとの5日後に国立競技場は閉場されました。
新国立競技場建設現場
2017/12/9
この写真は、銭湯巡りを始めたばかりの頃に撮影した写真です。ちょうど渋谷から歩いてきた時に写真におさめました。
二度とこうした写真は撮れないと思い撮影したのですが、仕上がりは芳しくなく、あとでちゃんと撮っておけば良かったと後悔しました。
どんな時もそうなのですが、その瞬間というのは日常の一部なので、なかなかそこに価値を見いだせないものです。
しかし時間が経てば経つほど振り返ったときに、かけがえのないものとして輝きを増していきます。
新国立競技場
最寄り駅は色々あるのですが、個人的に馴染みがあるのが外苑前駅です
野球ファンとラグビーファンなら必ず降りる駅ではないでしょうか
地図の右側に進むので、出口3をめざします
地上にでたところ
出口3を出て右に進みます
途中に秩父宮競技場
神宮球場も横切ります
すると新国立競技場がみえてきます
オリンピック前ということで、バリケードで覆われていました
仮設の建物もあります
その近くにあるのがジャパンスポーツオリンピックスクエア
近代オリンピックの創始者ピエール・ド・クーベルタンの銅像です
オリンピックミュージアムがありました
さて問題です。次の3つのうち、どの大会で使われた聖火台でしょうか。
A
B
C
答え
A 1964年東京オリンピック
B 1972年札幌オリンピック
C 1998年長野オリンピック
おまけ
コロナ渦ということで従来と比べて小規模のオリンピック大会になるかとは思いますが、始まるとどんな感じになるのか、参考としてラグビーワールドカップの雰囲気を伝えたいと思います。
ラグビーワールドカップの時は丸の内ビルにパブリックビューイングが用意されていました
すごい人が押し寄せて
下がいっぱいなので、上の階で立ち見する人たちも
自分もそのうちの1人でした
トライ(得点)のたびに歓声が屋内に響いていました
横浜国際競技場では、外国人が沢山訪れて、インタビューを受けていました
新横浜駅から国際競技場をつなぐ道の途中にあるセブンイレブン
イングランドを応援する人たちが集まっていました。酒と食べ物のある場所がたまり場になるのは世界共通のようです。多分、オリンピック中もこんな感じになるかと思われます
応援歌スウィング・ロウ・スウィート・チャリオットがセブンイレブンの前で響いていました。文字通り、今この瞬間を謳歌している姿が印象的でした
オリンピック期間中はすべてが無事に終わることを祈るばかりです。
長文を読んでいただいてありがとうございます。撮りためていた写真を並べただけなので大したことないのですが、改めて2019年のラグビーワールドカップを思い出すと、スポーツの感動って人をむすびつけることだなと思い、ちょっと投稿させてもらいました。
個人的にはオリンピックが始まればきっとやって良かったと多くの人が思ってくれるだろうと信じています。
是非とも安全、安心を最優先に無事に終わってほしいですね。