#狸湯
東武スカイツリーライン
#鐘ヶ淵駅
▲鐘ヶ淵駅
▲ちょうどとうきょうスカイツリー駅と北千住駅の真ん中にある場所だ
▲ずいぶんと曲がったホームである
▲東口を出て(なんと東口は無人)
▲少しまっすぐ歩くと
▲右手に踏切がみえてくる
▲右と左に道が分かれているが
左の道をすすむ
▲ここでストップ
▲左折する
▲ちょっと歩いてすぐに止まり
▲左折
▲あとはまっすぐ進むのみ
▲ここでスカイツリーがみえてくる
▲その先にたぬき湯がある
▲銭湯の敷地にはなぞの古い建物。いまはもう使われている様子はない
▲木、金の13:00~16:00までという超時短営業のところだ。4時(16時)に閉めるとあるので、実質入浴できるのは15:30ぐらいまでだろう
▲到着
入り口から男女に分かれている。ということでここは昔ながらの番台だ。その番台に座るのは30代後半から40代ぐらいの女性。銭湯はほとんどが家族経営で行われているので、おそらく娘さんか。
「こんにちは」と挨拶すると「こんにちは」と小気味よく返してくれる。貸しタオルをお願いすると、すぐに出してくれた。シャンプーとか備え付けはありますか?と訊ねると、ロッカーの端っこにあるので自由に持っていってくださいと言われた。
脱衣場は昔ながらの作りで、やや狭いスペース。
ロッカーは真ん中と右壁にあり、間仕切り壁には大きな一枚鏡。そこに長いすが置いてあった。
店名のとおり狸の信楽焼きがショーケースの中におさめられている。
隅っこにはマッサージチェアがあり、外に面して坪庭がしつらえてある。小さな縁側ではあるが外にでて涼むことができる。その縁側の隅っこにトイレがあり、窓ガラスがほぼ透明なので入ってる人の後ろ姿がみえてシュールであった。
出典:東京銭湯ホームページ引用
出典:東京銭湯ホームページ引用
▲金魚の入った水槽もあったが、自分がみたときは一匹しかいなかった
▲坪庭。奥にたぬきの置物がある
浴室の扉をあけると、浴室も小さくてシンプルな作りになっている。とくに目新しいものはなく、真ん中に島カランと左右の壁にカランが並ぶ。手前の右側に立ちシャワーが一つのみ。
通常のカランは昔ながらの設備だが、立ちシャワーだけ周囲の壁面が真新しかった。調べると2017年に中普請したそうでだ。しかし全体は古いまま。ここまで部分的なリニューアルも珍しい。
ちなみに通常のカランであるが、シャワーを出すとめちゃくちゃ熱い。
自分には熱すぎて使えず、仕方なく桶で水をうすめて浴びることに。
立ちシャワーはお湯と水を混合して調整できるので、苦手な人はこちらを使うほうがいいだろう。
▲こちらはリニューアル前の写真かもしれないが、ほぼ同じ作り。浴槽が少し違っていた
浴槽は奥にあって、2つに分かれている。右が主浴槽の白湯で、一番右端の前後にハイパージェットと座湯があった。ボタン式で自分で押すと稼働するもの。
温度はシャワーの温度が熱かったので覚悟して入ってみたものの、せいぜい41℃ぐらいか。拍子抜けするほどの低い温度だった。逆にシャワーがなんであんなに熱かったのかちょっと理解できない。
左の湯船は最初見たとき黒かったので、この地域でも黒湯がでるのかと思ったら、ルイボスティーの薬湯だった。この薬湯は甘い香りが漂い茶黒色だったので、最初はコーヒー湯?と思っていた。あとでルイボスティーを案内したポスターを発見した。
壁絵は、ペンキ絵で中島さんが描いたものらしく2021年11月27日とサインがある。ちょうどほぼ2年前の絵であったが、かなりボロボロになっていて、2年でこんなに劣化するものなのかと驚いた。ペンキ絵は休業が多いとかえってダメにしてしまうものなのかもしれない。
ちなみに題材は富士山の絵ではなく、山あいの谷筋に流れる渓流の景観。
ここは入り口の写真で分かるとおり、木曜日と金曜日しか営業していない。しかも13時から16時までなので、一週間に6時間しか営業していないところだ。
ほぼ営利目的で営業しているというよりも、地元の人のために営業してる感じなのだろう。事情があって短い時間に限定してると思うのだが、もの凄く混雑していた。地元の人たちから愛されているところである。
短時間営業でもきちんと清掃しているのが分かるし、受付の対応も良く、これからも無理せず続けてほしいと思う銭湯だった。
【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 鐘ヶ淵
経路 西口方面へ
周辺の環境 住宅
●空間演出
建物外観 昔ながらの建物
壁画・眺望 ペンキ絵
統一感 あり
置物 たぬきの置物
照明 ふつう
★設備
休憩所 脱衣場
脱衣所 ふつう
シャワーの出 めちゃくちゃ熱い
浴槽の種類 ハイパージェット、座湯、薬湯
サウナ なし
温度 41~43℃
棚 あり
男女入れ替え なし
■サービス
接客 丁寧
清潔さ ふつう
貸しタオル あり(0円)
備え付け あり
◆人
受付 40代の女性と70代の女性
客層 高齢者や一部若い人
【案内】
住所
〒131-0031
墨田区墨田2−21−8
電話番号
03-3610-3538
アクセス
東武伊勢崎線「鐘ケ淵」駅下車、徒歩8分
休日
月曜、火曜、水曜、土曜、日曜
営業時間
13:00−16:00
※東京銭湯ホームページ転載
おはようモンモン!モンモンディズニー😊
昨晩はぐっすり眠れて 元気いっぱいモンモンでーす!
うわあすごい
鐘ヶ淵駅 近くにこんな偉い頑張っておられる 銭湯があったんですね!
きっと時短ということはおそらく
介護とか何か フルでできない事情があるのでしょうね!
皆様から愛されて 受付の対応も良く 是非今度も応援したい銭湯ですねえ♨️
最近は 銭湯の経営者の老齢化があり 後継者がいないとやめてしまう銭湯もあって勿体無いですよね!是非 応援したい銭湯ですねえ♨️
いつも役に立つ素晴らしい銭湯パトロール楽しみにしております。
ユーさんの客観的なブログさすがですよ!これ出版社から是非書籍化しませんかって 声かかるそうですね!本出版されたら モンモンが買った本に直筆のサイン頂きたいわあ!
おはようございます!
ぐっすり眠れてよかったですね。
詳しくは分からないのですが、店主の方が入院されたなんて書き込みをGoogleマップの口コミで見かけました(真偽は不明です)。色々な家庭の事情とかで時短や廃業を選ぶところが多くて、最近だと荒川区にある帝国湯というところも店主が亡くなられて休業していましたが、娘さんと親族が跡を継いで今は再開してます。
後継者問題がかなり深刻らしくて、どんどん消えてしまってるのが現状です。
お客さんも高齢者ばかりなので、そうした銭湯を支えている人たちもあと10年足らずが限界かなとみています。2030年頃にはだいぶ淘汰されてるでしょう。
それまでに沢山記録に残しておきたいな思っています!
いつも見てくれてありがとうこざいます。