#天神湯
2023年12月8日
リニューアル
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JR中央線・総武線
#中野駅
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▲JRの中野駅
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▲下車すると、音鉄さんを発見。スピーカーにマイクを当てて録音していた
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▲北口の改札口をめざし
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▲北口を出て振り返ったところ
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▲改札口を出たら右に進む。ちょうど桜が散る時期に訪れたので、左の桜の木が葉桜に移行する最中だった
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▲線路沿いを歩く
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▲一度、突き当たりにきて
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▲右の道なりに歩く
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▲ひたすら線路沿い
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▲ここでストップ
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▲パイナップルが目印
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▲左の路地にすすみ
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▲すぐに十字路があるのでそれを右
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▲右にむいたところ
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▲あとはまっすぐ進むだけ
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▲ここらへんで煙突がみえてくる
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▲立派な煙突である
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▲住宅を兼ねた建物のようだ
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▲左から来て右に入り口がある
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▲到着
のれんをくぐって中に入ると、コの字の通路になっており、時計まわりにグルッと進む。左手にある下足箱にサンダルをあずけてフロントの前に立つと、座るのは70後半から80代ぐらいかな?の男性。渋い顔立ちで、対応も毅然としていた。
「こんにちは」と挨拶したあとに、「貸しタオルありますか?」とたずねると、「はい」と後ろに向いて手にとってもらい、「バスタオルですか?」と聞かれてので、「フェイスタオルで」と答えたが「え?」と聞き返されたので「小さいタオルでお願いします」と言い換えた。
男湯は左側で、女湯は右側。
のれんを抜けると、その先は引き戸になっており、開けたら閉めてくださいとの文字がある。
脱衣場はリニューアルしたとあって、テーマが一貫し、洗練された空間に生まれ変わっていた。
真ん中には島ロッカーが据え付けられ、右の間仕切りにもロッカーがある。
こちらはコインリターン式ではなく鍵のみなので、面倒がなくていい。
ただ、鍵は持ち帰らないでくださいとの注意書き。鍵の持ち帰り問題は21世紀の4分の1が過ぎても決定的な解決策がないままだ。客がみんな顔見知りならカゴが一番の正解だろう。脱ぐ場所も選ばないし。それか下駄箱の鍵とロッカーの鍵を連動させるか。
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出典:東京銭湯ホームページ引用
▲右にある伊藤園の自販機は電子マネーが使える。老舗の銭湯にも徐々に時代の変化が浸透している
脱衣場に入って左側のほうには坪庭がある。この日は気温が高かったため扉は開けっ放しで外から風が入ってきて気持ちよかった。庭は綺麗に剪定されており、趣のある風景。天井からは低いところまで電飾が下げられ、お洒落ポイントになっている。
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出典:東京銭湯ホームページ引用
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出典:東京銭湯ホームページ引用
▲池では鯉がおよいでいた
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出典:東京銭湯ホームページ引用
▲池では鯉がおよいでいた
浴室の扉をあけると、メインとなる浴室は部分的な中普請にとどめているようだ。奥にある富士山の壁絵と浴槽自体はほぼ変わってない。変えたのは、シャワーとタイル張りぐらいか。
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出典:東京銭湯ホームページ引用
▲男湯
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▲女湯
洗い場のカランは3つ並び、右側は壁沿いで、真ん中に島カランがある。
左にも島カランがあるが、そのカランの左裏に小さな浴槽があった。
こちらは高温湯で、45℃ぐらい。久しぶりの熱湯だったので最初は刺激が強く感じたが、慣れると気持ちいい。
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出典:東京銭湯ホームページ引用
▲こういう配置の浴槽は珍しい。人目を気にする人はいいかも。夏は低温湯に代わるそうだ
▲こういう配置の浴槽は珍しい。人目を気にする人はいいかも。夏は低温湯に代わるそうだ
カランのシャワーは新調したと思われるのだが、一部で拡散してしまってるヘッドがすでにあって、半年もたたずに不具合が出るものなのか。
立ちシャワーは入ってすぐ右手にあるが、こちらは最新式の大きく平べったい四角のヘッド。勢いは微妙だったが、体全体を洗うのにちょうどいい。
浴槽は先ほどの高温とは別の奥に、主浴槽がある。水風呂と中温湯が並ぶ。
水風呂は右側で、手を突っ込んでみたところ思ったよりもぬるい。おそらくチラー(循環冷却器)を使わず水をそのまま入れているだけだろう。それだと季節に応じて温度は変動する。スペースは詰めれば3人ぐらいが入れる広さだった。
左側の中温湯は正方形になっており、そのうち右半分が浅浴槽で、左半分が深浴槽かつジェット関連の設備である。
手前にあるのがハイパージェットで、真ん中が横から噴出する通常のジェット、そして一番奥にあるのが電気風呂。電気の強さは微弱であった。
中温湯はおそらく42℃ぐらいかなという温度で、最初の足に入れたときに少し熱く感じた程度なので長湯に最適。
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出典:東京銭湯ホームページ引用
▲この温度でも熱がってる人がいた
壁絵は古典的な富士山の絵で、みんなが銭湯でイメージする姿そのものだ。
壁絵の下には昔ながらの金魚のタイル絵が描かれている。寓話的な優しさが滲みでたノスタルジックな絵柄。
天井は高く、新しく塗り直したためか光を反射して気持ちいい清潔感がある。
リニューアルしたということで、設備を一新したのかと思っていたが、実際は使えるものはそのまま残していて大きな目新しさはなく、新調した銭湯にありがちなラグジュアリー体験もなし。
ただ、レトロな雰囲気は残しつつ装いを変えたリニューアルなので、歴史の継承という点では良かったと思う。
最近はリニューアルすると流行りのサウナを取り込むところが多いけれども、銭湯はやはり風呂屋としての矜持を貫いてほしいと思っているので、ここは自分好みの新装開店だった。
【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 中野
経路 東の住宅街へ
周辺の環境 住宅街
●空間演出
建物外観 宮造り
壁画・眺望 富士山の壁絵
統一感 あり
置物 なし
照明 明るい
★設備
休憩所 脱衣場
脱衣所 統一感がありキレイ
シャワーの出 ふつう
浴槽の種類 高温湯、ハイパージェット、ジェット、電気風呂、水風呂
サウナ なし
温度 42~45℃
棚 あり
男女入れ替え なし
■サービス
接客 渋い
清潔さ キレイ
貸しタオル あり(たしか無料だった気がしたけど間違ってたらごめんなさい)
備え付け あり
◆人
受付 70代後半ぐらいの男性
客層 高齢者がメイン
【案内】
住所
〒164-0001
中野区中野5−10−10
電話番号
03-3387-2657
アクセス中央線「中野」駅下車、徒歩7分
休日
木曜
営業時間
15:00−23:30
(最終受付23:00)
※東京銭湯ホームページ転載
私的に中野と言えば、中野サンプラザなんですが、閉館してからどうなったかご存知ですか?完全に脇道に逸れました。
中野サンプラザは近くを通りましたけど、閉鎖されたまんま解体工事が始まってないのか放置状態でした。
計画としては61階のビルが建つそうですけど、そんなにテナントビルを増やして需要があるのかな?とちょっと疑問に思いました。
新宿も小田急百貨店がいま解体されて同じく60階近くの高層ビルを建てるそうですが、どこもかしこも再開発といえば高層ビルばかりで東京はやはり金がある街なんだなと実感します。