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銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

ゆーポッポ(東京・平和台)

2021-05-18 06:11:00 | 銭湯
#ゆーポッポ

・おばあちゃんたち憩いの場
・初心者向けの設備がそろう
・音が響く室内





東京メトロ副都心線
#平和台駅

▲平和台駅


▲埼玉の県境に位置するギリギリ東京のところである








▲エスカレーターでのぼり




▲改札口


▲地図をみると今ここで


▲そのまま下に行くだけ


▲とりあえず出口1番をでよう






▲エスカレーターを上がり




▲地上にでれば目の前にライフがみえる


▲ライフ方面にむかう




▲ライフを横切り


▲あとはほぼ真っ直ぐ進む










▲ここでストップ


▲左折する


▲すると左側にみえてくる









店名は、銭湯キャラのゆっポくんを彷彿させる脱力的ながら、どこか優しさとユーモアが垣間見える。
開店まもなくにやってきたのだが、入っていくのは押し車を使ったり、ゆっくりした足取りのお年寄りたち。
地元の高齢者に愛されている銭湯なのだろう。


入り口に入ると上がり口が低い下足箱のスペースになっていて、右側には券売機がみえる。ただ手前は壊れてるらしく(なぜ撤去しないのか不明だが)、奥に最新式の自販機があった。ロッカーは100円を投入して帰りに返ってくるコインリターン式。
靴を預けて自販機前に立つと、女性キャラクターの声で「いらっしゃいませ」と音声が流れる。
入浴料金は470円で、貸しタオルは50円。バスタオルの貸しタオルは150円だった


チケットを購入すると、入り口を進めば右側にフロントがある。
透明シートで覆われ、非接触型の体温計もあったが、体温を計られることはなかった(サウナ客用か?)。
チケットを出すと、すぐにタオルを出してくれて、下足箱と交換する。


脱衣場の入り口手前はかなり広いロビーになっており、飲食ができる作りだったが、誰も座っていない。
新型コロナの影響で飲食提供をやめたのか、それとも単にお客さんが利用してないだけなのか。薄暗くてとても寂しい雰囲気だった。


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲実際は写真とちょっと違った


男湯は左側で、のれんをくぐると縦長の脱衣場が広がる。右側にトイレがあり、入ると銭湯にしてはかなり広くてビックリした。車いすのマークが貼ってあったので、どうやら多目的トイレとしても想定してるようだ。


奥にロッカーが並び、左側は洗面台。右奥にマッサージチェアがある。その裏側が窓ガラスで、露天風呂がみえた。


服を脱いで浴室の扉を開けると、ここは少々変わった作りをしている。左右が等間隔でスペースが広がり、右が浴槽。左がカランである。カランの奥にはサウナと水風呂があった。
入り口の目の前にあるのが立ちシャワーで、2つあるが、やはり少し年季を感じさせる。その立ちシャワーの右隣に大きなプラスチックの椅子があった。


サウナは入らなかったのだが、隣の水風呂はかなりぬるめ。ほぼプールの温度と変わりないだろう(たぶん25℃以上)。高齢者が多いので安全性に配慮したのか。サウナ好きには不満だろうが、水風呂が苦手な自分にはちょうどよかった。ちいさな子どもはキャッキャ言いながら楽しそうにはしゃいでいた。


出典:東京銭湯ホームページ引用


カランは島カランと前後壁際に並び、みんな使い勝手が良い。水まわりがしっかりしてるところは信頼できる銭湯だ。


出入り口からみて右側にある浴槽は、全体的にゆるやかな湾曲を描き、3つに分割されていた。
手前が薬湯で、この日はペパーミント湯だった。薄緑色で、温度は42℃程度だろうか。
匂いをかいでみたところ、表現が悪いが生乾きした雑巾のようなにおいがした。居心地が悪いので早々と退散して、次に入ったのが右側にある主浴槽で、ジェット関連が揃う湯船。
左側は座湯で水枕があったが機能していない。ジェットは水面きわ部分にあるので、何度も水面を蹴ってうるさい音を鳴らしていた。
座湯の隣が一人用のボディジェットで、勢いもあり刺激的。
このジェットの湯船も薬湯とおなじく42℃ほどだった。


さらに隣にあるのが小さいながら深浴槽となった熱(あつ)湯。熱湯と言ってもほかと比べて相対的に熱いだけで、特別熱いわけではなく43℃ほどだろうか。ほかに特徴はなかった。


出典:東京銭湯ホームページ引用


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲2つとも女湯


最後に、外にあるのが露天風呂だ。
扉を開けると、そんなに広くはないが手前右側に外気浴用の椅子が2つ並ぶ。湯船は白湯で、温度は42℃ほど。半分は屋根がないのでそれなりに開放感がある。


出典:東京銭湯ホームページ引用


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲こっちは男湯


ここはビル銭タイプなのでカランのところは屋根が低く若干窮屈さを感じさせたが、湯船のところになると一段高くなるなど工夫を感じた。


客層は先ほども書いたように高齢者がメイン。ただ、若い人も一部いて、思ったよりも客層は広いと感じた。ここようなミニスーパー銭湯タイプだと基本的に客層が偏ることはないのだろう。
親子連れもおり、お父さんが子どもになにか話しかけると天井の高さがちょうど響きやすいのか、最初はスピーカーで放送してるのかと思った。


全体的に古さがみえるが、昭和的な古さというよりも、平成的な古さである。既視感のある懐かしさを感じた。
親しみやすい名前と、高齢者に支持された銭湯ということで、全体的にほのぼのした銭湯だった。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 平和台
経路 ライフ(スーパー)に向かう
周辺の環境 団地

●空間演出
建物外観 スーパー銭湯風
壁画・眺望 脱衣場入り口にある
統一感 あり
置物 水槽
照明 ふつう

★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 ふつう
シャワーの出 ふつう
浴槽の種類 薬湯、座湯、ボディジェット、露天風呂、水風呂
サウナ あり
温度 42~43℃
棚 あり
男女入れ替え なし

■サービス
接客 ふつう
清潔さ きれい
貸しタオル あり(50円)
備え付け なし

◆人
受付 60代後半の女性
客層 高齢者


【案内】

住所
〒179-0081
練馬区北町6−4−13

電話番号
03-3933-3564

アクセス
東京メトロ有楽町線「平和台」駅下車、徒歩3分

休日
月曜
祝日は営業

営業時間
15:00−23:00
※入店は22:00まで

※東京銭湯ホームページ転載

浩乃湯(和光・成増)

2021-05-15 05:39:00 | 銭湯
#浩乃湯
・和光市唯一の銭湯
・スーパー戦隊のロケ地
・岩のモニュメントが目を見張る






東京メトロ有楽町線
#地下鉄成増駅


▲地下鉄成増駅。
この駅はわざわざ地下鉄と書いてあるように、地下鉄じゃない成増駅が近くにある






▲分かりにくいが、左下にある白子川の近くにある。川の右側が東京都。左が埼玉県和光市だ


ちなみに


ご存知の方も多いと思うのだが、成増といえばモスバーガー発祥の地でもある。


▲東武の成増駅(地下鉄じゃないほう)近くに商店街があり


▲すぐ横にある商店街


▲そこを入ってすぐのところに右がマクドナルド(潰しに掛かってるとしか思えない豪華な建物)で、奥左にモス


▲こちらが栄えある1号店


▲1号店の称号


▲だいぶ混雑してました


ここのモスバーガーは、窮地に陥ったときに地元住民がみんなで応援しようと食べに訪れたりと、成増の人たちにとって誇りであるようだ。


▲目指すのは4番出口


▲エスカレーターで上がり


▲奥に改札口


▲改札口を抜けたら真っ直ぐすすむ


▲4番出口は右側になる


▲エスカレーターであがり




▲地上に出たところ


▲左に曲がる


▲マルエツを横切り


▲ファミマも通り過ぎて






▲坂道を下る


▲分かれ道は右側


▲右に曲がったところ




▲小学校が右にみえる


▲ここも真っ直ぐ


▲坂道を降りていき






▲十字路に差し掛かったら


▲左折する




▲ちょうどこのあたりが、練馬区との境のようだ


▲しばらく進むと


▲ここを右折する




▲すると浩乃湯がみえてくる。手前にある広いスペースは駐車場。お世辞にも整地されてるとは言い難いが、車で来る人にはこの空きスペースは助かるだろう


▲ロケ地としても有名らしい




▲昭和らしさを売りにしている






▲到着


のれんをくぐって中に入ると、想像していたよりも古い銭湯らしく、下足箱が左右に分かれている。中には砂利が入ってたりと、あまりここまで掃除が行き届いてない様子。
男湯は左側である。


扉をあけると、番台に座るのは50代ぐらいの女性だ。
貸しタオルありますか?と訊ねると、「ないんですよ」と言われる。購入するものはあるか再度訊ねたら、通常のタオルとタオルセット(シャンプー、ボディソープ付きで150円)があるということで、タオルセットを頂くことに。
入浴料は埼玉だと450円らしく、それにタオルセットを込みで600円だった。
女性の方は声が上品で、なかなか銭湯ではお目に掛からないタイプの人だった。


出典:spa-tokyo.netホームページ引用


脱衣場は昔ながらの銭湯ということで、けっこう広めだった。天井を仰ぎ見るとかなり年季の入った送風機があり、相当古い建物であることがわかる。
脱衣場の真ん中には島ロッカーがあり、その上には将棋の駒(王将)が3つ並んでいた。
ロッカーの手前側には、これまた古いソファーが並ぶ。
中庭もあって、縁側にでることができるので、湯上がりのときに涼むにはちょうどいい。
面白いのは、入り口横にあるステンレスの棚に、子ども用のお風呂で遊べるおもちゃセットがいくつか置かれてあったことだ。
じつは、ここはスーパー戦隊モノの撮影でよく利用されている銭湯らしく、間仕切り壁のところを見ると、3枚ほどサインがあるが、そのうちの2つがスーパー戦隊で出演している俳優たちのものだった。
残り1枚は、それとは関係ない毒蝮三太夫さんのもの(一応ウルトラマンで活躍してたけど)。
いまだと機械戦隊ゼンカイジャーというのがやってるらしく、浩乃湯を舞台に最近放映されたらしい。
その前はトッキューレンジャーで、「銭湯で戦闘開始!」という小学生が言いそうなダジャレの回もあったようだ。
このようにスーパー戦隊が好きな人たちにとっては特別な場所らしい。


出典:spa-tokyo.netホームページ引用


扉を開けて中に入ると、まず目に飛び込んでくるのは、湯船の背景にある溶岩のモニュメント。
上野の燕湯を彷彿させるが、燕湯よりもむしろ浩乃湯のほうが迫力があって、高さも中段の屋根に迫るほどである。
その頂点から滝の形でお湯が流れてくる仕掛けで、落ちてくるお湯の音がかなり大きい。
岩が手前にせり出していたり、すごく大きな石が基礎部分に使われていたり、相当な情熱を注がれたことが分かる作品だった。


出典:和光市ホームページ引用


設備は古い銭湯らしく、カランは島と左右の壁に並ぶが、シャワーがあるのは間仕切り側(右壁側)のみ。
おそらく中普請のときに後付けで設置したものだろう。
ただ、通常の銭湯よりも湯量は豊富なので、浴びていて気持ちよかった。


湯船は、先ほども紹介したように溶岩の下にあって、2つに分かれる。
右側は深浴槽で、バイブラ仕様。
ここは古い銭湯であるが、子どももよく来るところなので温度は低めに設定してるかなと思ったらとんでもなくて、ふつうに熱かった。おそらく45℃ほど。
左の主浴槽は浅浴槽で、白湯の変哲もないものであるが、こちらも温度は45℃。子どもにとって容赦ない熱さである。
ただ、熱いなぁと思いながら入っていると、慣れてくれば次第に気持ちよくなってくるので意外とこの温度も悪くないなと思えてくる。
ちょうど親子連れが先客で来ており、子どもが湯船に入っていたのだが、さすがに腰を下ろすことはなかった。やっぱりこの温度だと子どもは無理なようだ。


ペンキ絵は古典的な富士山であるが、どうも溶岩とあってないというか、違和感がある。どうせなら思い切って噴火した富士山の絵でも良かったのではないだろうか。
途中で気がついたのだが、女湯のほうはなんと二匹のイルカが跳躍しながら接吻してる絵。女湯にももちろん溶岩のモニュメントがあるのだが、この組み合わせはめちゃくちゃだ。
間仕切り壁のところは、湖畔に洋風の建物が立つタイル絵。何度か改修工事をしているような感じだった。


客層は先ほども書いたように親子連れがいたが、基本的には高齢者。
途中で全員があがると、自分1人だけの時間帯もあったが、それからすぐに大学生ぐらいの3人組が入ってきたかと思うと、次は同じ年代の2人組も入ってきて、若い人からもかなり支持された銭湯のようである。


どうしても全体的な老朽化は否めなく、随所に黒ずみやくたびれた感じがみられたが、溶岩のモニュメント、戦隊のロケ、地下水を使っていたり、イベントも開催しているなど、様々な試みが見られるユニークな銭湯だった。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 成増
経路 西に向かう
周辺の環境 住宅

●空間演出
建物外観 宮造り
壁画・眺望 富士山のぺんき絵
統一感 あり
置物 将棋の駒
照明 ふつう

★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 ふつう
シャワーの出 よい
浴槽の種類 バイブラ
サウナ なし
温度 45℃
棚 あり
男女入れ替え なし

■サービス
接客 声が上品
清潔さ ふつう
貸しタオル なし(円)
備え付け なし

◆人
受付 50代の女性
客層 高齢者から若者まで


【案内】
企業名 
浩乃湯

住所
埼玉県 和光市白子1丁目24-39

電話番号
048-461-3658

営業時間
15:00~21:00

定休日
月曜日 ※祝日は営業、翌日(火曜日)に振替休業

料金・価格
大 人(中学生以上):450円
中 人(小学生)  :180円
小 人(未就学児) : 70円
※2020年(令和2年)4月1日より改定設備

■昔ながらのレトロ銭湯■
岩風呂(滝付き)、富士山のペンキ絵、開放的な高天井

駐車場:10台以上

最寄り駅
東武東上線 成増駅 / 有楽町線 地下鉄成増駅道順東武東上線 成増駅より徒歩で約15分
東武東上線 成増駅および有楽町線 地下鉄成増駅よりバスで約10分[牛房(ごぼう)バス停]

サービス・イベント
★「たまには銭湯! PRサービス 」★
月イチの風呂の日:毎月 26日(大人料金400円)
銭湯浴育応援デー:毎週 土曜日(同伴の小学生以下2人無料)
中学生優待   :毎日(中学生優待料金300円)
★優待サービス★
埼玉県パパ・ママ応援ショップ協賛店:「小人(未就学児)1名入浴無料!」
ランナーズ銭湯(銭湯ランナー):営業時間内
誕生日プレゼント(有効期間は誕生日の前後一週間以内)

※浩乃湯公式ホームページ転載

渋谷の裏側を覗く

2021-05-13 06:42:00 | 日記







若者が集う街渋谷。
そこには都市計画で整備された街並みの風景だけでなく、様々な欲望を飲み込む多様性とギャップに溢れた場所です。
普段はテレビなどで紹介されない裏側の渋谷を歩いてみたいと思います。


▲ハチ公広場


▲みんな楽しそうに過ごしています


▲なぜか座り込むおばあちゃん


▲テレビ撮影もしていました




▲渋谷はおおまかにTSUTAYAを起点とした右にある公園通りと、左にある渋谷センター街


▲109を起点にした右の文化村通りと、左にある道玄坂が主要経路となります。なので最近は色んな建物が建っていますが、依然としてTSUTAYAと109が渋谷を象徴する建物ではないかと思います


銃も売られている街


▲最初に向かうのは、公園通り。TSUTAYAの右側を歩きます


▲MODIがみえてきました


▲そのMODIと楽天の間に道があります


▲入ってみます


▲ここでストップ


▲左に向いてみましょう


▲なんと銃を取り扱うお店があります


▲モデルガンとかではなく、主に猟銃を取り扱うお店ですね。


「渋谷」で「銃」で検索すると、少年ライフル魔事件と、こちらの渋谷銃砲火薬店がでてくるのですが、まったく関係ありません。警察と銃撃戦になった場所も違います。
インターネットの信憑性というのも改めて無闇に信頼できないなと思いました。
しかしこうして色んなものが売られてるというところに渋谷らしさを感じます


最新のアパレル発信地


▲先ほどの左折する前の地点に戻ると


▲奥に進みます


▲渋谷の地形を足から感じられる場所です。駅がいかに谷底にあるかを実感できるのではないでしょうか




▲古い民家が所々あります。こちらは美容室のようです


▲すぐそばに公園がありました


▲北谷公園です




「公募設置管理制度」(Park-PFI)で作られた公園のようです。なので一般的な公園をイメージすると雰囲気が全然違います
「公募設置管理制度」とは、公園の中にカフェなどを作って、その利益をもとに公園を運用する制度のこと。なので、この公園にはブルーボトルコーヒーがあります



▲古民家のような建物が新しい商業施設に挟まれてポツンとあります。このあたりもいかにも渋谷らしい風景です


▲グルッと回ってきたので、いま目の前にあるのが公園通りです。奥に見える建物が渋谷公会堂です。かつてドリフターズが「8時だヨ!全員集合」で使われた場所ですが、すっかり建て替えられてので当時の面影はないでしょう


▲左をみると…ギョギョ


▲渋谷駅方面にむかってすごい行列


▲どこまで続くんだろう?




▲到着


▲Ray-Banでした。有名なサングラス屋さんです。マッカーサーや西部警察の渡哲也さんが使っていたことで有名なサングラスだとか。
調べたところ、この日は木村拓哉さんとのコラボ限定品販売をしていたらしく、それでこの長蛇の列だったんですね。
しかしみんな熱量がすごい


日本固有の文化ラブホテル


▲一度スクランブル交差点に戻って


▲109を目指します








▲そのまま道玄坂をのぼるとユニクロ


▲さらにちょっと上っていけば




▲百軒店の入り口があります。こちらは夜の街として知られた場所で、大人のディズニーランドみたいなところです


▲中に入っていきましょう




▲さっそく近くにあるのがストリップ劇場。いまでも健在なんですね。昭和感満載のネオンや建物が郷愁を誘います


▲案内所は、大感謝祭中でした


▲左に狭い路地


▲中に入ってみると


▲とりかつ屋さん


▲その奥はふつうの一軒家でした




▲と思ったら、やっぱり看板がないようなお店でした(^_^;)


▲見るだけで楽しいってどういうこと?


▲その先にはラブホが林立していました


▲先ほどの入り口に入った場所に戻ります。この先にまっすぐ進むと名曲喫茶ライオンというクラシック喫茶(クラシックを聞かせてくれる喫茶店)があります


▲ローソン


▲さらに上に進むと










▲名曲喫茶ライオン

いまの天皇陛下が若い頃にお忍びで通われたところです。
この目の前では酒井法子さんの元旦那さんが薬物で捕まった現場でもあります


▲先ほどのローソンがあるところに戻って右に曲がると


▲手前にあるのがネットカフェ。しかし、ここへんはラブホテルが軒を連ねる一帯になります。
少しばかり棲み分けがされていて、


▲右に下ると


▲性的なサービスをしてくれる風俗店が沢山並んでいます




▲振り返ると、迷路のようにかなり複雑な地形であることがわかります。
こういう人目を覆い隠す地形だからこそ、性風俗のお店が自然発生的に集まったのかもしれません。
先ほどのネットカフェの左側はというと、手前に集合住宅がありますが、




▲その奥は沢山のラブホテルが所狭しと営業していました。いわゆる「人類最古の職業」の女性たちも歩いています


実はラブホテルというのは日本固有の文化で、海外にはこうした性行為を目的とした建物はないそうです。
日本のみで生まれた背景には、プライベート空間が希薄な住宅構造にあるのかもしれません。
渋谷の場合は元々銭湯温泉があった場所に花街が生まれ、次第に連れ込み宿からラブホテルへと名称が変わり、今にいたるようです。


東電OL殺人事件の現場


▲道玄坂をのぼった先にきました。写真は道玄坂を振り返ったところで、右に見えるのは京王線が入る渋谷マークシティになります


▲次に目指すのは、振り返った写真からみて左側(のぼってきたら右側)に行きます。こちらもラブホテル街です


▲滝坂道。通称、渋谷裏通り。色んな意味で渋谷の裏側になります


▲滝坂道を進むと


▲曲がり角に八百屋さん


▲その斜向かいのところにさらに下る階段があります


▲下っていくと




▲とても古い集合住宅があります。表通りは新しいビルがどんどん建ちますが、裏通りはその街の歴史を発見することができます


▲その左側をみると、京王線の神泉駅。さきほどのマークシティのところからちょっと歩いたところに隣駅があります




▲踏み切り


▲神泉駅


▲反対は渋谷方面のトンネル


▲右に見えるのが、さきほどの古い集合住宅で


▲さらに隣には古いアパート


▲こちらが、東電OLが殺害された現場のアパートで、今でも当時のままです


東電OL殺人事件とは?

Wikipediaで引用すると、
東電OL殺人事件とは、1997年3月9日未明に、東京電力の幹部社員だった女性が、東京都渋谷区円山町にあるアパートで殺害された未解決事件である。ネパール人被疑者が犯人として逮捕・有罪判決を受け、横浜刑務所に収監されたが、のちに冤罪と認定され刑務所から釈放され、無罪判決を得た。 ウィキペディア


慶應を卒業して東電の研究職の立場にいた超エリート(OLというイメージとはかけ離れた上級職)でいわゆる立ちんぼ(売春)をされていた特殊な女性でした。
会社関係者もみんな知ってたらしいのですが、誰も止めなかったようです。
昼はエリート。仕事帰りは夜鷹。
30代を越えても拒食症だったらしく、拒食症は母親との関係に問題があるケースが多いので、なにか家庭内で問題があったのかもしれません。
当初、犯人として捕まったネパール人は後に冤罪が認められて釈放され、真犯人は未だに藪の中です。


日本有数の高級住宅街である松濤


▲先ほどの八百屋さんを右に曲がれば、飲食店などが軒を連ねるのですが、やはり奥側になるとラブホテルが立ち並び、年齢を問わず手をつなぐ恋人たちの姿を多く見かけます


▲こういう特殊な雑貨屋さんや




▲レアな専門店もあります


▲そのラブホテルの隙間に挟まれて、円山児童遊園地。日本一相応しくない場所にある児童遊園地ではないでしょうか


▲下り坂を進むと


▲今度は一転して、雰囲気がガラッと変わります


▲松濤文化村ストリートです


▲坂道をのぼっていくと


▲こんな瀟洒な集合住宅がみえてきます


▲右折して入っていけば


▲松濤美術館


▲ここは美術館だけではなく


▲さらに進んで


▲右折すれば


▲公園があります




▲子どもたちの歓声が響いていました


▲奥には池があります。都会のオアシスという風情です






▲水車まで。周囲は閑静な住宅が取り囲むので、さきほどの円山町とは打って変わって心安らぐ空間です


▲その周囲の住宅がこれまた凄い


▲研ぎ澄まされた感性を全面に打ち出した家が立ち並んでいます


▲松濤は東京でも屈指の高級住宅街で、田園調布と比肩するほどの規模です






▲高級マンションのようにみえますが、高級介護施設です




▲値下げして15分200円は高い…




▲マンションのようですが、一つひとつが一軒家です


松濤といえば経営者(楽天の三木谷さんとか)や芸能人が多数住んでいて、また都知事の元公館(青島幸男さんまで住みましたが、石原慎太郎さんが入居を拒否して取り壊しました)があったところでも知られています。
松濤ではありませんが、渋谷は安倍晋三さんや麻生太郎さん、ユニクロの創業者である柳井正さんなど錚々たる重鎮たちが住む場所でもあります。
一つ道を隔てた先が風俗街で、もう片方は超高級住宅街。
水と油が共存する不思議な街です。


若者の街という系譜



渋谷の特徴は、いつの時代も若者を集める磁力ではないでしょうか。
混沌と破壊と猥雑さをあわせ持つ裏側があるからこそ自由な空気感を醸し出す渋谷の魅力があるように感じました。








ーおわりー




















金春湯(東京・木場)

2021-05-11 06:28:00 | 銭湯
#金春湯

・水路の街にある
神奈川沖浪裏のタイル絵が見事
・若者の多い銭湯






東京メトロ東西線
#木場駅

▲木場駅

▲路線図はこんな感じ


▲東京の縁にある





▲1番出口を目指す

▲エスカレーターをあがり




▲右側側に進むと


▲改札口


▲改札口を抜けた先に地図があり


▲とりあえず区民館を目指す


▲階段をあがり


▲エスカレーターでのぼり




▲また階段を上がると


▲ようやく地上にでる


▲そのまま目の前の横断歩道を渡って


▲左に曲がって橋をわたる






▲右に見える川沿いを歩く


▲橋を渡ったら


▲右折する




▲ちょうど早咲きの桜(河津桜)が咲いていた時だった。訪れたのは2月下旬。東京都内にも河津桜があるなんてビックリ!

▲ちょうど見頃の時に来ることができた。ソメイヨシノの比べると主張の強いピンク色で鮮やかだ


▲そのまま進むと、左手に区民館がみえてくる


▲この区民館の脇へと入っていく






▲裏側に進んだところ


▲緑道を歩いて


▲真っ直ぐすすみ




▲ここの階段を降りて右に進む

▲降りたら正面真っ直ぐ




▲最初の十字路でストップ


▲右に曲がると


▲ちょっと進めば


▲左側に白いマンションがみえてくる。これが金春湯




▲目の前に小さな公園がある









▲薪で沸かしてるのだろう


▲到着


下足箱に靴を入れて中に入ると、すぐ目の前に小ぶりなロビーがあり、左側にフロントがある。
コロナの影響で受付全面に透明シートが覆われていた。
座るのは、20代半ばぐらいの男性。
「貸しタオルありますか?」と訊ねると、「30円になりますが大丈夫ですか?」と聞かれる。
30円なら安いほうだと思い、「はい、大丈夫です」とこたえると、出てきたのはフェイスタオル2枚。
30円で2枚も貸してくれるなんてすごい。1枚15円なら無料みたいなものだ。
それと30円というのも、入浴料470円とあわせてちょうど500円になるようにした配慮と思われる。


男湯は左側で、のれんをくぐると脱衣場は他の銭湯とおなじ一般的な作りで、壁にロッカーが並び、右側に洗面台がある。隣の女湯からはドライヤーの音がかなり響いていた。


出典:ことみせホームページ引用
▲女湯の脱衣場



浴室の扉をあけると、第一印象はすごく綺麗な浴室だ。
マンション銭湯にしては横幅があり、島カランが2つ並ぶ。
左手前側にはカゴの中にシャンプーとボディソープが並んでいた。
右側手前には立ちシャワーが一つ。
カランのシャワーは勢いがあるが、かなり古いためか拡散に遊びがあったのと、首のところがグラグラなのでシャワーを出すとヘッドがのけ反って安定感に欠ける。温度はちょうどよくて、浴びてて気持ちよかった。


出典:ことみせホームページ引用
▲男湯


出典:ことみせホームページ引用
▲こちらは女湯


浴槽は奥にあって、2つに分かれている。
右側が半円形をした深浴槽で、ジェットバスの座湯が2つ。
温度は42℃か43℃ほど。
ここの座湯は勢いこそ問題ないのだが、通常はジェットの当たる場所が腰のはずが、なぜか背中に当たる。
これは始めからこのように計算されたものなのだろうか?


出典:ことみせホームページ引用
▲女湯


左側は浅浴槽でバイブラと赤外線だった。温度も深浴槽と変わらない温度で、42、3℃あたりか。
後で知ったのだが、麦飯石風呂を使っているところらしい。
とはいえ、すべて白湯なので見た目はかなりシンプルな作りである。


室内は白を基調としており、カランは茶色が差し色として使われていた。このへんの色使いはシックである。


壁絵は、葛飾北斎による富嶽三十六景の神奈川沖浪裏。
東京で飾るのなら深川万年橋下ではないかと思うのだが、やはり神奈川沖浪裏のほうが迫力があって人気があるのだろう。


出典:ことみせホームページ引用


出典:東京富士美術館ホームページ引用
▲オリジナルの神奈川沖浪裏


出典:東京富士美術館ホームページ引用
深川万年橋下


客層は高齢者の方が多かったが、それでも他の銭湯と比べたら若い人が目立つ。
年齢層が幅広い銭湯は実力が高い証拠であり、事実、とても快適に過ごせる銭湯だった。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 木場
経路 海沿いへ
周辺の環境 公園、川

●空間演出
建物外観 マンション銭湯
壁画・眺望 神奈川沖浪裏
統一感 あり
置物 なし
照明 ふつう

★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 ふつう
シャワーの出 ふつう
浴槽の種類 座湯、赤外線、バイブラ
サウナ なし
温度 42℃
棚 あり
男女入れ替え なし

■サービス
接客 ふつう
清潔さ とても綺麗
貸しタオル あり(30円で2枚)
備え付け あり

◆人
受付 20代半ばの男性
客層 色んな年代


【案内】

住所
〒135-0016
江東区東陽1−6−9

電話番号
03-3645-2303

アクセス
東京メトロ東西線「木場」駅下車、徒歩5分

休日
木曜

営業時間
15:00−23:00

※東京銭湯ホームページ転載

海と夕日の湯(横須賀・三崎口)

2021-05-08 06:33:00 | スーパー銭湯
#夕日

・三浦半島のソレイユの丘にある銭湯
・相模湾が一望できる
・子どもがいっぱい






京急本線
#三崎口駅


▲京急の終点である三崎口。海に囲まれた場所ではあるが、快特に乗ってしまえば横浜からビューンと50分ぐらいなので、そんなに遠くまで来た感じがしない




▲遮るものはなく開放感ある眺め。空が広く感じられる


▲三崎口といえば、油壺、城ヶ島あたりが有名であるが、今回向かうソレイユの丘は逆方面である



ちなみに


ホームの端っこに行くと、終点なのになにやら線路が続いているような作りになっている。
これには理由があって、実は油壺までの延伸計画が2000年半ばまであった。
西武が三浦半島まで触手をのばしてることに危機感を募らせた京急は、自分たちの縄張りを守るべく三崎口以降も延伸する計画を練っていた。
地元の人たちからも熱い要望があったようだが、土地買収に難航したことや人口減少、環境保護(風致)運動に阻まれて断念。現在は許可申請を取り下げている。
面倒くさいけど、三浦半島周辺へ行くには車もしくはバスを使うしかない。


▲階段かエスカレーターをのぼり




▲左に進むと


▲改札口


▲改札口を抜けたところ


▲バスターミナルが広がる




▲駅を振り返る


三崎マグ駅と書いてある。京急はたまに駅名で遊ぶことがある


▲バスの案内板をみると、右下方面が油壺や城ヶ島方面。ソレイユの丘は、左側だ


▲3番に並ぶ




▲この一番奥のところに向かう


そしてバスに揺られること20分ほど
 


▲ソレイユの丘に到着。ソレイユの丘とは、南仏のプロヴァンス地方をモチーフにした体験型総合公園(公募設置管理制度(パークPFI))のことで、開発したのは西武造園。年間で70万人が訪れるという。
西武と京急は暗闘関係にあるが、ここまで来るのに京急の鉄道とバスが利用されるから、京急とはウィンウィンの関係だろう。
このソレイユの丘であるが、今度は日比谷花壇や京急が2023年4月のリニューアルオープンを目指すという


出典:西武造園ホームページ引用
▲ソレイユの丘の俯瞰写真。
周りに見えるのは畑で、三浦半島はキャベツで有名である



▲バス停そばには、ゲートがある


▲中に入ると、コロナ対策もしっかりしてるようだ


▲ここは入園料が無料なので、入るだけならタダ。遊具で遊んだり、キャンプしたり、チューチュートレインに乗ったりする場合は有料である


▲動物と触れあうことができる


▲思った以上に広いテーマパークである


▲ちなみに今回の目的地である海と夕日の湯は、入り口すぐそばの右側にあった




▲ゲートを抜けると撮影スポットがある


▲少しあるけば


▲右側に道がある


▲その右側に進んだところ


▲さっそく案内を発見




▲右にみえる建物が、海と夕日の湯である


▲なので右に曲がると


▲海と夕日の湯に到着
一番最後には、ソレイユの丘を紹介した写真もあります


ちょうど開店直後に到着したが、長い行列ができていた。ここはコロナ対策として入場制限をしているらしく、だいぶ待たされることに。
その間、周りにいるちびっ子たちが天真爛漫に走り回っていた。
20分ぐらい待たされて(帰りのときは空いていたので、待つのはオープン時間のときだけのようだ)、ようやく順番がまわってくると検温器で熱を計り、問題がなければ通される。
小さな子どもたちが多いところなので、エントランスには、ベビーカー置き場があった。
下足箱は、金属製で100円玉を入れて鍵を取るコインリターン式。そばに両替機があるので、そこで崩すこともできる。
施設自体がこういう公園にあるので、帰りのときだと足下に砂が沢山落ちていて、従業員の男性が懸命に掃いていた。
奥に進むと、その左側がロビーだ。



▲開店まもなくだったから人はいなかったけど、帰りは入浴客でごった返していた。ガチャガチャやアイスなど子どもたちが喜びそうな自販機がある


右に進むと、なんとここは受付が2つ設置してある。
2つあるうちの右側(手前)が料金を支払うフロントで、入浴料は大人だと700円。タオルがない場合は、フェイスタオルが150円で、バスタオルは500円。全部込みセットだと、1100円。フェイスタオルもバスタオルも購入するものだから持ち帰ることができる。
今回はフェイスタオルだけで良かったので、フェイスタオルだけをお願いすることに。合計850円。
もう一つの通路の奥にある受付が鍵を交換するフロントだ。先ほどの下足箱の鍵を脱衣場の鍵と交換する。
通常の銭湯だと、この一連のやりとりを一つの受付でやるが、こういう規模が大きいと分けてやる余裕があるから凄い。
交換する際は、「一番下になってしまいますが、大丈夫ですか?」と訊ねられた。このあたりの気遣いもさすが(できれば中段の方がよかったけど)。


鍵を交換するフロントから左側に向けば浴室への入り口があり、手前には芸能人のサインが飾ってあった。たしかにここはテレビ受けしそうなところである。




通路奥から男女に分かれて、左側が男湯で、右が女湯である。
のれんをくぐると、規模にしてはやや小さいかなという感じのスペースで、手前側と右側にロッカーが並び、右奥には洗面台。ドライヤーは無料で、ティッシュと綿棒が置いてあった。
綿棒は個包されたものだったから安心して使えるだろう。


服を脱いで左奥の入り口に進むと、手前側が緩衝スペースで、洗面台とサウナの尻敷きマットが置いてある。
サウナに入る際は、このマットを手にしてサウナに入る。サウナと水風呂は、館内放送で小学生以上が推奨されていた。


浴室に入ると、すぐ左手に立ちシャワーが一つだけ。あとは、通常のカラン(洗い場)が左側を占めている。
椅子はここのようなタイプでは珍しく、逐次持って行って、使ったら戻す。
シャワーはふつうに使いやすいが、時間とともに止まるので、そのへんは若干面倒に感じる。
定期的に女性従業員の方が見回りに来て整理整頓をしていたので、清潔さはしっかりしている印象だ。


カラン奥には水風呂。水風呂は4人前後は入れそうなスペースで深さもあって、温度は16℃ほどとだいぶ攻めてる。
水風呂の間に立ちシャワーを挟んでサウナがある。


サウナは先ほどの尻敷きマットを手にして中に入ると、意外と高温と感じた。入った瞬間から熱気を感じるのと、広さもあって驚いた。2005年開業だからサウナブームの前に作ったと思うが、テーマパークにあるオマケ的な浴場施設かと思ってたら大間違いで、かなり本格的だ。
さすがにロウリュウまでなかったけど、しっかりとサウナを楽しむことができる。


室内の浴槽は入り口右側にあり、なんら特徴のない白湯の湯船。温度は無難な40℃あたりか。銭湯巡りをしてる身としては物足りないが、子どもを想定したら妥当な温度だろう。
全面ガラス張りで海を眺めることができ、ロケーションは言うまでもなく最高。
訪れた日はほとんど雲のない晴れだったので、明るいというか、湯船にも光が反射してめちゃくちゃ眩しい。目をつむっても眩しいぐらいだった。
5月上旬でこれだと、夏はどうなるんだろうか…。
ここまでが室内で、次は露天風呂である。


扉を開けると、露天風呂は高低差のある作りで、手前の通路は狭く、すれ違うのも厳しい。足下すぐ下が湯船なので、子どもだと勢い余って落ちてしまわないか少々心配になる。


出典:横須賀観光情報ここはヨコスカホームページ引用


左側に回ると、外の主浴槽ともいうべき露天風呂がある。美人湯と書いてあり、男湯で美人湯とは一体…と思うが、それはともかく、温度は室内の主浴槽とおなじく40℃ほど。なのでかなりぬるめだ。
上のお湯が流れる仕掛けになっていて、下にも湯船がある。
上段の露天風呂から下に降りると、左奥にあるのが腰掛け湯。こちらは壁伝いにお湯が流れ、そこに背中をあわせながら足湯を楽しむもの。
思ったよりも熱くて、背中部分は43℃以上はあったように感じた。意外とこっちは本格的。


まとめてみると

出典:スーパー銭湯検索ホームページ引用
▲上段が室内の主浴槽。中段左が露天風呂の主浴槽で、中段真ん中が寝湯。中段右が腰掛け湯。下段左が水風呂。下段真ん中がサウナ。最後の下段右が入り口入ったところの通路だ


露天風呂の右側は寝湯があって、3人分が用意されている。こっちも熱くて、42℃はあったと思う。
入り口右側にある外気浴用のベンチに座ると、海を一望することができる。
ちょうど夕日が落ちる正面なので、文字通り、海と夕日の湯である。


客層は言うまでもなく、圧倒的にファミリー層が集まる場所なので、タイミングによっては子どものほうが多いかも。
驚いたのは、赤ちゃんまで見かけたことだ。様々な銭湯を巡ってきたけど、赤ちゃんをみたのはここが初めて。
脱衣場には赤ちゃん用のベットと、オムツ捨てまで用意してある。こういう場所だから親御さんも安心して使うことができるだろう。


館内放送ではコロナ渦の注意として、黙浴をして、やむを得ない場合はタオルで口を塞いで話してくださいとお願いしていたが、そうしたルールがちびっ子たちに通用するわけもなく、子どもたちは常にハシャぐし、若いグループはおしゃべりに夢中で、ついでに赤ちゃんは泣き叫ぶし、めちゃくちゃうるさい。
ただ、サウナ内は大人限定のためか、みんな黙浴につとめており、ジェスチャーで対話する人もいるなど、ここだけは徹底していた。


全体的にみるととても綺麗で、ソレイユの丘自体が南仏のプロヴァンス地方をテーマにした場所なので、そうしたテーマに沿った形で白を基調とした清々しい色彩にいろどられている。


元々ここは軍都横須賀の場所ゆえに帝国海軍の基地だったところを太平洋戦争後に米軍住宅地として接収され、やがて日本に返還されて自衛隊基地に、それからソレイユの丘に生まれ変わった場所である。
戦争に明け暮れた場所から子どもたちが笑顔になるテーマパークへ。
平和な気持ちに浸れる眺望の素晴らしい銭湯だった。



▲帰りの夕日も素晴らしかった







【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 三崎口
経路 ソレイユの丘経由のバスで一直線
周辺の環境 海と畑

●空間演出
建物外観 南仏ぽい
壁画・眺望 海と夕日
統一感 あり
置物 特になし
照明 日が射し込むと眩しい

★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 やや狭い(特に子どもたちが走り回るから余計…)
シャワーの出 ふつう
浴槽の種類 白湯、露天風呂、寝湯、腰掛け湯
サウナ あり
温度 40~42℃
棚 あり
男女入れ替え なし

■サービス
接客 丁寧
清潔さ きれい
貸しタオル なし(購入150、500円)
備え付け あり

◆人
受付 40代から50代ぐらいの女性
客層 ファミリー層がほとんど(高齢者は1人も見かけなかった)


【案内】
料金

大人(中学生以上) 650円(※現在は700円)
子供(3歳-小学生) 300円

入浴セット    1.100円
※入浴料+バスタオル・フェイスタオル付き

営業時間・営業期間

10:00~21:00(最終入館 20:30)

通年

休業日

年中無休 ※点検日休館あり

メンテナンスのため休業する事がございます

電話

046-857-2500

住所

神奈川県横須賀市長井4

交通アクセス

京浜急行「三崎口」駅より京急バス「ソレイユの丘」行にて約15分終点下車
三浦縦貫道路・林出口から約3km

駐車場

1500台

近くの駅情報

※ニフティ銭湯ホームページ転載



以下は、ソレイユの丘全体の写真



▲三浦半島といえばキャベツということでキャベツの収穫体験をやっていた


▲入り口横には販売店もあり


▲キャベツを買うことができる。たしか1個100円とかだった


▲菜の花スポットも。夏はヒマワリ🌻をみることも出来るらしい




▲象徴的な建物が観覧車。決して大きくはないけど、沢山の人たちが並んでいた




▲持ち込んだテントを張ることもできる


▲自転車広場


▲こちらはチューチュートレイン。汽笛を鳴らしながら走っている





▲演奏会場。終わったあとの様子だった


▲池があり、定番の白鳥ボートを漕ぐことができる


▲丘からの滑り台。楽しそうだった


▲奥に進むと、キャンプ場


▲先端は海だ。階段下を降りると、ソレイユの丘海岸がある


▲四方が海に囲まれた場所なので、潮の匂いを感じることができた



さらにソレイユの丘から15分ほど歩けば長浜海岸(正式の呼び方は、ながはまかいがん。地元の通称は、ナマハ)がある