銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

中村浴場(横浜・伊勢佐木長者町)

2021-10-19 06:51:00 | 銭湯
#中村浴場







横浜市営地下鉄
#伊勢佐木長者町駅

▲伊勢佐木長者町駅は、関内駅の隣に位置する場所だ






▲エスカレーターでのぼり


▲改札口


▲地図をみると今ここで


▲高速道路がある南方面に向かう


▲出口B4を目指す










▲地上にでたところ


▲まっすぐ進んで


▲横断歩道をわたったら


▲ひだりに曲がる


▲曲がったところ


▲そのまま高速道路まで直進する














▲高速道路のところに突き当たったら右に進む


▲右に曲がったところ




▲目の前の横断歩道をわたり


▲左の横断歩道もわたる


▲高速道路の下をくぐり


▲さらにこの横断歩道もわたる


▲右に進む


▲ローソンを通り過ぎて


▲ここでストップ


▲左に曲がる


▲また立ち止まると


▲右に進めば




▲左側に中村浴場がみえてくる


▲マンション銭湯だ


▲到着


入り口に入ると、やや広めの下足箱のスペースになっており、右側へ進めばこれまた広めのロビー。ただし薄暗くて、ここでゆったり休憩しようという気分にはなれなかった。


出典:神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合ホームページ引用


その左手側にフロントがあり、座るのは70代ぐらいの女性。
耳掻きで耳掃除をされてる最中だった。
「こんにちは。貸しタオルありますか?」とたずねると、後ろからタオルを出してくれて「使ったらこちらに戻してください」と受付の後ろにあるバケツを目線で示した。タオルは無料で入浴料は490円。
同時にロッカーの鍵を手渡されるので、ロッカーの場所は自分で選ぶことができない。
男湯は左側で、女湯は右側。
のれんをくぐって奥に進むと、脱衣場はとても広く、かつ置いてあるモノは最低限にとどめているのでとてもシンプルだ。
左右にロッカーが並び、奥の右側に洗面台がある。洗面台も有料のドライヤーが隅っこにあるだけ。
脱衣場には有線が流れていて、米米CLUBの浪漫飛行が流れていた。時折演歌が流れたり、選曲の基準がよく分からない。


出典:神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合ホームページ引用


浴室の扉を開けると、入った瞬間に感じたのは、生臭さだった。
え、なんで生臭いの??と思ったら、どうやらこの日は10月10日、つまり1010(銭湯の日)ということで、スペシャル湯と題して昆布が投入されていた。
正直、この臭いはキツい。
なぜお風呂に入って、わざわざ臭くならないといけないのだろうか…。
ちなみに投入された昆布は、ちかくの八景島からとれたものを使っていたようである。




浴室のレイアウトをざっとみると、手前の左にサウナがあり、右手前は立ちシャワーが一つだけある。
真ん中には島カラン。右の間仕切り壁のところにもカランが並び、サウナの裏手にも数は少ないがカランがある。
カランのシャワーはみんなちゃんと機能してて使いやすく、しかも綺麗。かなり清掃にはこだわってる印象だ。


浴槽は左側から奥にかけて並び、左手前が水風呂で、詰めれば2人ぐらい入れるスペース。余裕をもって入りたいなら1人がベストだろう。水温はマイルドで、おそらく20℃以上はあったと思う。


水風呂の奥から湯船になっていて、座湯が2つ。それと奥にむかってバイブラになっている。激しく泡立つもので、バイブラというか噴水に近い。
それから右に掛けて続き、最後の右端は薬湯である。
主浴槽の温度は、44℃ほど。薬湯は45℃ぐらいだった。


出典:神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合ホームページ引用


壁絵は、チップタイル絵で、どこかの山脈とゆるやかな渓流を描いている。
壁絵もとても綺麗で、建物はそんなに新しくないと思うのだが、この綺麗さには感心した。
そのためか入浴客は多く、けっこう混雑していた。とはいえ昨今のコロナ渦の影響か、黙浴はしっかり守っていてとても静かだった。
あとは地域柄なのか、刺青を入れた人が目立った。その全身に絵を描かれた方とすれ違うときは会釈されたり、ロッカーが隣になった人は「すみません」と気遣ってくれたり、ここは総じてお客さんのマナー意識が高いところだと感じた。


【評価チェック箇所】
▼アクセ
最寄り駅 伊勢佐木長者町
経路 南の高速道路沿い
周辺の環境 住宅

●空間演出
建物外観 マンション
壁画・眺望 山脈のチップタイル絵
統一感 あり
置物 なし
照明 普通

★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 広くてシンプル
シャワーの出 使いやすい
浴槽の種類 座湯、バイブラ、薬湯、水風呂
サウナ あり
温度 44~45℃
棚 あり
男女入れ替え なし

■サービス
接客 優しい対応
清潔さ 綺麗
貸しタオル あり(0円)
備え付け なし

◆人
受付 70代の女性
客層 高齢者ばかり


【案内】
住所
〒232-0033 
横浜市南区中村町2-117-7

電話
045-261-3867

営業時間
15:30〜23:00

定休日
8日・18日・28日

※神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合ホームページ転載

雲翠泉(東京・三河島)

2021-10-16 07:21:00 | 銭湯
#雲翠泉






JR常磐線
#三河島

▲JR常磐線の三河島駅。上野から乗り換えて、ふた駅目で到着する


▲地方の駅に来たような雰囲気




▲エレベーターもあるが


▲階段で降りる






▲改札口


▲抜けた先に地図があり


▲現在地が左下で、目的地は写真の真ん中あたりだ


▲最初は目の前の横断歩道を渡る


▲渡ったら右


▲左にマツモトキヨシがあるが


▲マツキヨを通り過ぎて


▲まいばすけっとの手前を左折する


▲まがったところ


▲そのまま道なりに進む










▲ここで立ち止まり


▲右折する




▲ここを左に曲がれば




▲雲翠湯がみえてくる




▲なかなかクラシックな佇まい


▲煙突も立派だ


▲ちなみに先ほどのまいばすけっとを手前に曲がって来たが、右にみえる茶色マンションのところまで歩いて


▲ときわ歯科のところを左に曲がれば、あとは真っ直ぐ行くだけで雲翠湯がある。こちらのほうが分かりやすいかもしれない


▲到着


▲中に入ると、ゆっポくんが出迎えてくれる


ここは受付が番台ということで、玄関から男女に分かれている。
左が女湯で、右が男湯。
下駄箱にサンダルを預けて扉を開けると、左が受付だ。
座るのは、60代ぐらいの女性。
すぐに「こんにちは」と挨拶をしてくれる。
「貸しタオルありますか?」と訊ねると、「どうぞ使ってください」とビニール袋から綺麗な貸しタオルを出してくれた。ここまでキッチリ管理してるところは珍しい。とても嬉しい気遣いだ。


脱衣場を見渡すと、めちゃくちゃ古い建物なのだが、すごく綺麗で驚いた。物が整理されているうえに徹底して清掃されていることが伺えた。
間仕切りには物販品が置いてあり、そこにはいくつかのぬいぐるみも置いてあった。おそらく店主の趣味なのだろう。
ロッカーの上には庭園をモチーフにしたジグソーパズルがいくつか飾ってある。
脱衣場は広くて、右奥にも続きのスペースがあり、そこの空間がまたレトロな建物の雰囲気とそこはかとない香りが漂っている。
ここは中庭が二カ所あって、脱衣場側と浴室の横にあるのだが、その庭もちゃんと手入れされていた。ただ、きっちりしすぎず、自然なところは自然に任せてる部分もあって、そのバランス感覚がすごく絶妙だと思った。
こんな感じで、入った瞬間から感心しっぱなしだった。


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲奥の空間


出典:東京銭湯ホームページ引用


一方で、残念ながら問題点もあった。服をロッカーに預けてロッカーの鍵を足首につけようとしたら、紐が短くて入らない。
手首にもはまらず、たまたま紐が短いロッカーに当たってしまったのかと思ったら、ほかのロッカーもみんな同じ短さだった。
仕方ないので、そのまま手にもって浴室の中へと入っていた。
浴室も当然ながら古い作りであるが、光輝くような美しさに驚く。相当根気強く磨き続けないとここまで綺麗に保てないだろう。
そんな感じで中を見渡してると、突如として先ほどの受付の女性が浴室の入り口まで駆け寄ってきて、「お兄さん!」と声を掛けられた。
なんか知らないけどやっちまったか?(一瞬、女側に間違って入ってしまったのかと焦った)と思ったら、そうではなくて入り口の横に備え付けがあったらしく、「シャンプーとか石鹸があるから使ってください」とわざわざ言いにきてくれた。
「ありがとうございます」とお礼を述べたが、室内の美しさだけでなく親切な心遣いも最高である。


ここは東京の銭湯では珍しく真ん中に楕円形の湯船が鎮座し、その左右の壁と奥側にカランが並ぶ。関西や東北地方の標準的なレイアウトだ。
シャワーは奥側のみで、どうしても古い銭湯のために当たり外れがあった。


出典:東京銭湯ホームページ引用


真ん中の湯船は、前後に分かれており、手前が広く、奥側が狭くなっている。
最初に手前の方に入ってみると、やはり老舗ということでかなり熱い。温度は45℃ぐらいだろうか。
その奥の狭い方は深浴槽で、こちらはさらに熱かった。温度でいうと46~47℃ぐらいか。
そして湯船はこれだけでなく、浴室の右端っこにもある。
こちらは2人ぐらいしか入れない狭い湯船で、薬湯仕様だ。せめてこれだけはぬるいお湯でありますようにと祈りながら足を入れると、期待を裏切る一番の熱さだった。
温度は48℃ぐらい。歯を食いしばりながら入っていると、みるみる太ももが赤くなってきて、さすがに十秒ほどで限界に達する。


壁絵は典型的な富士山であるが、たいへん素晴らしい絵だった。濃霧の中から山体が浮かぶように描かれ、麓の部分は目が覚めるような濃色の青。
手前の山や植物の描き方も丁寧に描かれ、タッチはきわめて繊細だ。
左下のサインをみると、平成20年8月8日山梨 早川と書かれてあった。その横にはお世辞にも綺麗とはいえない文字で、修復町田忍2020年2月と書かれてある。どうやらオリジナルを補正した絵だったようだ。どこまで町田忍さんが手を加えたのか分からないけれども、たしかに補修を選んだ理由は分かる気がする。それだけこの絵はいつまでも残しておきたいと思わせる鮮やかな絵だった。
オリジナルを描かれた早川利光さんは2009年に亡くなっているので、最晩年の作品だろう。


出典:東京銭湯ホームページ引用


入浴客は、最初に自分が入ったときは誰もおらず独占状態。しばらく経ってから三人の高齢者が同時に入ってきたが、とくに会話はなかったので知らない同士がたまたま入ってきたようだ。


今まで古い銭湯をいくつかみてきたけれども、雲翠泉の美しさは息を飲むほど。非常に惚れ込む銭湯だった。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 三河島
経路 南に進む
周辺の環境 住宅

●空間演出
建物外観 レトロ
壁画・眺望 富士山の壁絵
統一感 あり
置物 なし
照明 ふつう

★設備
休憩所 脱衣場
脱衣所 レトロ
シャワーの出 ふつう
浴槽の種類 真ん中な白湯
サウナ なし
温度 45~48℃
棚 なし
男女入れ替え なし

■サービス
接客 丁寧
清潔さ きれい
貸しタオル あり(0円)
備え付け あり

◆人
受付 60代の女性
客層 高齢者


【案内】

住所
〒116-0014
荒川区東日暮里3−16−4

電話番号
03-3801-4126

アクセス
常磐線「三河島」駅下車、徒歩5分

休日
水曜

営業時間
15:00−22:00

※東京銭湯ホームページ転載

葛の湯(横浜・踊場)

2021-10-12 06:35:00 | 銭湯 温泉
#葛の湯






横浜市営地下鉄
#踊場駅

▲横浜市営地下鉄の踊場駅。猫たちが踊っていた伝説から取られた名前だ


▲トラという名前のむすめ猫が手ぬぐいを家から持ち出したので追いかけてみたら、猫の集会所で踊っていたというお話
ちなみにうちの猫もメスのトラ猫で名前はトラ。つい最近知ったのだが、まるどら(全身トラ柄)でメスは珍しいらしく、生まれてくる確率は2万分の1らしい


▲しかも生まれつきのカギしっぽ

話を踊場に戻すと


▲壁がさりげなく猫の目だったり


▲マークが貼られている


▲外(出口1番横)にはこんなお供え物も


▲場所としては、横浜駅からだと15番目の場所にある






▲階段をのぼり




▲あがったところ


▲右をみると、高校の生徒が描いた作品が飾ってあった


▲なかなか上手だ


▲左手に改札口


▲近くの地図をみると、丁度右上あたりに葛の湯がある


▲ここから出発


▲出口3をめざす




▲階段をのぼり








▲外に出て右側を向いたところ


▲駅の裏側にまわる道があるので、この道をあがっていく




▲すぐに手前のアパートを目印に左折する


▲曲がったところ


▲突き当たりにきたら


▲右折する




▲そのまま真っ直ぐ行くだけ






▲ひたすら真っ直ぐ




▲ここらへんで渇の湯が目に入ってくるはずだ






▲右に駐車場で、左側は飲食店。一つの銭湯にこれだけ飲食店が並ぶのは珍しい。銭湯を中心に小規模な商店街を形成してるような様相


▲駐車場はすべて満車。人気を伺わせる




▲床屋まである




▲訪ねたときは緊急事態宣言中ということで、店を閉めていた


▲こちらも


▲ラーメン屋さんは開店している


▲地下に床屋さん


▲階段をのぼると


出典:神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合ホームページ引用


▲到着。写真におさめてないが、左に鳥かごがあって、鳥が数羽入っていた


▲中に入ったところ


▲さらに奥に入ると、右側に自販機がある。この手のメニューが多すぎて後ろに人が並ばれると焦ってしまう


▲ここは大型銭湯によくある飲食サービスもバッチリだ


▲奥には休憩所やマッサージチェアも完備




▲カラオケルームまである


▲そして受付と入り口


受付に立つのは、60代半ばか70代ぐらいの女性。チケットを差し出すと、下駄箱の鍵を出してくださいと言われ、ロッカーの鍵と交換する。
前回来たときは左側の和風風呂(美都波の湯)だったが、今回は右側の洋風風呂(アフロスの湯)だった。
アフロスの湯は偶数日が男湯で、奇数日が女湯になる。


出典:神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合ホームページ引用


のれんをくぐって抜けると、そこそこ広い脱衣場である。右側の壁沿いをロッカーが並び、左側には洗面台が2つ。ただし、スーパー銭湯のようなドライヤーが無料だったり、アメニティが充実してることはない。あるのは有料ドライヤーにティッシュのみ。このあたりは普通の銭湯料金だから仕方ないだろう。
ほかに扇風機は頭上にあってスイッチを押すと稼働するのだが、一定時間経過すると自動で停止する仕組みだ。


浴室の入り口を抜けると、やはりそれなりに広いが、スーパー銭湯と比べたら若干狭いかなと思う。
浴槽は左右に並び、まず右側にあるのがゲルマニウム鉱石湯。
鉱石はおそらく湧出口の下あたりに潜ませてあると思われる。5~6人は入れそうな広さで、浴槽の奥側が電気風呂。温度は41℃ほどと適温だ。
面白いのは効能に関する解説で、このゲルマニウム鉱石湯は20分入っていると、エアロビクス2時間分のダイエット効果があるという。そんなまさか!
逆ならまだ信憑性があるが、こういういかがわしいうたい文句は、古い銭湯ならではである。


出典:神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合ホームページ引用
▲奥が入り口。左が鉱石湯で、右側がジェットバス関連の湯船。手前がカランになる


左側に目を転じるとこちらは主浴槽と呼べるもので、ジェット関連が一通りそろっている湯船。真ん中には裸体女性の像が飾られてあり、最初の手前は浅浴槽で、寝湯が3つ並ぶ。
そこから右に進むと深浴槽になって、右手前がハイパージェット。左奥側に、ショルダージェットとボディジェットが並んでいる。
温度は43℃ほどで、この手の大型銭湯にしては意外と熱めだと感じた。
浴室の奥には真ん中の島カランを囲むように同心円にカランが並ぶユニークなレイアウトだ。
カランはスーパー銭湯のように椅子と桶がすでに用意されていて、シャワーはプッシュ式。ただし、勢いは低くて正直使いづらかった。
そのカランの右側に重厚な扉があり、地下のサウナへと続く大きな階段があった。


右側の二重扉を通ると、少し狭いながら外気浴のスペースがある。
浴槽は2つあって、手前が先ほどのゲルマニウム鉱石湯の裏側に位置する湯船。おそらくこちらもゲルマニウム鉱石湯だろう。
3人ぐらいが入れる程度のスペースではあるが、外気を浴びながら入るお湯は気持ちよかった。
その隣に3つほどのカランが並ぶ。
さらに一番奥がここの目玉というべき温泉である。とはいえかなり狭く、2人入ればちょうどいいぐらいのスペース。
泉質は純重曹泉。薄い茶褐色と黄色を混ぜたような色あいだった。
温度は41℃ぐらいか。
とくに匂いはなく、体感的にもそんなに温泉に浸かってる感じはしなかった。


こんな感じで、葛の湯はスーパー銭湯と一般的な銭湯の中間的な位置づけであるが、これが銭湯の料金で楽しめることを考えるとコスパは十分高い。


客層は、年齢層でいうと多彩で、とくに偏ってるところはなかった。駐車場も広くて駅からアクセスも決して悪くないので、そうした点も支持される理由の一つだろう。もう一つ特徴的なのは、刺青を入れた人が圧倒的に多いことだ。
刺青やタトゥーを入れた人はスーパー銭湯を利用できないので、その代替的な存在として重宝されているのかもしれない。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 踊場
経路 北東方面
周辺の環境 住宅

●空間演出
建物外観 ビル
壁画・眺望 なし
統一感 あり
置物 なし
照明 ふつう

★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 広め
シャワーの出 勢いが足りない
浴槽の種類 ゲルマニウム鉱石湯、寝湯、ハイパージェット、ショルダージェット、ボディジェット
サウナ あり
温度 41~43℃
棚 あり
男女入れ替え あり

■サービス
接客 ふつう
清潔さ きれい
貸しタオル あり(100円~)
備え付け なし

◆人
受付 60代の女性
客層 幅広い年齢層


【案内】

住所
〒245-0014 
横浜市泉区中田南5-1-16

電話
045-805-1010

営業時間
9:30〜25:00

定休日
第3木曜日(祭日の場合は営業)

※神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合ホームページ転載

マンデー豊洲の湯(東京・豊洲)

2021-10-09 07:42:00 | ホテル
#マンデー
豊洲の湯


・ホテルの大浴場
・新しくて綺麗
・入浴客が少ない




東京メトロ有楽町線
#豊洲駅

▲豊洲駅。こちらは有楽町線のほぼ終点に近い駅でオリンピックの拠点にもなったところだ




▲場所としてはこんな感じ


▲今回めざす場所は、6aをでる


▲エスカレーターでのぼり


▲ここは改札口がいくつかあるが、左にまわる




▲案内通りに進んで


▲改札口


▲案内が示すとおり右にまがる


▲階段をのぼって


▲今度はひだり


▲左に曲がったところ


▲地上がみえてくる


▲あとはまっすぐ行くだけ














▲東雲橋(しののべばし)をわたる


▲けっこう広い運河だ


▲橋をわたって




▲そのまま道なりに歩く




▲すると右手にマンデーがみえてくる




▲到着


入り口に入ると、ロビーの右側にフロントがある。
スタッフは何人もいたが、一番近くにいた右端の女性に声を掛けて「すみません。大浴場に入りたいのですが」と訊ねると、「最初に体調のアンケートに答えていただけますか?」と言われた。
用紙には、氏名、住所、連絡先、体調の有無、PCR検査を受けたか等々、多くの項目だ。最後に署名まで書いて提出。さすがホテルだけに徹底している。
書いたあとに、「タオルはお持ちですか?」と聞かれたので「ないです」と答えると、レンタルセットを勧められたので、そちらをかりることに。
レンタルセットは500円で、入浴料と同じ値段だ。ちょっと高めに感じたが、ホテルらしいサービス(ホスピタリティ)も含めて考えれば納得できる範疇だろう。公衆浴場の中では、最高ランクの接客対応だった。
銭湯のような距離感が近い対応もいいけど、ホテルの場合はそれとは別にプロとしての対応をしてくれる。
お金を支払うと、浴場に入る際は必要となるカードキーが渡される。帰りはフロントに返し、タオルは脱衣場にあったバスケットに入れて戻した。


▲エレベーターからロビーを眺める


▲エレベーター


▲2階に到着。右側が食堂


▲ひだりが大浴場への入り口


エレベーターに乗って2階に到着すると、すぐ左側に大浴場の扉がある。
touchと書いてあったのでカードキーをかざしてみたら開いた。
右側にコインランドリーの入り口。左の廊下を進むと手前(右)が男湯、奥(左)が女湯である。




ここの扉もカードキーをかざすと自動扉が開く。
中に入れば下足箱(学校にあるような棚になってるもの)が目の前にあり、ここで靴を脱いでくださいと注意書きがあった。
奥に進むと脱衣場が広がってるが、気持ちやや狭いかなと感じた。
右側には洗面台を兼ねた鏡台があり、アメニティとしては化粧水や使い切りのひげ剃り、シェービングジェルがある。残念ながら綿棒は見あたらなかった。


左側のスペースにはロッカーがなくて、カゴが並び、そのカゴに脱いだ服を入れてくださいと書いてある。なんとホテルなのに古い銭湯スタイルだ。
貴重品入れのロッカーはあるので、そこに財布やスマホなどを預けた。ただかなり小さいので、できれば貴重品は最低限にしたほうが無難だろう。


浴室の自動扉を開けると、最初に感じたのは無音の世界である。入浴客は自分ひとりだけでジェットバスのような音を立てる設備もないので、本当に静か
一般の銭湯だとなにかしら音が伝わってくるが、ホテルの場合は壁の防音性が高く、耳をすませても外部の音が聞こえてこない。照明は薄暗く、なんだかとても寂しい雰囲気だった。


出典:とよすとホームページ引用


室内のレイアウトはシンプルで、右手前にカランと、その右奥側が浴槽。左側は手前が立ちシャワーで、奥がカランだ。
全体的に統一感があり、シックでシンプルな作り。
意匠が感じられるのは、右壁のところに飾られた絵だろう。これは富士山に星座が描かれた壁絵になっていている。


出典:とよすとホームページ引用


カランは実際に使ってみると、自分のタイミングで止められるのでストレスを感じず。ただ勢いは微妙だった。
立ちシャワーもハンドシャワー仕様で、こちらは自然と止まる仕組みだが、勢いはやはり微妙。
カランにある備え付けはシャンプー、トリートメント、ボディソープの3つ。メーカーはPOLAで、おそらくホテル専用のアメニティだろう。


浴槽は大浴場と書いてあるとおり広め。ただし、スーパー銭湯と比較すると若干小さく感じる。
長方形の湯船で、バイブラとかジェットバスは一切なし。ホテルゆえにそこまでお金は掛けられなかったのかもしれない。
入ってみると思った以上にぬるく、41℃ぐらいか。あるいは40℃に近いように感じた。
ここのお湯は塩化物泉らしく、熱海の湯と命名されており、しばらくすると思った以上に体が温まってきたので気持ち良かった。長湯するにはもってこいだ。


客層は自分のほかに途中で中高年の男性が入ってきたが、カラスの行水よろしく10分もしないで出ていってしまったので、ほとんど独り占め状態。
一方でお湯からあがって廊下に出ると数人の客とすれ違ったので、夕方頃には客足が増えはじめるのかもしれない。
自分が訪れたのは15時だったから、ゆっくりしたいならこの時間をおすすめする。


はじめから最後まですごく綺麗で、浴室は無音に近い空間だったので、とても新鮮な体験だった。
湯船の設備はほぼないに等しかったけれども、心の落ち着く空間だった。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 豊洲
経路 新豊洲方面
周辺の環境 イオンやビル

●空間演出
建物外観 ホテル
壁画・眺望 富士山と星座
統一感 あり
置物 なし
照明 薄暗い

★設備
休憩所 廊下
脱衣所 やや狭いがとても綺麗
シャワーの出 ふつう
浴槽の種類 主浴槽
サウナ なし
温度 41℃
棚 なし
男女入れ替え なし

■サービス
接客 すごくいい
清潔さ きれい
貸しタオル あり(500円)
備え付け あり

◆人
受付 20代後半ぐらいの女性
客層 中高年


【案内】
■料金

大人:500円

小学生以下:250円

レンタルタオル:500円(バスタオル・フェイスタオル)

■利用時間
15:00〜22:00(最終入場)

※子連れで混浴可能なのは7歳まで

※とよすとホームページ転載

ゆーザ・中井(東京・中井)

2021-10-05 07:40:00 | 銭湯
#ゆーザ・中井

・真面目な対応
・手堅い設備
・綺麗な浴室




都営地下鉄大江戸線
#中井駅

▲都営地下鉄の中井駅


▲中井は新宿に近く、そのまま進むと練馬まで行くことができる




▲エスカレーターでのぼり




▲このエスカレーターがやたらと長い


▲そしてようやく改札口


▲地図で目的地をみると線路を渡り右折する(上に進む)


▲ちょうどこのあたり


▲改札口を抜けたら左に進む


▲またエスカレーターであがり


▲ようやく地上に出たところ


▲西武がある左側に進む




▲川をわたる


▲踏み切りがみえてきて


▲左に西武の中井駅




▲踏み切りを抜けると


▲突き当たりにセブンイレブンがある


▲右に進もう






▲するとお蕎麦屋さんがみえてくるが


▲その隣にゆーザがある


▲マンション銭湯だ




▲ちょっとユニークな名前


▲中を紹介した写真が貼ってある


▲露天風呂のあるほうが主浴槽


▲サウナなど


▲こちらが露天風呂




出典:東京銭湯ホームページ引用
▲到着


今回はちょうど開店前に到着したのだが、4、5人ほどがシャッター前に佇んでおり、しばらくするとシャッターの音が聞こえてきて客たちが雪崩のように入っていく。
しかもどこに隠れていたのか湧いてくるように人が集まってきて驚いた。
下足箱にサンダルを預けて中に入ると、右手にフロントがあり、この時は60代ぐらいの男性が受付をしていた。フロント近くでは50代ぐらいの女性が愛想を振りまきながら挨拶をしていた。
「貸しタオルありますか?」と訊ねると「フェイスタオルで大丈夫ですか?」と出してくれる。合計で520円(入浴料は値上がり前の470円のときだから、フェイスタオルは50円か)。


奥には小さなロビーがあり、左手にはこれまた小さな水槽と漫画本が所狭しと並んでいた。漫画はドラゴンボールだったり課長島耕作だったり古い時代の名作がそろっている。
全体的に綺麗ではあるが、色々なアイテムが取り囲むので少しばかり雑然とした雰囲気があった。


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲写真ではテーブルだが、ここに漫画本が並んでいた。途中で変えたのだろう


出典:東京銭湯ホームページ引用


偶数と奇数によって男女の入れ替えがあるらしく、男は偶数日だと露天風呂に入ることができる。今回は運良く偶数日だったので露天風呂に入ることができた。
右ののれんをくぐると、最近になって中普請したのかとても綺麗なところだ。
入って右側にロッカーが並び、小さな椅子が4つほど点在する。スペースの都合上仕方ないと思うが、お年寄りだと着替えるのが大変そうだった。
ロッカーが右側しかないので、どうしてもほかの客と密着して服を脱ぐことになり、このへんも不満な点だった。
脱衣場の左側に浴室の入り口があり、その左手に鏡台。シンプルな作りで、右側に小さな洗面台がある。


浴室扉を開けると、ここは少々変わった構造をしている。スペースは横長ですぐ目の前にカランがあるのだが、右手前側にもカランが縦に並び、その間に立ちシャワーが一つだけある。
シャワーは勢いがあり、見た目も綺麗で使いやすい。
備え付けもあったが、これに関しては実験的に置いてあると入り口の紙に書いてあった。経営者の気分次第で撤去されることもあるだろう。


浴槽は入り口から見て奥の右側。
広い湯船で、ほとんどジェット関連の設備を用意してある。
奥にミクロンバイブラで、その頭上近くには湧出口が滝のように流れていた。
左端はハイパージェットとボディジェット、それにセブンジェットがある。セブンジェットってなんだ?と思いつつ体感してみると、おそらく7つのジェットが噴出しているからだろう(6つしか見つけられなかったけれども)。
温度は43℃ぐらいとめちゃくちゃ熱いわけじゃないが、最初に入ったときは少しキツいと感じた。


出典:東京銭湯ホームページ引用
 
主浴槽の奥には階段があって、その階段の内壁にテレビが埋め込まれている。なので、主浴槽に入りながらテレビをみることができる。
その階段をのぼるとサウナがあった。隣には水風呂があり、3人が入れるぐらいの広さ。水温は20℃ぐらいだったので、予想したよりもぬるいと感じた。


最後は露天風呂で、右側のカラン奥にある。扉を開けると露天風呂というか実質室内なので、半露天である。
浴槽はとても小さくて、せいぜい2人が入れるぐらい。しかも足があまり伸ばせないので窮屈だった。この日はドクダミ草の薬湯と表示してあった。


出典:東京銭湯ホームページ引用


こんな感じで細かい不満をいくつか述べてしまったが、設備は一通り揃ってて全体的に使いやすい銭湯だった。
客層は高齢者がメインながら中年も数人おり、親子連れも見かけた。


中井はかなり銭湯が多い地域で競争が激しいためか接客から設備までしっかりしたところが多く、特にここは万人が楽しめる銭湯ではないかと感じた。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 中井
経路 線路沿いを北に歩く
周辺の環境 住宅

●空間演出
建物外観 マンション
壁画・眺望 テレビ
統一感 あり
置物 水槽
照明 ふつう

★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 きれい
シャワーの出 
浴槽の種類 ジェットバス、バイブラ、ハイパージェット、セブンジェット、露天風呂
水風呂 あり
サウナ あり
温度 41~43℃
棚 あり
男女入れ替え あり

■サービス
接客 真面目
清潔さ きれい
貸しタオル あり(50円)
備え付け あり

◆人
受付 60代の男性
客層 高齢者がほとんど

【案内】

住所
〒161-0032
新宿区中落合1−13−8

電話番号
03-3951-1289

アクセス
西武新宿線「中井」駅下車、徒歩3分

休日
木曜

営業時間
15:00−25:00

※東京銭湯ホームページ転載